橋本 祥男 先生からの回答
ご心配なのは判ります。
とても、状況の表現も詳しくて、大体の状況は理解できます。
しかし、なぜ、そうなったのかは全くわかりません。
それは診察をしていないからです。
「ああ、それはこういう病気だね」って想像が付く程度の、
シンプルな状況では無いという事です。
体重が大きくなって筋力を超えているのでしょうか
血行がわるいのでしょうか
テーピングの不具合でしょうか
出来る事が有るでしょうか
レントゲンが必要でしょうか
何を調べれば良いでしょうか
全ては診てみて、初めて判断できるものです。
ご質問に回答が無かったのは、
どの先生も、起きている事は判っても、
その原因を想像できないからだと思います。
病院で診てもらって下さい。
その先生の説明や診察に納得がいかないなら、
別の先生にも診てもらって下さい。
ネットの文面からだけで判断できるほど、
シンプルな問題ではないと思います。
もっともっと獣医師が五感を使って
情報を感じ取る必要が有ると思います。
2008/02/07 20:20 参考になった! 0
投稿者 osaosa5555 さん からの返答
早速のお返事ありがとうございました。もちろん、ネットで相談したことが全てだと思っているわけではありません。診察していないのだから正しい判断を下せないかも知れないことは百も承知の上での質問でした。ただ、どのような可能性があるのか?どういった検査が必要か?という事は、ある程度飼い主が予備知識を持って病院にいかないと、あまり詳しく調べてもらえず「様子をみましょう」で終わってしまう事が多いように今までの経験から感じていて、ご質問させて頂きました。獣医のお立場から、この検査は重要とか、例えばテーピングの不具合は可能性的に少ないとか、その様なアドバイスが頂ければ…と思ったのです。ただ、先生の仰る事も良く分かります。お忙しい所すぐにお返事頂き、本当にありがとうございました。良い獣医さんに巡りあえることを期待して新たな病院に連れて行こうと思います。ありがとうございました。
2008/02/14 08:20
是松 壮一郎 先生からの回答
こんにちは、osaosa5555さん。
半年ほど前のパルボウイルス感染症の後低体温もしくは低血糖のショックによる全身虚脱を起こしたあとに、後遺症としての後躯麻痺が残ってしまったようですね。
そのような場合、考えられる原因をいくつかに分類していく事になります。すなわち、脳に機能障害が起きてしまった場合、脳から脊髄を伝っていく神経に異常が起きている場合、血栓などで筋肉へ栄養を補給する太い血管などが詰まってしまったり細くなっている場合、関節に異常が起きた場合等です。そして、これらの障害が複数起きている事も考えられます。
ご質問を読ませていただいた限りで、関節の異常の可能性は低いだろうなと想像出来るので、おそらくテーピングの影響は少ないと思います。また、当初の麻痺が前足にも起きていたのか?、感覚神経(足先をつまんだ時などに反応はあるかなど)の異常はあったのか?などによっても、ある程度異常の起きている場所の推察が出来、それに伴って検査のオーダーも変わってきます。
ここ半年ほどをかけて少しずつ麻痺が回復してきて、代償機能が働いているようですので、脳の機能障害であった可能性も高いのですが、最近になってまたよろけるようになってきたという事ですので血管等の異常も併発しているのかもしれませんね。
寒さのために普段より血管が細くなるため、血行異常もひどくなります。
また、麻痺が長く続くと、関節なども動きが制限されますので、固まってくるという事はあります。普段から、ゆっくりでいいので麻痺している脚などをゆっくり曲げ伸ばししてあげる事は大事な事です。また、その際に関節から音がする、ひどく曲げにくい等の異常があればレントゲン等による検査もしてもらうといいかもしれません。
逆にそれらの動きに異常が無いのであれば、あまりレントゲンには意味が無くなるかもしれませんね。
そばで見ている飼主さんの観察力というのは獣医師にとって大きな助けとなりますので、今回の様に「あれ?いままでと少し麻痺が進んでいるような気がする」と思われた際はどうぞ獣医師に相談してみてくださいね。
参考になれば幸いです
どうぞお大事になさってください
2008/02/08 10:02 参考になった! 0
投稿者 osaosa5555 さん からの返答
是松先生、本当に、本当に参考になるご助言を頂きましてありがとうございます。
確かに他の猫と比べて肉球が冷たい気がします。ストレッチ等してみます。当初前足にも麻痺があったか、感覚神経の異常の有無などを病院では説明する必要があることも大変勉強になりました。当初は右半身の麻痺状態で、前足も力が殆ど入らず、後ろ足は伸びてい引きずっている状態でした。ただ、3日後位から少しずつ回復して言った様な感じです。私の様な素人は、獣医さんに何を伝えたら良いのか、必要な情報が判断できません。なので、すごく助かりました。本当にありがとうございました。
2008/02/15 10:02
右半身に若干麻痺があります。
お願いします。一度同じ件で質問させて頂いているのですが、アドバイス頂けなかったので、再度投稿させて頂きました。お忙しいとは思いますが、是非アドバイス頂けたらと思います。
7ヶ月前に保護した雑種猫なのですが、保護して(たぶん生後2ヶ月位)すぐにパルボウイルスを発症しました。数日入院し、インターフェロン、輸血などで回復し、えさも食べれる様になったということで退院しました。退院した日に6時間ぐらい誰も家にいない状態になるが大丈夫かと質問した所「先ほど1回嘔吐したが、点滴した後にえさを食べたので、それで嘔吐しただけなので、心配しなくても大丈夫」との事で連れて帰りました。帰宅後体温が低いような気がしましたが、気のせいかと思い外出しました。
帰宅すると、既に心停止で完全に死んでいる様な状態でした。脱糞していました。人工呼吸と心臓マッサージでなんとか呼吸が回復したので、病院に連れて行きました。低血糖による発作だろうとのことでした。次の日の朝多少動けるようになりましたが、完全に右半身が麻痺していて、まともに歩けない状態でしたが、自力で排泄はできました。ただ、支えていないと排泄する為の姿勢を保てない状態でした。心停止後の治療として点滴を行っていたのですが、前足は血管が細すぎるということで右の後ろ肢に点滴用の針を入れ、動かさないようにかなりの広範囲にあたってテーピングしている状態が5日ほど続きました。その間、低体温に陥っていたので、常時保温している状態でした。その後麻痺も順調に回復し、日常生活にはまったく問題ありませんが、右の後ろ肢の麻痺が一番酷い様です。高い所から飛び降りると踏ん張りが利かず必ず後ろ肢が「ぐにぁ」となります。
最近この右の後ろ肢の状態が酷くなって来た様に感じます。水を飲む時なども体勢を保っていられず左に力を入れて体を傾けている状態です。若干ですがまっすぐ歩けず常時「ヨタ、ヨタ」となっている感じです。左の耳の後ろを左の後ろ足で掻く時も右の後ろ足の踏ん張りが利かず、必ずよろけます。
*体の状態がうまく表現できずに申し訳ありません
これは、体が以前より大きくなってきて、自分の体重を支えきれない状態なのか、寒いので、血行不良などなのか、はたまた心停止後点滴をする為のテーピングで肢の筋がおかしくなって、そのまま固まってしまったのか、もしかするとどんどん麻痺は進行するのか?等いろいろ考えてしまっています。
このような状態だと病院に連れて行っても今更できることはないでしょうか?それとも筋や骨がおかしくなっている可能性ありという事でレントゲンなど撮ってもらったほうが良いでしょうか?今後この猫の為に何かできることはありますか?もし病院に連れて行ったほうが良い場合、何を調べて欲しいと伝えたら良いのでしょうか?是非アドバイスお願いします。