久山 昌之 先生の過去の回答履歴一覧|6ページ目
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腫瘍と脳の障害がすべて同じ原因であるとは限りません。認知症や脳圧亢進、髄膜脳炎、脳脊髄炎、脳梗塞、水頭症などいろいろ考えられます。また、脳への転移は、ないしは脳腫瘍の皮膚の転移は可能性として低いと思われます。
出来れば、最低限の検査は行なって、何が苦しめているのかある程度の原因は調べてあげるべきです。ただし、麻酔のリスクは十分考えられますので、CTなどの侵襲性検査については、慎重に考えるべきです。
ステロイドは、抗がん剤としては一部を除いてまったく効果がありません。ただし、脳症状を考えての使用であれば、効果は期待できます。2006/01/17 18:32 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
胃の中に残っているかは、本来は確認しておくべきです。ある程度の大きさのものであれば、胃に残らず流れることも可能なので、当分の間は排便内容を中までしっかり見るべきです。
異物は、遺残する危険だけでなく、胃や腸への刺激や穿孔、機能不全の原因にもなり、場合により幽門機能不全や膵炎の原因にもなります。紙やビニールなど柔らかいものも危険ですので今後注意してください。
以前の確認は、空腹時の単純レントゲン検査で分からない場合もあります。場合により、バリウム造影検査や内視鏡検査を行なうべきでしょう。ただし、内視鏡検査は全身麻酔も必要になりますので、体調と病状を考えて判断するべきです。
基本的には、嘔吐や胃腸の調子を見ながら、検査を考えるべきです。2006/01/17 18:24 -
皮膚疾患は原因がいろいろと考えられ、また複合して悪化する可能性があります。保護された犬であれば、生活環境や栄養状態の悪さも原因の一つかもしれません。幼若期に多い皮膚糸状菌症や膿皮症、毛包虫症などの併発も十分考えられます。
疥癬は、普通は虫体の検出が可能ですが、死骸だけでも見つかったようであれば可能性は高いでしょう。ただし、検査を数回続けてしっかりと確定する必要があります。また、しらみなどもふけを見れば分かるはずです。
人の皮膚、特に過敏な部位ややわらかい部位、頻繁に接触する部位には寄生する場合もあります。一度、皮膚科の医師に相談すると良いでしょう。2006/01/17 15:18 -
眼科は、特別な領域でこれだけでは判断が難しいのですが、瞬膜が突出する疾患でホルネル症候群というものがあります。これは、神経疾患で他にも脳神経や交感神経系の異常でも見られる可能性があります。
主治医の先生が、しっかり判定されていると思いますが、もしそのようなお話がなければ気をつけて見てみてください。
赤みが改善しているということですので、決して現状の治療が悪いという事ではないと思いますが、不安があればよく相談してください。2006/01/17 15:10 -
今の状況では、Y&Sさんの望まれる治療は無理かと思われます。なぜなら、あまりにも情報が不確定であり、不足があるからです。確かに、治療の負担も考えなければいけませんが、治療を躊躇する負担も考えなくてはいけません。確かに、手術やステロイド投与は、ある一面から見れば良い治療法ではありません。が、逆にそれ以外苦痛を取り除く方法がない病気も数多くあります。今は、選択肢があまりにも少なく、むしろ治療の可能性を小さくしていると思われます。
ただ、現状での開腹手術はあまりお勧めできません。まずは、エコーでしっかりとした診断や所見をとること(腫瘍か腫瘍ではないのか)、無麻酔での肝臓生検が出来ないのか(吸引生検であれば可能なことが多いのですが)、これが無理であればCTやMRIを考えるべきです。この結果から、手術を考慮するべきで、麻酔の回数を増やす危険よりも、順序を守らない危険の方がむしろ高いと思われます。
...2006/01/11 20:13 -
角膜の変性であれば、点眼で無理であれば、手術などで治療する方法もあります。また、外傷によるもの、慢性の刺激によるもの、慢性疾患の進行など原因によって対処は異なります。
眼科は特殊な分野でもありますので、一度、眼科の専門医に診て頂いてはいかがでしょうか。2006/01/11 20:01 -
まず、外に出ることに慣らしていく事、リードに慣らしていく事などから始めるべきです。性格や生活環境、しつけも関与していますので、できれば主治医に相談して、指導して頂いて下さい。
2006/01/11 19:59 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
血尿には潜血といって、見た目はきれいに見えるけども、出血や汚染がある場合があります。また、血尿の原因は結石だけではなく、感染や炎症、変性が必ず付随しています。結石は、食事療法だけでは良くなる事はなく、投薬も必要で、かつ長期の治療とその後の食事や環境の管理が必要です。
頻回尿があるということは、尿道や膀胱に何らかの問題がある可能性が高いので、早く病院へ行かれたほうが良いでしょう。2006/01/11 19:56 -
犬には、正式な風邪という病気はありません。風邪のような病気、ないしは感染症という意味だと思います。咳には、呼吸器の感染以外にも心臓病や気管虚脱、咽喉頭部の疾患、気管支拡張症、異物、食道疾患などいろいろと原因があります。
まず、原因を早く特定する事、これが一番重要だと思います。また、咳は苦しく、辛く、消耗も激しいものです。はやく、楽にしてあげることを考えなければいけません。
もう一度、主治医とよく相談し、今後の見通しについてお話を伺ってください。大学病院などを紹介して頂くのも良いでしょう。2006/01/11 19:53 -
一番なのは、信用できるブリーダーさんなり、ショップを見つけることです。何度も通って、よくお話をして、知識や考え方、人間性などを見極めると共に、飼育環境やお店の様子などをしっかり見ます。
動物については、これも一度で決めるのではなく、何度も会いに行き、性格や体調を見ることが重要です。体型や元気だけでなく、眼や鼻、口、陰部や肛門、皮膚なども見てください。
通販や遠距離の移動は絶対にやめてください。また、衝動買いも。動物の一生を左右するのは飼い主さんです。人で言えば、出産や育児、養子縁組と同じくらいの責任があります。動物を選ぶことが出来ても、動物は飼い主さんを選ぶことが出来ないことをしっかり覚えておいて下さい。2006/01/11 19:49