井上 平太 先生からの回答
もともとアメリカンコッカースパニエルはてんかんを発症しやすい犬種です。また、ほとんどのてんかんは1から3歳に初発年齢が集中しております。
てんかんは何の前触れもなく起こる事もあれば、特定の条件で起こりやすくなる傾向がございます。たとえば強い光や興奮や恐怖心です。ドアの閉まる音や雷や人間の怒声やテレビが原因になる事もございます。
ですので今回のフィライアの予防注射も犬にとっては何らかの刺激になりますので、てんかん体質の子であれば発症の引き金になりえると思います。しかし、これはプロハート12の副作用とはまた異なりまして、他の注射でも起こりえる可能性がございますし、次回は何ともないかもしれません。
狂犬病のワクチンはてんかん発作を誘発する危険性がありますので、しばらく見合わせるのは賢明でしょう。
今後のフィラリア予防は面倒でも内用薬を選択した方が良いかもしれませんね。
もしも今後同じ症状が一か月以内に起こるようであれば、治療を開始する事を主治医の先生と相談した方が良いでしょう。
お大事にしてください。
2018/03/25 01:11 参考になった! 2
投稿者 ゆむち さん からの返答
井上先生、ご回答有難うございました。
毎日不安な日々を過ごしておりましたが、ご回答を頂いた事で少し安心いたしました。今後のフィラリア予防は、内服薬にすると同時にてんかんを発症しないような環境作りにも注意をしていきたと思います。
現在のところ、てんかん発作はなく落ち着いていますが発症した際は治療を開始することを主事医の先生と相談したいと思います。
有難うございました。
2018/03/25 16:02
フィラリア予防接種の副作用について
フィラリアの予防接種をした10日後に癲癇を起こしました。フィラリア予防接種は、プロハート12という効果が1年というものです。癲癇は重篤なものだったので病院の脳神経外科で脳のMRI検査を受けましたが特に異常はなく、突発性癲癇の疑いと診断され現在経過観察中です。(ちなみに今年は狂犬病や混合ワクチン接種は控えることになりました。)今回の癲癇とフィラリア予防接種との因果関係は考えられますか?宜しくお願いいたします。