だいじょうぶ?マイペット

ニキビダニの再再発を防ぎたいのですが・・

質問カテゴリ:
皮膚の異常

対象ペット:
/ パグ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
東京都 / biwamamaさん (この方の過去の質問 8件)

 
2008/02/22 14:27

ニキビダニが再発しました。
初罹患時と同じ病院で同じ治療(週一回イベルメクチン注射)をうけ、今8回目です。
ダニは最初から少なく、2回目検査時には0になりましたが、
1-2匹、0を繰り返してます。8回目のときは死骸が1匹でした。今脱毛部には毛がはえ、ほとんどめだたなくなってます。

最初のときは、死骸1匹のときに注射したのを最後に(10回目)、
1ヶ月経過をみて(注射なし)、治療は終了となりました。
その一ヶ月後(最後の注射から2ヵ月後)に脱毛がみられ、2回検査を
して、再発が認めれました。

なので、今回はダニが0匹になっても、注射をうちましょうといわれました。
あと一ヶ月といわれましたので、計12-3回になると思います。
そんなに毎週、強い薬をうって、副作用を心配しましたが、副作用のない範囲の量です、
とのことでした。

インターネットで治療日記を公開されている方などの情報では、経過がよくなったら、
注射の間隔が2週に一度や一ヶ月に一度になっている場合が多いようです。
卵には注射はきかないという情報もありました。

このようにダニがほとんどみられなくなった時点で、どのような治療を行えば再発をふせいで
いけるのでしょうか。
心配な点は、
#「毎週」の注射で体の負担はないのか。
#何か肝臓の薬など、併用したほうが良い薬があるのか。
#最初のときも注射を始めて1ヶ月くらいたったとき、お腹とお尻の皮膚が
黒ずんできたが、今回も黒ずんできた。(一時期うすくなっていたのに)
何か治療と関係あるのか。
#治療を終了するタイミングと、再発を防ぐためのケア
など、アドバイスいただきたいのです。

それぞれの病院や患者の状態で、違う選択があるのは分かっているのですが、できるだけいろいろなご意見を伺って、最善をつくしたいので、宜しくお願い致します。

 確かにニキビダニは再発すると言われています。
ニキビダニが完治しない理由にはいくつかありますが、栄養不良、他疾患の罹患、免疫異常などがあります。また、お薬の種類はいくつかあり、その使用法と効果も考えておく必要があります。では、1つ1つご質問にお答えします。

「「毎週」の注射で体の負担はないのか。」

 イベルメクチンの副作用はないとは言えません。ですから、治療の必要性と副作用を考えながら治療を進めましょう。放置しておくと悪化するようであれば治療は必要かもしれません。

「何か肝臓の薬など、併用したほうが良い薬があるのか。」

 私はほとんどのケースで肝臓のお薬を併用することはありません。お薬の必要性をはっきりさせたいときは、身体検査、血液検査などを実施してみるのもよいでしょう。

「最初のときも注射を始めて1ヶ月くらいたったとき、お腹とお尻の皮膚が黒ずんできたが、今回も黒ずんできた。(一時期うすくなっていたのに)何か治療と関係あるのか。」

 治療との関連よりも、皮膚炎を起こしていないかどうかを疑います。アカラスが悪化すると皮膚炎を起こします。典型的には薄黒あるいは青みかかった黒で色素沈着することはしばしばあります。この点はいかがでしょうか?


「治療を終了するタイミングと、再発を防ぐためのケア」
 私は使用している薬剤が異なるので、1つの参考にとどめてくださいね。
ちなみに、私は皮膚をこすって行うスクラッチ検査で連続3-4回アカラスがいなくなって、さらに2回注射して終了しています。過剰な治療という意見もあります。しかし、私の病院では再発は絶対に許されません。
ここまで実施しているせいかどうかはわかりませんが、完治の難しい合併症がない限り、維持療法をしなくても再発することは非常に稀となっています。
 ただ、高齢のワンちゃんで発症したアカラス、あるいは幼犬であっても成長が著しく遅れているワンちゃんではアカラスをゼロにすることが困難なケースがあります。
このように他の疾患の存在が、アカラスの治療効果を左右します。
しかし、幼犬で他に病気がないときは比較的なおりやすく、しかも、体に数ヶ所のみ脱毛しているだけのときは自然に治ることもあります。

投稿者 biwamama さん からの返答

こんなに詳しく、こんなに早くご回答いただけてとてもうれしかったです。
先がみえず、またこんなにやっても再発するのかも、と治療に
前向きになれずにいたので、皮膚の専門の先生にアドバイスいただけて、
気力がわいてきました!ありがとうございます。

たしかに、注射をやめて再発したのですから、体に負担があっても、注射は
必要ですね。

肝臓も、薬物をとりすぎると肝臓に良くないと思いましたが、肝臓の数値を今すぐ
調べるべきか?というほどでもないかもしれません。
健康診断や避妊など、機会があれば調べてもらいます。

皮膚の色素沈着の色はまさに先生がおっしゃるとおりの色です。
皮膚炎ですか。最初の治療中に主治医の先生にも相談しましたが、
炎症はおきてないとのことでした。いまでも、不思議です。
色がどんどん濃くなっていったからです。そしてまたうすくなり、また濃くなった。
色以外は、皮膚状態は普通といっては変ですが、つるっとした肌ではあります。
別途治療の必要があるのか、もう一度相談してみます。

今回再発してしまったのは、注射をやめるタイミングがはやすぎたのかもしれません。
今道先生の治療基準はとてもはっきりしていて、実績の説明もあり、納得ができます。
主治医の説明では3月いっぱい注射をしましょう、とのことでしたが、3月中にダニがみつ
かれば、また延長の相談もしてみます。

体が小さめで体毛もうすく、少し成長の遅い子でしたので、治りが悪かったのかもしれません。
ただ、とても元気なので、今回はしっかり完治するまでがんばりたいと思います。
本当にありがとうございました。

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