遠藤 薫 先生からの回答
こんばんは。
このコーナーでもよくある質問ですが、加齢によって麻酔が危険であるということはほとんどありません。若くても歳を取っていても、今の麻酔技術では差はありません。ただし、肝機能、心肺機能、腎機能など麻酔や手術に耐えうるかを調べる必要があります。肝機能が落ちているようですが、治療が可能で値が下がれば手術は可能です。このまま局所の出血を放っておくことはあまりいいこととは思えません。主治医の先生とよく相談してください。
2006/09/01 21:23 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
遠藤先生、早速のご回答心から感謝致します。
なるほど、今では麻酔の危険性はほとんどないのですね。
先生の貴重なアドバイスを参考に相談してみたいと思います。ありがとうございました。
2006/09/08 09:23
腫瘍の切除について。
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思い質問させて頂きました。
12歳のビーグル♀です。
4、5ヶ月前に左手の肘(内側)に腫瘍と思われるものができ、だんだんと大きくなったので(当時1cm程)、近所の獣医さんに診て頂きました。
獣医さんで局所に針を刺して細胞診のセンターへ検査に出し、その結果は良性であるとの診断を頂きました。
しかし、今では、すぐにでも張り裂けんばかりのサクランボほどの大きさに腫れてきてしまい、グジュグジュと出血もあるため、ばい菌が入らないかと心配でなりません。
獣医さんは「高齢でもあるし、血液検査の結果で肝臓の数値が高かったこともあるし、手術はしない方が良いのでは?」との判断をされました。
「それに、本人も気にしていないようなので、麻酔等のリスクを犯してまで切除するに値しないのではないですか?」とのお話も頂きました。
確かに、獣医さんのおっしゃることも十分理解できるのですが、このまま一生、グジュグジュと出血している状態が続くのかと思うと、非常にいたたまれない気持ちになります。
出来ることなら、手術してしまいたいと思うのですが、年齢を考えると…と言う気持ちもあり、判断しかねています。
どうぞ先生方のアドバイスを頂けましたら幸いです。