だいじょうぶ?マイペット

甲状腺機能低下症とクッシング症候群

質問カテゴリ:
鼻の異常

対象ペット:
/ ビーグル / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
千葉県 / ハニャコさん (この方の過去の質問 5件)

 
2013/07/22 15:13

こんにちは。
8才になったばかりのビーグル(去勢)のことで相談させてください。
3月ごろから、元気・覇気がない状態が続いていて原因がはっきりとわからずに心配しています。

具体的な症状としては
くしゃみと逆くしゃみが多い、散歩に行きたがらない、ヒート中のメスに反応しない、目の周りがむくんでいてしゅん膜が見えていることが多い、多飲多尿、いつも寝てばかりいる、みけんを押すと痛がる。
といったところです。

病院の血液検査で基準オーバーしたものは
ALP(385)、T-Cho(315)、TRIG(472)、CK(176)
ホルモン値はFT4(1.5)、T4(1.1)と、基準内ながらも若干低め。
尿比重は薄めですがBUN(17.3)、Cre(0.6)と、腎臓機狽ヘ異なし。
肺のエコーでわずかな胸水が確認された、とのことでした。

今のところ、甲状腺機白瘟コ症やクッシング症候群を疑っているのですが、脱毛はまったくなく、被毛や皮膚に異常はみあたりません。
(下方向への段差を怖がるのですが、それは関節炎から来ている症状のように思い、試しに消炎剤(Nsaids)を飲ませましたらそのときは少し改善しました。)
多飲多尿は、仔犬のころから続いていています。
ステロイドを飲ませたこともないと思います。
そもそも今回異常だと思い始めたのはくしゃみがきっかけです。

とりあえず、甲状腺の治療を始めてみようかとは考えているのですが
内分泌系の疾患は、皮膚に症状があらわれるのが一般的なようなのですが、そうでない場合もあるのでしょうか?

治療をはじめるにあたり、疑問や不安がありますのでアドバイスいただけると幸いです。よろしくお願いいたします。

はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症を疑っておられるとのことですが、確かに教科書的にはどちらの疾患も皮膚に症状がみられると記載があります。
これらの内分泌疾患において、皮膚症状がでてくるのは、比較的経過が長くなってからであり、初期は見られないことが多いです。
最近は血液検査や、超音波検査などの検査により、より早期に発見されることが多くなり、皮膚症状がないことも多くあります。
したがって皮膚症状がないから内分泌疾患ではないとは言えません。
また甲状腺ホルモン値は副腎皮質機能亢進症でも低下傾向を示しますので、できれば副腎皮質機能亢進症がないのかも検査しておいたほうがいいと思います。ホルモン検査以外にも超音波検査で副腎のサイズを見ることにより、疑いがあるのかどうかわかることもあります。

投稿者 ハニャコ さん からの返答

山下先生
早々のご回答をありがとうございます。
なるほど、初期では皮膚症状がないことも多いのですね、納得できました。
副腎の方も、獣医さんへ確認をお願いしたいと思います。
的確なご助言をいただき、感謝申し上げます。
ありがとうございました。

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