だいじょうぶ?マイペット

判断を誤ったのではと、後悔で潰れそうです。

質問カテゴリ:
その他

対象ペット:
/ ミックス / 男の子 / 15歳 10ヵ月

質問者:
東京都 / ゆゆさん

 
2018/08/27 03:29

昨日、もうすぐ16歳を迎えるはずだった愛猫を亡くしました。ここ1年、見た目にも体重が減り寝たきりではありませんが自力でトイレに行けず、寝たままおもらしをしてしまうのでオムツ生活にはなっていたものの食欲は旺盛でこんなに突然亡くなってしまうとは思いもしませんでした。小さなころはおしっこが出なくなる事が多々あり入退院を繰り返していましたが、ここ数年はそんな事もなく痩せた以外はとても元気でした。
亡くなった日の昼頃自宅で気づいた時にはぐったりと横たわり呼吸が浅く耳や体がひんやりしていてました。前日までは変わらず元気だったので驚いてすぐに猫ベッドに寝かせ、タオルで体をくるみさすってやると耳には少しだけ赤みが戻りましたが体は冷たいまま。それからまた少しすると、しゃっくりのような呼吸を始めました。
最初は小さく、だんだんとしゃっくりなのかカーッという音を伴うあくびなのかというような呼吸に。
同時に手足をぐぐーっと伸ばし何度か体が痙攣。突然の事態に私は狼狽えて、彼を撫で名前を呼び、声を掛け続けることしかできませんでした。本当に、本当に情けないです。
そして、それまで横たわっていた彼が急に頭を起こし私に向かって「にゃあ」と一言鳴いたかと思うとその瞬間両目の瞳孔が一気に開き、端からサッと白い膜のようなものが広がり光が消え濁ったようになって、体は脱力し浅く上下していた腹部の動きがなくなりました。体は既に死後硬直かと思うほどに冷たく硬く手を当てても心臓の動きは感じず呼吸も感じられない。目は見開いたまま呼びかけてもなんの反応もない…。
私はそれを、命が尽きたのだと思いこんでしまいました。医者でもないのに、です。
あっとゆうまの出来事に感じましたがそれでも、一時間はあったのです。その日は日曜日で、掛かりつけの病院はお休みでしたがきっと連絡をすれば緊急で見てもらえたかもしれないのに。
瞳孔が開いて呼吸が止まったように見えただけかもしれない。素人が動揺して震える手で鼓動を確かめられていなかっただけかもしれない。
もしも、気付いた瞬間に病院へ駆け込んでいたら。命が尽きたのだと勝手に思い込まずに病院へ連れていっていたら。あの瞬間、まだ生きていたのに私が諦めたから亡くなってしまったのでは。私のせいで亡くなったのでは。
今日、彼を火葬します。本当に申し訳ない気持ちと後悔でいっぱいです。直接診た訳でない、このような説明で回答のしようもないというのは重々承知ですが…瞳孔が開き呼吸を感じられなくても生きていた可能性はありますでしょうか。病院へ連れていくことが出来ていたら、失わずに済んだでしょうか。

飼い主の方の冷静な描写がありますので、状況がよく判断できます。

飼い主の方がお考えのように、いよいよの時が来ていたと考えられます。
呼吸はチェーンストーク呼吸といわれるもので、死期が近づいてきた時の特有のものです。
猫ちゃんは最後の時を大好きな飼い主の方と過ごすことができて幸せだったことと思います。
だからこそ、その時に死を受け入れることを決めたのでしょう。

病院に連れて行くと数時間延命できたかもしれません。
ただそれと引き換えに、飼い主から引き離されて注射や各種カテーテル類の装着などのエマージェンシー処置を施されてICUに入院したかもしれません。
当院でも飼い主の依頼でできるだけのことをして延命しても、かえって飼い主と動物の大切なお別れの時間を奪ってしまったのではないかと悩むことも多ございます。


死は瞬間ではありません。一定の時間をかけて進行する流れです。
飼い主の方は愛猫がその流れを渡っているのをしっかりと一緒に時間を過ごして見届けてあげたのだと思います。
大好きなあなたの前で立派に亡くなった猫ちゃんの大往生をしっかりと受け止めてあげてください。
ご冥福をお祈り申し上げます。

投稿者 ゆゆ さん からの返答

井上平太先生

ご返信、誠にありがとうございます。
ここ数日は私はもちろんのこと私の母の落ち込みも酷く「可哀想なことをした。病院へ連れていけばよかった。増える命の時間が、たとえ1時間でも30分でも」と深い悲しみに暮れておりました。

しかし、井上先生の仰るとおり病院へ駆け込んでいれば院の先生もご尽力くださる反面、彼は入院となりきっと最期のその時を私は看取ることが出来なかっただろうと思います。どんな道を選んでも、選ばなかった方を後悔するのでしょう。

とっても怖がりだったけれども、驚くほどの我慢強さも持った子でした。流れていくその中で、自分の身に何が起きているのかはっきりと理解は出来ていなかったことと思います。きっと凄く不安を感じていたでしょう。しかし彼は静かにじっと堪え、そしてとうとう受け入れた時にそれを私に伝え旅立っていったのだと信じることにします。
光を失うその瞬間まで彼の大きな瞳の中に私の顔が映っていたことを、それは幸せなことだったのだと信じることにします。

本当に、本当に立派な最期でした。

先生の暖かいお言葉に、私も母も大変心が救われました。お忙しい中、貴重なお時間をいただきましたこと感謝しています。
井上先生、ありがとうございました。

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