伊東 彰仁 先生からの回答
当院でも、ストラバイド結石と食餌性アレルギーを併発している仔は多く、悩みの種です。
検査で適当な餌を選択していますし、尿酸性化剤で、尿pHを下げることに努めています。
それでもだめな場合は、オリジナルフードを作成しています。
まず緊急性がありそうな、尿石症による膀胱炎の治療を手がけます。
2006/11/24 16:31 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しい中ご回答ありがとうございました。
お医者さまから見ても悩みの種なのですね。
まずは結石の治療を先手にしてみます。
2006/12/01 04:31
今道 昭一 先生からの回答
皮膚トラブルと、泌尿器トラブルを併発しているワンちゃんは時折見かけます。
これまでに私が実施した治療では、1つの処方食ではなく複数の処方食を混ぜて与えるというのが効果的でした。
アレルゲンを含まず、しかも尿酸化作用の強いフードとアレルゲンを含まない栄養バランスのとれたフードの組み合わせをよく使います。
この場合、食物アレルゲンの特定は非常に重要です。
除去食試験や食事の負荷試験で鶏肉や牛肉が確実に皮膚症状を悪化させているのかどうかを確定しておきましょう。
あるいは、これまでに食べたフードの原材料と皮膚症状を照らし合わせることもアレルゲンの確認に役立ちます。
そして、アレルゲンとなる食材が確定されれば、あとは数ある泌尿器疾患のための処方食からアレルゲンを含まないフードを選ぶとよいと思います。
1つのフードだけでは尿pHがうまくコントロールされないときもあります。
このときは尿酸化作用の強いフードを混合したり、尿酸化剤を併用するのも1つの方法です。
注意点として、栄養バランスが崩れる組み合わせもありますので、必ず獣医師に相談しながら試して下さい。
最適な方法を見つけるには時間がかかります。
あるいは、一方の問題が解決されれば、他方が現れるということもあります。
でも、絶対に諦めずにいれば、最も優れた方法が見つかるはずです。
2006/11/24 16:55 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
お忙しい中ご回答ありがとうございました。
眠れないほど悩んでいたので、色々とアドバイスをいただけてとても嬉しいです。
先生にいただいたアドバイスを参考に、色々と試してみたいと思います。
症状が良くなるまで、絶対に諦めません。
2006/12/01 04:55
結石・アレルギーのフードについて
チワワ♂2歳去勢済みです。
生まれつき、皮膚トラブルと泌尿器トラブルがあります。
皮膚は、鶏・牛アレルギーで現在は脂漏症の治療中です。
泌尿器は、生まれた時から尿が濃く、アルカリ性と酸性を繰り返しています。
そして膀胱炎も数回なり、現在も膀胱炎・ストラバイトで治療中です。
(ストラバイトなのですがpHは6.5で正常値と言われました)
pH処方食は鶏が多いので与えるのは止めた方が良いと言われ、
かと言ってアレルギー食だとリンやマグネシウムが多いので
泌尿器系は治らないと言われ、医師に突き放されてしまいました。
最近、トイレに向かう途中に間に合わずにおしっこが出てしまったりして
とてもかわいそうでどうしたら良いか分からずに悩んでいます。
なにを食べさせたらいいか分かりません。
何を食べさせたら良いでしょうか。