飯田 恒義 先生の過去の回答履歴一覧|3ページ目
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歯周病の程度が分かりませんので、明確なお答えは難しいですが、一般的な治療は、歯石を除き、歯面の研磨を行なうことです。深い歯周ポケットや歯の動揺があれば、小歯周手術が必要になることもあります。
抜歯は止む得ない場合以外は、選択すべきでは無いでしょう。
予防法は、確実な治療を行なった後、歯垢の付着をさせないことです。人と同じように毎日のブラッシングにて、歯面の清掃と歯肉のマッサージをしてください。
現在の歯石の程度により、歯石除去を行いブラッシングを行なうか、歯石除去を行なわないでブラッシングを行なうか、選ばれるべきではないでしょうか。2008/07/25 15:46 -
前回、私がお答えしていますので、今回もお答えさせていただきます。
食後のアンモニア値の記載がありませんが、検査は行なわれなかったのでしょうか。
総胆汁酸の値は、食前は正常値ですが、4.4から30.5へと、7倍に増加し高値を示しています、門脈シャントあるいは先天性肝疾患の可能性はあると思います。
主治医の先生も言われるように、さらに詳細の検査を進めていくか、時間をおいて再検査を行なうかのいずれかの選択になると思います。
飼主さんのご希望として、あまり負担をかけたくないとのことでしたら、空腹時の数値は正常値であり、肝臓の大きさも正常、異常な臨床症状も無い状態であれば、後日再検査で良いのではないでしょうか。2008/07/14 18:29 -
「悪いもの」とは悪性の腫瘍のことかと思いますが、このような腫瘤は、一般的には腫瘍か炎症と思われます。
正確な診断には、病理検査が必要になりますが、先ずは負担の少ない針生検による細胞診が良いと思います。
細胞診は、採取できる細胞数が少ないため、診断が難しい場合もありますので、診断ができなければコア生検や、切除を行なう必要があります。しかし、小さいので、コア生検は難しいかも知れません。
腫瘍の場合、良性が多いですが、悪性でも、初期の時点では痛みも痒みもありません。
経過や今後の変化は、病名により異なりますが、病変の大きさ、病変表面の変化、周囲の皮膚の状態などに注意されるのが良いと思います。
2008/07/11 17:29 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
犬は汗腺が退化し、体内の熱の発散の多くを呼吸により行なっています。この冷却装置の役目をする器官に問題があると、暑さに対し、弱くなってきます。
咽頭、気管、肺、心臓、胸郭などに、なんらかの異常のある可能性があります。
運動時にも、異常が見られるようですので、きちんとした診察を受けられるのが良いと思います。2008/07/06 09:30 -
門脈体循環シャントの可能性があるのでしたら、早めに検査をされ、治療されるべきでしょう。緊急ではないようですが、遅くなるほど、肝臓の回復が難しくなります。
しかし、肝臓の大きさが正常であれば、門脈体循環シャントの可能性は低いのではないでしょうか。
ピースちゃんに負担の少ない検査として、空腹時と食後にアンモニアと総胆汁酸を測定し、その数値の差を見ることで、ある程度の判断はつくと思います。
確定検査には、CT検査や門脈造影レントゲンなどが必要になりますが、負担の少ない検査から進められるべきと思います、主治医の先生と検査の進め方について、ご相談ください。2008/07/03 22:56 -
けいれん(発作)は、脳の機能異常により、突然現れる行動異常を意味します。
けいれんの原因は、大きく分けて脳に異常がある場合と脳以外に異常がある場合があります。
脳に原因がある疾患として奇形、炎症、外傷、変性、腫瘍などがあり、脳以外では中毒、代謝異常などがあります。
行われた検査項目やそれぞれの数値が分かりませんので、判断できませんが、肝臓が原因としてけいれんが発症することもあります。
一般的には、臨床症状と各種の臨床検査から、脳以外の疾患を診断していきます。脳以外の疾患の可能性が否定されれば、脳の検査を進めていきます。
原因が分からなければ、治療法が決まりません、原因の究明を充分にされるべきかと思います。2008/07/03 22:45 -
膿がどこから出ているのか、その病変がどのようになっているかにより、治療法や経過が異なります。
ご自宅でできるのであれば、毛玉を除き、患部を確認下さい。
毛玉の場所が患部とは限りませんので、その周囲も観察下さい。
無理でしたら、病院を受診いただくのが良いと思います。2008/06/29 10:07 -
- 質問カテゴリ:
- 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
①薬を飲んでいる状況で、去勢手術をしても問題ないでしょうか?
現在の状態が手術を行なうことが可能か、主治医に判断を聞かれるべきです。
②餌を腎臓サポートや心臓サポートに変えた方が良いでしょうか?
腎臓に異常が見られないのであれば、心臓疾患用を用いるべきと思われますが、これも主治医とご相談されるべきです。
③薬を飲み続け他に影響が出る可能性はありますでしょうか?
投与されているのはACE阻害薬ではないかと思われますが、投与されている薬と身体の状態などにより、長期連用の影響は異なります。
心臓肥大を起している原因疾患は何か?、血液の逆流の原因は何か?、心電図の乱れとは不整脈あるいは心肥大による波形の変化なのか?、疾患やその程度により、日常管理や治療法が変わってきます。
今回ご質問の内容は、主治医にお聞きいただくのが宜しいでしょう。
2008/06/25 11:35 -
心臓の薬、腎臓の薬共に多くの薬剤があり、どのような薬を飲まされているか分かりません。たとえば、不整脈の薬と心不全の薬では、作用機序が全く違います、
一般論としては、腎臓と心臓の薬を両方投与して、多くは問題ありませんし、心臓の薬は毎日投与すべきですが、このような内容のご質問は、主治医の先生にされるべきです。
2008/06/20 13:27 -
避妊手術を受けるか否かは、いろいろな考え方があり、一律には決められませんが、最近では、繁殖をしないことを決められたら手術を受けるべきとの考え方が、獣医師では主流かと思います。
人では、乳癌の発生率が高いからと、避妊手術を受けることはないでしょう。しかし、動物では老齢になり、いろいろな疾患により、重篤な状態になり得ることもあります。
避妊手術後の痛みは、個体差が大きく、退院時からほとんど普段と変わらない犬から、数日間動きや食欲などが悪くなる犬もいます。
手術後、太る傾向が多いですが、食事管理により防ぐことができます。
手術時期は、初回発情前とされていますが、その後発情を迎えるたびに、乳腺腫瘍の発生率は上がり、2歳過ぎての避妊手術では、実施していない個体と発生率は変わらないとされています。2008/06/12 21:24