だいじょうぶ?マイペット

血小板減少症

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ キャバリア / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
京都府 / maricha_nさん (この方の過去の質問 7件)

 
2011/02/08 11:32

愛犬プリン(女の子、避妊済み)のことで相談させて頂きます。
2月2日頃、おなかに小さな赤い斑点をみつけました。最初はそれだけなので、少し様子をみようと思ったのですが、次の日、下痢もしたので、診てもらいに行き、赤い斑点が湿疹などではなく紫斑のようだったので、血液検査をしてもらいました。検査の結果、血小板がゼロで、顕微鏡で見ても見当たらないということで、血小板減少症と診断されました。血小板以外の数値は異常ありませんでした。その日からステロイドと、下痢をしているので整腸剤を飲ませました。その時点では、便は明らかな血便ではありませんでした。それから2日後に再度血液検査をしてもらいましたが、血小板はゼロのままで、下痢も続いていて、タール便のような感じになってきました。ステロイドを増量してもらい、免疫抑制剤もはじめました。胃腸の薬もかえてもらいました。それから2日後の昨日、血液検査をしてもらいましたが、やはり血小板はゼロのままで、タール便が続いているため貧血も進んできて、Htは31%でした。レントゲン検査もしてもらいましたが、肺やお腹に水や血液がたまっていることもなく、他の臓器にも異常はみられませんでした。それで、ステロイドの量をもう1段階増やし、この子に使える量の最大量だといわれました。その後、今朝も一回タール便が出ています。プリン自身は、寝ていることが多いですが、食欲はあり、病院からもらっている缶詰のプリスクリプションダイエットi/dを少しずつ食べています。先生はステロイドを開始して一週間以内に反応してこないようなら、他の方法も考えないといけないということで、次に考えるのは抗がん剤の投与だと言われました。このまま貧血も進んできたら輸血も必要だとも言われました。
このままステロイドに反応しなければ、抗がん剤を投与してもらって、血小板が増えてくるのがどの程度期待できるものなんでしょうか?抗がん剤治療というと、人間でもかなりの苦痛を伴いますが、犬の場合も苦痛は大きいのでしょうか?このまま症状が進行していくのをみているのはつらいですが、苦しそうにしているのをみるのもかわいそうで、どうしたらいいのかわかりません。何か他にいい治療法はないのでしょうか?
動物病院の先生はとても信頼できる先生で、今回のことも一生懸命やって頂いています。先生と相談しつつ最善の治療が受けられるようにして行こうと思っているのですが、よくなる兆しが見られないので不安で、ここに相談させて頂きました。お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。

こんにちは、非常に生命に関わる病気ですので、積極的な治療が必要です。今回の血小板減少症の主な原因には中毒による骨髄抑制か免疫が関係しての血小板の破壊が考えられるでしょう。担当の先生が考えられているのはおそらく免疫介在性血小板減少症でしょう。そうであれば先生の治療方針は間違っていません。ステロイドに反応しなければさらに強力に作用させるものを使っていかなければ死んでしまうからです。それにも反応しなければさらに他の薬を使うこともあります。とにかくできるだけ早く血小板の破壊にブレーキをかける必要があります。輸血も必要なのですが、血小板の寿命が1日と短いために何回も輸血が必要になることもあります。さらに、赤血球を破壊してしまう免疫介在性溶血性貧血を併発してくることもありますので貧血がますます進行するならば、さらに積極的な治療を行わなくてはなりません。この子で気になることは下痢をしていることです。抗生剤やサプリメント等の投薬をしていなかったかあるいは中毒物質を誤食していなかったか、さらには腫瘍など他に病気があるのではないかということも再検討する必要があるのではないかと思われます。もし、そちらであれば原因を取り除かない限り治りません。いずれにせよ、脳で出血したり吐血したり全身どこでも出血が起こる可能性がありますので担当医の早急な治療判断が必要となります。治療費もかなりかかる可能性がありますが、家族の治療に対する早急な決断も必要ですからじっくりと考えている余裕はありません。担当医を信頼されているということですのでどのくらいまで費用をかけてあげられるかがネックになるとおもわれます。先生におおよその金額を聞いて、心の準備をしておきましょう。おだいじに。

投稿者 maricha_n さん からの返答

お忙しい中、回答を頂き、ありがとうございます。
昨日も受診して、血液検査をしてもらったところ、機械の数値はゼロでしたが、顕微鏡では血小板が少し確認できたということです。今日は下痢ではなく、色は黒っぽいですが、少しやわらかいぐらいの便でした。少しでも好転の兆しがみられたので、少しホッとしました。まだ安心はできませんが、このまま快方に向かってくれることを願いながら、先生と相談してできるだけのことをしてもらおうとおもっています。ありがとうございました。

こんにちは。心配な状況ですね。

血小板は血液を止める働きをする重要なもので、これが不足すると全身で出血が起きやすくなり、命に関わる問題が生じる可能性があります。
特に血小板減少症以外の問題がないのであれば、免疫介在性血小板減少症という疾患の可能性が高く、免疫抑制剤やステロイド剤を用いた治療を行うことになります。貧血が血小板減少症によるものか、もしくは「免疫介在性溶血性貧血」を併発しているのかによりますが、いずれにせよ貧血が伴っているのは要注意です。進行すると命に関わる病気ですが、どんなに徹底的に治療しても病期の進行を止められないこともある病気のため十分に獣医師と話し合い、治療を進めていくことが必要です。

輸血は、根本的な治療にならない上に免疫介在性疾患の場合は病態を悪化させることもあり要注意です。しかし貧血が進行するとそうは言っても輸血しなければその場をしのげないこともあります。

抗がん剤に近い薬剤の投与が必要になる場合もありますが、まずは現在の病状が安定しないことには命に関わるわけですから、副作用と効果を良く考えて獣医師が必要と判断した場合は投与することもあります。これもよく相談されるといいと思います。

病状が改善することを願ってます。

投稿者 maricha_n さん からの返答

お忙しい中、回答を頂き、ありがとうございます。
昨日の受診の結果、血小板が顕微鏡では確認できたといわれました。下痢も治まってきて、少しでもいい方に向かっているのではないかと思います。貧血については、今の時点では、腸管からの出血によるもので、進行もゆるやかなので、輸血が必要になるまでは、まだしばらくは余裕があるようです。このまま血小板が増えて出血が止まり快方に向かうことを願いながら、治療していきたいと思います。
ありがとうございました。

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