伊東 彰仁 先生からの回答
何よりも、これ以上悪化してゆくほうが危険です。おそらく全身的に、抗真菌剤の投与を行っているので、その影響も考えなければならないのでしょう。かかりつけの先生は、十分な検査と診る目があるかただと察することができます。アスペルギルス性の肺炎で、胸部の菌球の懸念までしている方なので、その先生に聞くほうがいいと思います。
確かにリスクはありますし、危険も伴いますが、ジリ貧で悪化してしまう可能性が高いと思います。
かなり的確な判断をしているようなので、よく主治医の先生と話し合われたほうがいいと思います。
2006/06/02 16:53 参考になった! 0
投稿者 アレックスママ さん からの返答
伊東先生早速の回答ありがとうございます。
やはり菌球が残っているということは悪化してしまう可能性が高いということなのですね。
今は症状が落ち着いていますが、切除も視野に入れた話も先生に詳しく聞いてみることにします。
ありがとうございました。
2006/06/09 04:53
アスペルギルス症について
初めて質問させていただきます。
皆様のご意見をお聞かせいただきたいと思います。
我が家の犬は冬に日に何度か咳が出ていて抗生物質などを服用していましたが止まらす、3ヶ月前に喀血を2度おこし、精密検査の結果アスペルギルス症と診断され現在治療中です。
よくある鼻腔内アスペルギルスではなく肺の中で球状に塊が出来るタイプのものです。
現在抗真菌薬(イトリゾール)を服用しており、喀血はもちろん咳もずっと止まっていますが、抗真菌薬は肝臓への副作用があることから続けての服用が出来ないようで2ヶ月間服用していた薬を今月で一度薬をストップすることになっています。
今後、再び喀血するようなことがあれば肺を切除したほうがいいといわれているのですが、犬が肺を切除した場合、その後どの程度の運動が出来るまでに回復するのでしょうか?
我が家の犬は運動量を必要とするボーダーコリーです。
できれば切らずに完治して欲しいと思っていますが、患部を切除すれば完治することは分かっているので、肺を切除する見極めが難しいと思っています。
現在は症状が落ち着いていることから切除は考えていないのですが、先生方のご意見はいかがでしょうか?
またCT検査を受けているのでそのたびに麻酔をかけなくてはいけません。今後の経過を見るうえで定期的なCT検査が必要になるかもしれないとも言われているのですが、麻酔を何度もかけられることへの悪意影響はないのでしょうか?
自分でもいろいろ調べてはいるのですが犬における肺アスペルギルスの症例がほとんどなく、肺を切除したという症例もなかなか見つけることができないのでご相談させていただきました。
長文になりましたが、何でも結構ですのでアドバイスのほどよろしくお願いいたします。