井上 平太 先生からの回答
フィラリアの子虫は一度蚊に吸われて蚊の中で一度脱皮いたしませんと他の犬に感染する能力を得る事が出来ません。蚊から感染したフィラリアは6から7ヶ月で心臓の中で成虫になります。母親から胎盤感染したフィラリアの子虫が子犬の体の中で成虫になる事はございません。
結論から申しますと2006年の10月26日に生まれた子犬の心臓の中にフィラリアがいる確立は限りなくゼロに等しいと思います。ホテルの従業員の方のお話はあまり気にしないで、親切な犬好きな方なんだなあと思っておいて下さい。
寝ているときにピクピクと動いたり泳ぐような足の動作をするのはレム睡眠(夢を見ている)だと思いますので、あまり心配しないで良いと思います。
咳に関してはご心配であれば先天性の心疾患が無いかどうか検査を受ける方法もございます。残念ながら、診察していない私が必要であるとも無いとも言えません。
お大事にしてください。
2007/03/29 01:13 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
井上先生、お忙しい中お返事をいただきまして本当にありがとうございます。以前実家で飼っていた犬をフィラリアで亡くしてことがあり、予防を怠らないようにしようと思っていたので、胎盤感染なんてものがあるなどと知り、心配でたまらなくなっていましたが、先生のお話をきき安心することができました。心疾患のことは、定期検査を受けながら様子をみていくことにします。
本当にありがとうございました。
2007/04/05 01:13
ケイレン、咳、不整脈は心配ないのですか?
はじめまして。アドバイスをいただきたく質問させていただきました。
トイプードル5ヶ月です。(2006,10,25生まれ)体重2.3キロです。
食事にはドライフードにヤギミルクを少々ふりかけ、お湯でしめらせて一日に2~3回与えています。固形のままですと、おなかがすかない限り食べませんが、気に入った味だと与えると与えただけ食べてしまい吐くこともあます。
便はこげ茶で硬く、たまにやわらかい便がでることもあります。
体力はあり、散歩のときはリードを強くひくほどです。
とても元気にみえるのですが、寝ているときに脈うつリズムが急に速くなることがあります。またケイレン?のように足がピクピクと、まるで走っているように動きます。
起こすと呼吸もケイレンも戻るのですが、心臓か肺に先天性の病気があるのではないかと心配になり、生後約3ヶ月のときに病院でみていただきました。聴診での診察でしたが心臓に雑音は聞こえないとの診断結果で問題ないとのことでした。先生は「メンタル的なことで夢でも見ているのかもしれない。」と・・・。また、「もし心臓に穴があったとしても成長と共に穴が大きくならない限り診断できないので、あまり心配せず、その後様子をみるように。」と・・・。
4~5ヶ月になり、性格もヤンチャで家の中を走り回ったりするようになったのですが、走り回ったあとにケホッ、ケホッ・・・とカラ咳をするようになりました。先週もう一度同じ病院で診察していただいたところ、雑音はないが今度は少し不整脈があると診断されました。今後咳の回数が増えるようならまた来るようにと言われ、不整脈は、人間でもよくあることだから、それほど心配することではないとの先生の言葉に安心していたのですが、週末にペット同伴で旅行にでたところ、宿泊先のホテルの従業員の方から、うちの子の咳の状態をみて、「お母さんからフィラリアをもらってないですか?夏に生まれた子は母親からフィラリアをもらっている可能性がありますよ」と血液検査をするようにアドバイスを受けました。
すぐにでも血液検査をうけようと思い、フィラリアの血液検査について調べたのですが、半年を越えないと陽性でも反応がでない可能性があると知りました。まだ生後5ヶ月なので検査をしても意味がないのでしょうか?
他の病気の可能性も考えられるのでしょうか?
ケイレンや咳や不整脈は仔犬には、よくあることなのでしょうか・・・・?
少しでもアドバイスをいただきたく思っております。
お忙しいとは思いますが、どうかよろしくお願いいたします。