是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、みつばし8さん
われわれ臨床に携わっているものがいつも考えるのが、「この腫瘍が悪性である可能性が5%程度だとして、それでも即時の腫瘍の切除が必要なのか、否か」という事です。
可能性が0.1%でもあれば切除する。そう決めていれば判断には悩まずに済みます。しかし実際には手術や麻酔が及ぼす犬の身体への影響、そして飼主さんの金銭的な負担、それらを考えながら、個々のケースごとの最良なプランを飼主さんと考えていく事になります。
実は獣医師の立場として「様子をみてみましょう」と告げるのは、「手術をしましょう」という以上に勇気のいる決断なのです。そこには手術をして取り去ってしまうメリット以上に、この診断が手遅れにならないだろうという判断に責任が発生するからです。
みつばし8さんが、くんちゃんの早期の手術を望まれているのであればその旨を診察された獣医師に告げるといいと思います。おそらく獣医師もみつばし8さんの意向を聞けばそれに従って診療方針を決めていく事が出来ると思います。
腫瘍が乳がんであるかどうか、その判断は我々は出来ません。現段階では診察した獣医師も出来ないでしょう。摘出した組織を病理検査に出してはじめて、悪性度が判定出来ます。
いろいろと述べましたが、まずはみつばし8さんの意向を獣医師に伝えてみてください。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2007/06/06 09:52 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
有難うございます。早々調べていたたき、その結果今後の事を、医師と相談して決めていきたいと思います。家族同様の子なので、出来る限りな事をしていきたいと思います。アドバイス有難うございました。
2007/06/13 09:52
和泉谷 研 先生からの回答
ワンちゃんの乳腺腫瘍は悪性、良性が50%です。実際すぐに切除したほうがよいかは病理検査をしないとわかりません。
ただ手術するためには全身麻酔をかけることになります。全身麻酔は100%安全というわけではありませんので、麻酔のリスクがあるということです。
そこを理解した上で飼い主様が手術をしたいと希望されればよいのではないでしょうか。もう一度しっかり主治医と相談なさってください。
2007/06/06 19:54 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
有難うございます。早々調べていただき、その結果医師と相談して今後の事を、決めて行きたいと思います。アドバイス有難うございます。
2007/06/13 07:54
乳腺腫瘍について
はじめまして、8歳のシーズー女の子に乳線の近くに0.5cm位の腫瘍が数個あります。先日病院に行きました所様子観察と、なりましたが、心配です。早く手術した方がいいのではないかと思い、乳がんだと大きくなるとかわいそうです。アドバイスお願いいたします。