飯田 恒義 先生の過去の回答履歴一覧|9ページ目
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- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / スコティッシュフォールド / 性別不明 / 年齢不明
放置できるかを見るためには、膨らみが何か診断する必要があると思います。
先ずは、ニードルバイオプシーにより、細胞診をされてはいかがでしょうか。硬いようですので、充分な細胞が取れないこともありますが、多くの猫は無麻酔でできます。
膨らみの表面が崩れていれば、スタンプによる細胞診も可能かと思います。
細胞診による診断が無理でしたら、腫れの大きさによってはコア生検が必要になります。おとなしい猫ちゃんなら局所麻酔でできます。
ご心配なことは、主治医の先生にお話され、治療をお受け下さい。2007/11/20 14:34 -
- 質問カテゴリ:
- 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / カニーンヘンダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
肥満細胞腫の治療法は、発生場所とステージにより異なります。
犬の肥満細胞腫では、外科的切除が第一の選択となります。しかし、切除術ができない部位の皮膚型肥満細胞腫では、放射線治療や薬物治療が選択されます。
薬物としてはステロイドの1種プレドニゾンや抗ヒスタミン剤が用いられます。
治療法やステージにより、治療後の再発までの期間が異なってきます。
新しくできた白い点が再発か否かは、細胞診や病理組織学的検査を行う必要があります。
ご心配な点がありましたら、先ずは主治医にご相談されるべきでしょう。ご納得できなければ、転院やセカンドオピニオンを求められるのも一法と思います。
2007/11/18 21:50 -
嘔吐は様々な器官が関与している障害です。
食餌や精神的な問題で嘔吐することもあれば、胃腸炎、寄生虫、異物、毒物、肝臓疾患、腎臓疾患、膵臓疾患なども嘔吐の原因となります。
その治療は、原因により様々であり、ほとんど治療を必要としないこともあれば、広範囲の検査や治療を必要とすることもあります。
嘔吐以外の症状は無いようですが、水を飲んでも嘔吐があるのは少し心配です。一般的には、12-24時間絶食をしても嘔吐が再発すれば、診察を受けられるべきです。
2007/11/18 21:04 -
薬品の投与量は、さまざまな実験を経て、安全で、有効の効果が現れる範囲の中から、決められていきます。
投与量は、薬品ごとに異なり、安全域の狭い薬剤では、投与量が細かく決められ、極端な薬品では、体重では無く、より厳密な体表面積で投与量を計算していきます。
指示された投与量を使用していれば、問題はありません。
狂犬病のワクチンは、昔は体重により投与量が異なっていましたが、現在のワクチンでは、体重に無関係に接種する量が決められています。
2007/11/14 18:11 -
乳腺炎ではなく、乳腺腫瘍との診断だと思います。
乳腺腫瘍は、悪性と良性がそれぞれ半数で、悪性の半数、全体の25%は転移するとされています。
治療は、基本的には、早期の摘出手術です。
乳腺腫瘍はいくつかの理由で、術前の病理検査による診断は、一部のタイプ以外は、あまり行われていません。
避妊手術の同時実施は、いろいろな考え方があり、獣医師により判断が異なります。
体重が2Kgあれば、充分手術は可能ですが、体重ではなく、患者さんの状態で手術の適否を判断します。
主治医の先生と、よくご相談され、ご理解をされて治療を進めてください。2007/11/13 15:56 -
尿検査や超音波検査などの結果が分かりませんが、CREの値に異常が現れてくれば、腎臓の残存する機能は、健康時の1/3以下に低下していると推定されます。
腎臓は沈黙の臓器と言われ、明らかな症状が出てくるのは、腎臓機能が1/5から1/10程度に低下してからです。
一度壊れてしまった腎臓組織は、治療しても機能は回復しません、悪化の進行を抑えることが大切であり、食餌管理が重要になります。蛋白質に気を付ける程度の通常の食生活では、不十分ではないかと思います。
検診の間隔は、検査の数値や症状によっても異なります、主治医の先生とよくご相談下さい。2007/11/13 10:21 -
再検査の他の項目の値や、前の検査の数値が分かりませんが、慢性腎不全の疑いは強いと思います。
PCV値が低いことから、腎性貧血も疑われます。
慢性腎不全であれば、食事管理が重要になります。
コバルジンやネフガードは尿素窒素の吸着剤であり、BUNが上昇している際に有効ですが、慢性腎不全では、BUN以外に電解質、血球、尿比重、カルシュウム値などいろいろな異常が現れてきます。
診察を受けないで、治療を試みるのは危険です。2007/11/11 21:30 -
一般的には、年齢から良性のものではないかと思いますが、ご心配のように、悪性の可能性も否定はできません。
小さいしこりのようですので、先ずは針生検により、細胞診を受けられるのが良いのではないでしょうか。
採取される細胞数も少なく、明確な診断がつかないこともありますが、悪性か否かの判断は可能と思います。
おとなしい子であれば、無麻酔で採取は可能です。
悪性の疑いがあれば、より多くの組織を採取するためにコア生検あるいは切除手術後の病理検査と進めていかれるのが良いのではないでしょうか。
コア生検も多くの子は局所麻酔でできると思います。
主治医の先生とご相談ください。2007/11/08 19:16 -
- 質問カテゴリ:
- 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
高齢の慢性腎不全の患者さんへの人工透析は、一般的な治療法ではありません。透析の回路確保のために、全身麻酔をして処置をする必要があります。
検査の数値が記載されていませんが、動物で腎不全が発見されるのは、通常は、病態が中期以降に至ってからになります。
腎不全の管理では食事管理が重要です。蛋白質、ナトリウム、リンの制限、ビタミン、繊維の増量なとが必要です。
体重が多い子ですと、結構な金額になりますが、自家調理食より、市販の療法食を与えるのが楽かと思います。
与える療法食も病態により異なりますし、自家調理食でも療法食でも、主治医の先生にご相談され食事を選択下さい。2007/09/11 15:18 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / カニーンヘンダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
肥満細胞腫は針生検で診断が可能ですので、先ずは検査結果を待たれてから、治療方法について、検討されるのが良いと思います。
針生検で肥満細胞腫の病期の診断は困難な場合が多く、最終診断は病理組織検査になります。病期により、経過が相当異なります。病期の診断は必要です。
発生部位では、ほぼ半数が体と会陰部、40%が四肢,10%が頭部に見られるとされています。
肝臓や脾臓への転移することがあります。転移の確認のためには、血液検査だけでなく、レントゲンや超音波検査が必要です。
平均発症年齢は犬では8才とされていますが、1才未満の発症もあります。
小さい時からいろいろな病気が見られ、飼主さんも、モモちゃんも大変なことと存じます。
網膜の病名や徐脈について書かれていませんが、診断ではいかがだったのでしょうか。
生理的な徐脈から重症な徐脈まであります。ペースメーカーが必要になる前程度...2007/08/30 22:28