飯田 恒義 先生の過去の回答履歴一覧|4ページ目
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いろいろとご心配なこととお察しいたします。
のあさんも書かれていますように、獣医師により、診察や治療法については、いろいろな考え方もあり、診察の進め方も違います。また、飼主さんによっても、求められる治療内容は異なってきます。
子宮蓄膿症や乳腺腫瘍の治療の進め方についても、経過の中で選択されていった方法と思われ、行なわれる治療法の善悪について、判断できることではありません。
一般論としては、診察を行なう順序は、稟告聴取、一般身体検査から一次仮診断を行ない、必要な検査へ、さらには二次仮診断、精密検査と進められていきます。
一般身体検査には、聴診、触診、視診などが含まれます。
必要が無ければ、実施しなかったり、飛ばして次の段階から実施することもあります。
現在の獣医療において、飼主さんのご理解と信頼が無ければ、治療は成り立ちません。充分にご納得をいただき、患者の動物と飼主さんにとっ...2008/06/08 14:47 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 猫 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
主治医の先生は、どのようなプロセスで確定診断に向け、検査や診断を進められるのか分かりませんが、リンパ腫であるのか、あるいは他の腫瘍や炎症なのかなどの診断は、病理組織検査が必要になります。
さらには、病変は皮膚だけなのか、内臓の異常は無いかなどの確認のため、いろいろな検査が必要かと思います。
小さい腫瘤のようですので、おとなしい子でしたら、無麻酔でスタンプあるいは針生検等にて細胞診を行ない、細胞診では診断が困難であれば、コア生検あるいは一箇所を切除して病理組織検査を受けられるのが良いと思います。
リンパ腫であるとすれば、全身の詳細な検査が必要になります。
猫のリンパ腫は全身性の可能性が高く、内科的治療が行なわれます。
主治医の先生と充分にご相談下さい。2008/06/03 15:41 -
つる状態とは、肢を伸ばして曲げられないような状態なのでしょうか。
一時的に後肢が不自由になり、回復するのであれば、膝蓋骨脱臼の可能性が高いと思います。
緊急性はありませんが、診察を受けられるのが宜しいでしょう。2008/06/02 13:20 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
血小板減少の原因は、感染、腫瘍、免疫介在などによる産生能の低下、脾臓や肝臓腫大、血小板の大量消費を引起す疾患、血小板の破壊亢進を引起す原発性あるいは免疫性疾患などがあります。
治療は、出血を避ける管理をし、対症療法をしながら、原因を探っていき、原因が分かれば対応した治療を行います。
血小板を含めた血球検査、画像検査、免疫学的検査などが行われますが、検査の種類により検査結果が出るまでに日数が必要なため、経過によっては検査を行なわないこともあります。
ご不安な点は、主治医の先生のお聞きいただき、安心して治療を進めていただくのが宜しいでしょう。2008/05/31 11:41 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
一般的な検査であれば、朝食を与えて問題は無いと思われますが、受けられる検査項目や内容が分かりません。
このご質問は、検査を受けられる病院へお聞き下さい。
2008/05/28 11:12 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
インプラントは黄体ホルモン製剤であり、ホルモンにより発情、妊娠を抑制します。
メーカーの添付文書では、持続期間は2年、副作用として肥満、乳腺の腫脹、外陰部の腫脹、脱毛、子宮疾患の発症の可能性を記載しています。また、高齢動物の使用に注意するようにも記載もされています。 副作用報告は、いくつも発表されています。
避妊手術においても、副作用はありますし、麻酔の副作用もあり得ますが、インプラントよりは、安全性が高いとの意見が多いようです。
避妊処置を行なう目的、期間をどのようにお考えになられるかで、処置を選択されるべきでしょう。
インプラントにおいて、子宮系疾患の予防目的は達成できません。
2008/05/26 14:23 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
組織球腫は、臨床的には動物の年齢、発生場所、形状から診断し、確定診断には、細胞診あるいは病理組織診断にて行います。
多くは、数週間から2月程度で自然に縮小します、消失しない場合は、切除が必要になることもあります。
詳細が分かりませんので、確実な判断はできませんが、暫く経過を見た後、手術されても良いのではないでしょうか。
2008/05/17 14:45 -
てんかんは、発作性に起きる異常な脳機能による行動異常ですが、てんかんに類似した症状を起こす病気はたくさんあります。 発作の程度も、様々であり、硬直や痙攣が見られることもありますし、軽度であれば、なんとなく様子がおかしい程度の症状のこともあります。
原因にもよりますが、発作の間隔もさまざまであり、連続して見られることもあれば、1年以上見られないこともあります。
てんかんの診断は、臨床症状を基礎に行なわれますが、先ずは、てんかんなのか、てんかんのような症状を起こす病気なのかを診断します。
一般的には血液検査、レントゲン検査、尿検査などが行われ、必要に応じ心電図検査、超音波検査、CT、MRI検査などが行なわれることもあります。
発作を起す原因の病気が分かれば、その治療をしますし、てんかんであり、発作間隔が短ければ、発作を止めるべき治療を行います。
主治医の先生に、ご相談ください。
2008/05/11 14:05 -
肝線維症は、肝細胞が線維化し、最終的には肝硬変になります。
病変の進行程度や診断確定には、病理組織診断が必要になります。
治療は、支持療法が中心になり、腹水、肝性脳症、血液凝固異常などの合併症の抑制を行います。
ふらつきなどは肝性脳症の症状と思われます。どの程度の検査が行われたか分かりませんが、血液検査で肝性悩症の診断が可能です。
2008/05/06 13:29 -
尿石症を含めた猫泌尿器症候群は、いろいろな要因が重なり合い発症します。遺伝的素因も原因のひとつであり、再発の多い疾患となっています。
結石の多くは、ヒルズc/dで対応できる種類ですが、結石の種類により、療法食が違いますので、尿検査は行ったほうがよろしいと思います。
療法食の食べが悪い場合には、以前の食事と混ぜて徐々に慣らしていくのも、一法ですが、できれば、療法食のみを与えるべきです。
市販の食餌でも、ある程度尿石症の考慮がされているのがありますが、どの程度の食事が良いか、療法食が必要か、与える食事の選択は、検査をしながら、長期間経過を見ていく必要があります。
主治医の先生とご相談しながら、治療をお続けください。
2008/05/05 16:25