飯田 恒義 先生の過去の回答履歴一覧|5ページ目
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白血球の増加する原因は多くありますが、これだけの増加は化膿性炎症や腫瘍などが疑われます。
赤血球の数値は、それぞれ400万、200万と思われますが、貧血の原因も多々あります。
詳細な全身チェックは、済まされていると思いますが、血液像はいかがなのでしょうか。
白血球や赤血球の形やそれぞれの割合、異常な血球の形態などを見る必要があります。骨髄の検査も必要になると思います。
かなり重篤な状態であり、ご心配なことと存じますが、原因が判るまでは、対症療法になります。
早急な疾病の全体像の把握と、原因究明が重要と思います。2008/05/01 21:14 -
ALP(アルカリホスファターゼ)は、胆汁の経路である胆道系の閉塞、骨疾患、内分泌疾患、各種炎症などの際に上昇します。このため、クッシングの疑いがあるとの説明がされたと思います。
クッシングの診断は、一般的には臨床症状、血液検査、尿検査などを行なった後に、血中のコルチゾール値を測定し、その後ACTH刺激試験、デキサメサゾン抑制試験などの特殊検査を行い、確定します。
どの範囲の検査が行われたのか分かりませんので、判断できませんが、尿検査、レントゲン検査、超音波検査など、肝臓などの異常を、先に調べてからでも良いのではないでしょうか。2008/04/27 14:01 -
先ずは病院へ行かれるべきです。
心筋症を含めた心臓の病気が疑われますが、いろいろな病気の末期においても心臓のリズムが乱れることもあります。
ひとつの病気により、このような症状が出るこもありますし、1週間ほど経過している場合、新たに合併症が出てきている可能性もあります。2008/04/22 17:52 -
腎臓結石はいくつもの要因が重なり発症しますが、遺伝的素因(体質)や食餌内容もそのひとつです。
結石の種類により、予防策が異なることもありますが、再発を繰り返す患者さんでは、長期間(場合によっては生涯)の食餌管理が必要になります。
結石の種類や程度により、食餌内容も異なりますが、一般食に比べ相当に高価になり、今使用のものより高価なものもあります。
食餌時のみ、部屋を分けるとか、ケージへ入れるなどの対応はできないのでしょうか。2008/04/20 13:42 -
頬の腫れ 口まわり・舌を出しさかんに舐める症状についてのご質問
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常
- 対象ペット:
- 猫 / シャム(サイアミーズ) / 性別不明 / 年齢不明
重度の歯周病になっているのではないでしょうか。
頬の腫れは、根尖膿瘍や腫瘍などが疑われます。
病状の程度によっても、治療法が変わりますし、全身の健康状態のチェックも必要になると思います。
まずは、動物病院を受診され、診断を受けられた後、治療法をご相談されるのが良いでしょう。2008/04/16 13:05 -
BUNの値は、食餌、脱水、心疾患、内分泌疾患、排尿障害など、いろいろな要因で上昇します。
異常値の対応は、原因により全く異なります。
この程度の異常値では、BUNの値だけで腎疾患と診断するのは難しいでしょう。
腎疾患においては、たんぱく質の制限が必要になりますが、どの程度の食餌管理をすべきかは、腎疾患の状態によっても異なります。
検査された項目が分かりませんが、GPT以外の項目は異常が無かったとのことでしたら、多飲は腎疾患や糖尿病などの疾患の疑いは無いのでしょう。基本的には飲みたい水は飲ませ、多飲の原因を調べられるべきです。
数値が上がると腎不全になるのではなく、腎不全になると数値が上昇します。
2008/04/16 12:57 -
歯の動揺が激しい、根尖膿瘍が重度など、抜歯以外に治療法が無い以外は、抜歯は避けた方が宜しいでしょう。
多くの疾患で、抜歯以外の処置法がありますが、様々な理由により抜歯が選択されることもあります。
現在の症状がどの程度なのわかりませんが、歯の動揺がほとんど無ければ、歯石を除き、歯周病の治療をされるのが、良いのではないでしょうか。
歯周病は、全身への細菌感染の経路となる疾患です、きちんと治療予防すべきです。2008/04/01 14:05 -
永久歯が崩出してくる時に、乳歯が残っていると永久歯の位置が変わります。
切歯はあまり影響がありませんが、特に下顎の犬歯は舌側に移動します。
このまま延びると、口蓋に障害を起すこともありますし、充分な長さまで延びないこともあります。
上顎の犬歯は、乳歯の前に出て、切歯との間を狭くします。
何ら支障のない場合もありますが、基本的には、永久歯が見える時点では、乳歯が残っていてはいけません。
この処置には、全身麻酔が必要であり、永久歯を傷つける可能性もあります。
主治医の先生とご相談の上、処置をお決め下さい。2008/03/30 18:13 -
腫瘍の種類や発生場所、大きさ、転移の有無などにより、治療法が異なりますが、膀胱腫瘍は、悪性が圧倒的に多いため、充分な術前検査と治療が必要です。
治療法は、切除手術が最も一般的です。
抗癌剤では、有効な薬剤は少ないとされていますが、局所投与や全身投与が行なわれています。最近では、放射線治療も用いられています。
また、これらを組合わせた治療法も行なわれます。
悪性の場合、進行の速度は結構速く、転移や合併症を発症することも多いです。
主治医の先生と良く相談されながら、治療をおすすめ下さい。2008/03/30 12:01 -
原因や経過が判らず、手術の内容等も記載されていませんし、お腹が腫れているのも、腹水か腫瘍かあるいは他の原因なのか判りません。
どのようなアドバイスが適切なのかも、判りませんが、黄疸や腹囲膨満、歩様そうろうなどの症状から相当重症と思われます。
主治医の先生に治療法や管理法等について、充分な説明をうけられるべきでしょう。無理であれば、転院等も考慮にいれるべきではないでしょうか。
2008/03/29 22:50