飯田 恒義 先生の過去の回答履歴一覧|8ページ目
全402件中 71 ~ 80 件目を表示
-
記載されている症状からは、主治医の先生が言われるように脳の障害が疑われると思います。
しかし、脳以外の障害を否定するための検査や、脳の障害の診断のために、画像検査(CT、MRI、レントゲン)や血液検査、脳脊髄液検査など、多くの検査を行う必要があります。
病名や診断の確定に必要となる検査は、病気の種類や程度によっても異なります。
現在の治療は、症状を抑えるために行われているのではないかと思いますが、先ずは、主治医の先生のご説明を充分に受けられるべきではないでしょうか。
この内容で、ご質問の病名や治療法についてのお答えは、無理と考えます。2008/01/19 22:37 -
心雑音は、無害性、機能性、病的の3種に分けられます。
雑音の大きさでは、重症度を判断できるとは限りません。開口部が大きい、病状の進行などでは、雑音が聞こえないこともしばしば在ります。
一般的には、心雑音のある患者さんでは、一般身体検査、血液検査、レントゲン、心電図検査などや心雑音の発生位置・時期、強度などを診断します。
病的な雑音と診断されれば、必要に応じてカラードプラー検査や血管造影検査などが行なわれます。
治療を開始すると書かれていますが、病名の診断はついているのでしょうか。
いろいろな条件により、実施した検査で全てが分かるとは限りませんが、無害性雑音と先天性心臓奇形では、治療法は全く異なります。
雑音と関連していないことも在りますが、咳や呼吸困難の症状は、心臓疾患でも見られます。
主治医の先生とご相談され、検査を受けられるべきではないでしょうか。2008/01/12 16:42 -
病理組織検査以外の検査では、シコリの種類や悪性度の判定はできません。
病理検査材料を採取する場合、バイオプシー(生検)にもいくつかの方法があり、シコリの性状によっても、採取できる細胞数が異なります。
細胞診では、細胞数が少なく、組織構造が分からないため、充分な診断ができないことがあります。
特徴的細胞が見られれば、細胞診で診断ができることもあります、また、悪性度の診断がある程度できることもあります。
針生検であれば無麻酔でできますし、コア生検でも、無麻酔か局所麻酔でできるのではないでしょうか。
確実な診断は、摘出後の材料が必要になることがありますが、
負担の少ない方法から選択されてはいかがか、主治医の先生とご相談ください。2008/01/02 23:23 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
涙焼けは、涙が眼瞼より顔面へあふれ出ることにより引起されます。
何らかの病気があると涙の産生が増加され、涙があふれ出ることがありますが、涙の産生量が正常であれば、涙の排出経路に障害があると思われます。
排出経路の障害を起す原因としては、先天的には涙点の閉鎖や結膜ヒダによる涙点の被覆、涙道の欠損などがあり、後天性には創傷や炎症による涙点の異常、涙道の通過障害などが考えられます。
まだ幼若で小さいため、細かい検査は難しいかと思いますが、涙の産生量や鼻涙管の通過確認などの検査により、ある程度の原因は判ると思います。2007/12/21 17:25 -
血液検査の項目や数値が分かりませんので、肝不全の程度が分かりませんが、肝臓疾患で痙攣や沈鬱、筋肉振戦などの症状が見られることはあります。
肝臓疾患は、明確な原因が判らないことはしばしばあります。
年齢から先天性の疾患の可能性も考えられます。
血中アンモニアや総胆汁酸などの数値等も、調べられていることと思いますが、詳細な検査が必要ではないでしょうか。
主治医の先生と良くご相談され、飼主さんのご不安が少しでも解消されると宜しいでしょう。2007/12/19 15:52 -
症状が長期間継続しているようですが、見られているような症状は多くの病気で見られます。
嘔吐にはさまざまな原因があり、消化管の障害以外にも肝臓、腎臓、膵臓などの疾患でも引起されます。
多飲多尿は、内分泌疾患、腎臓疾患、感染症、腫瘍などで見られます。
原因が何であれ、2週間も食欲不振や嘔吐が継続しているのであれば、お宅で何かされるよりも、早急に受診されるべきでしょう。
2007/12/16 11:01 -
長期間の治療、ご心配のことと存じます。
肺炎の原因は多くありますが、幼若時の肺炎としては、感染性、吸引性が多く見られます。
治療期間や予後は、原因や肺病変の重症度により、かなり異なります。
感染性肺炎においても、肺自体への感染、気管気管支疾患からの広がり、全身性疾患から肺への広がりなどが見られます。
この時期であれば、ジステンパー、アアデノウイルス、パルボウイルス感染症などから続発する肺炎の可能性も考えられます。
検査や治療の詳細は分かりませんが、主治医の先生とご相談しながら、治療をお進め下さい2007/12/16 10:16 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
症状として、不全麻痺が起きていると思われます。
後肢の麻痺が見られる病気としては、感染症、循環障害、変性、腫瘍などが考えられます。
ダックスフントで最も多いのが、椎間板突出ですが、いずれの疾患であっても、早急の治療が必要です。
原因によっては、最善の治療を行っても、回復困難こともありますが、発症からの時間が短いほど、回復の可能性が高くなります。緊急に動物病院を受診されるべきです。2007/12/10 01:08 -
高齢となり、衰弱してくると、飼主さんとしても、いろいろお考えになることと存じます。
病気の原因や今の状態の詳細が分かりませんので、なんとも言えませんが、ご自宅での点滴はできないでしょうか。
糖尿病のインスリン注射は、多くの飼主さんが自宅でされていますし、猫の慢性腎不全などでも、自宅で点滴治療をされている方もいらっしゃいます。
病院で行なう点滴と同様に行なうことは、無理かと思いますが、ある程度の効果は見込めます。
また、流動食などを強制給餌することはできないのでしょうか。
方法や手段はいろいろあると思います、主治医の先生とご相談されてはいかがでしょうか。
2007/12/04 13:25 -
現在、受診されている獣医師に、お気持ちを話され、ご相談されるのがよいでしょう。
検査が必要と判断されれば、検査を行うでしょうし、必要が無ければ、その理由を説明されることと思います。
転院についても、多くの獣医師は、飼主さんの希望を尊重します。
まれには、提供を嫌がられる獣医師もいらっしゃると聞きますが、多くの獣医師は、事情を納得いただけば、今までの経過や検査結果などを提供され、紹介状を書いていただけると思います。
2007/11/27 13:23