飯田 恒義 先生の過去の回答履歴一覧|10ページ目
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胸の腫瘍とは、記載の内容から想像するに、肺にあるのでしょうか。
腫瘍では、早期発見、早期治療が大切であり、手術も可能な限り早く実施するのが良いでしょう。
しかし、腫瘍の種類や大きさ、発生位置などや、心臓やアレルギーの症状の程度や全身の状態などにより、治療法や実施時期などが異なります。
心臓が手術に耐えられない状態であれば、手術はできません、心臓の治療が優先されます。
どの治療法を優先させるのか、あるいは治療の順位をどのようにしていくかは、全身の状態から判断されます。
肺の腫瘍の診断には、気管支洗浄やCTガイド下の生検などの検査が必要になるかもしれません。
あるいは、胸の腫瘍が、皮膚側にあるのであれば、乳腺腫瘍の疑いもあります。
乳腺腫瘍では、いくつかの理由により、通常は手術前の組織検査は行いません。
現在、乳腺腫瘍の50%は悪性であり、その内の50%は転移や再発をすると言われ...2007/08/22 10:31 -
購入間もなく亡くなられ、大変お悲しみのことと存じます。
パルボウイルス感染症の潜伏期間は、4-7日とされていますが、様々な要因により、潜伏期間が長くなることもあります。
ワクチン接種の日令によっても異なりますが、ワクチンによるパルボウイルスの防御は、1回接種では約50%とされています。
感染の防御はワクチンだけで、行われているのではありませんが、ワクチン接種をしてあれば、感染が完全に防げるとは限りません。
ワクチン接種後、チェックマンCPV検査において、陽性反応が出ることもありますが、一般に使用されているワクチンでは、陽性反応がでることは少なく、消化器症状があり、検査が陽性であれば、パルボの可能性は高いと思われます。
現在のパルボ感染症の症状は、昔のような特徴的な症状が現れることは少なく、食欲不振、軟便、嘔吐などの症状から、他の疾患と診断されることもしばしばあります。
寄生虫など...2007/08/16 01:04 -
どのような検査や治療をされているか分かりませんが、細菌性の下痢にしては、経過が長いと思います。食べさせる方法も必要ですが、原因の病気の診断と治療が必要でしょう。
2週間以上も食欲が無ければ、体重減少が見られているのではないでしょうか。原因治療だけでなく、栄養補給等も必要になります。
主治医先生とよく相談されるべきでしょうし、セカンドオピニオンを求められるのも必要かと思います。
2007/08/14 23:39 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
白血病の治療は抗腫瘍剤の投与と支持療法が主体になります。
治療法や治療効果などは、リンパ性、骨髄性の違いや、急性、慢性(最近では成熟度)の違いにより、異なります。
ラブリーさんが調べられたように、骨髄性白血病は、充分な治療効果が得られないことがありますし、長期生存することもあります。延命のためにも、充分な診断と治療が必要です。
骨髄性白血病の診断から、血液中に腫瘍性の骨髄球が出現していると思いますが、骨髄性白血病の分類をするためには、血液中に出ている腫瘍細胞と骨髄の細胞のきちんとした検査が必要になります。
2007/08/14 22:53 -
ホウ酸の経口による致死量は、体重1Kgあたり0.2gから0.5gとされています。小型犬ですので、少量でも、食べていると症状を現すことがあるかもしれません。
先ずは嘔吐、下痢等の症状が現れます。2007/08/13 17:05 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ウエストハイランドホワイトテリア / 性別不明 / 年齢不明
犬の乳腺腫瘍は、いろいろな意味で難しい腫瘍の1つです。
病理診断においても、混乱が見られ、きっちりとした分類はまだ確立されていません。
現在、乳腺腫瘍の50%は悪性であり、その内の50%は手術で治まり、50%は転移や再発をすると言われています。
乳癌の転移は、リンパ節から起こり、次いで肺へとなります。リンパ節に転移があったか否かを、臨床的に診断することは難しい場合が多くあります。
乳腺腫瘍では、いくつかの理由により、通常は手術前の組織検査は行いません。
経過や病理診断の詳細がわかりませんので、はっきりしたことはお答えできませんが、転移や再発の危険性は充分に考えられます。2007/08/12 14:52 -
子猫でダイエットが必要なほど肥満になることはないと思いますが、若い猫ちゃんでも、肥満の様にお腹が膨らんで見える子が時々います。
運動すると息が上がってしまい、口を開けて呼吸をしていることが気に懸かります。腹水が貯まっているとのことは無いのでしょうか。
念のため、病院へ行かれるのが良いと思います。2007/08/12 14:06 -
どのような薬を投与されたか分かりませんが、
一般に使われているフィラリラ予防薬では、全く問題ありません2007/08/10 13:51 -
書かれていない数値は基準値以内とのことですが、どの範囲まで検査を実施したかを知るために、数値の出ている項目は、全て記載いただくのが良いでしょう。
これらから、病名を推察するのは、難しいかと思いますが、BUN108や電解質の異常値から、腎臓疾患は大丈夫なのでしょうか。尿検査や超音波検査はされているのでしょうか。
血液検査では、赤血球の再生はいかがなのでしょうか。
貧血の原因を探るべきと思います。貧血は再生性と非再生性に分けられ、失血、溶血、鉄欠乏性、中毒、腎性、感染症などが原因となります。
慢性的な貧血であれば、骨髄検査は必要です。
早急な診断・治療が必要と思います。2007/08/10 13:48 -
- 質問カテゴリ:
- 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
食べ物に好き嫌いのある動物の食事管理は、大変ご苦労のことと存じます。
門脈シャントにおいて、食事制限を行なうのは、アンモニアの産生を抑えるためです。低蛋白食を与えますが、肝臓障害修復や身体維持のためにはある程度の蛋白を必要とします。
病状が重度であるほど、食事管理が大変難しくなります。
肉類を全く与えてはいけないか否かは、病状によります。米飯を主体にすると良いのでしょうが、全く食べなければ、与えられません。
ベッキーちゃんの食べ物の嗜好性の程度や、飼主さんがどの程度、嗜好性の改善に手間を掛けれるかなど、さまざまな要因により、食べ物の選択も変わってきます。
主治医の先生と良くご相談されるべきでしょう。2007/08/05 15:24