だいじょうぶ?マイペット

井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|233ページ目

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  • 薬について

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明

     フェノバールの必要量は、個々のワンちゃんでかなり違います。ちょうどよくコントロールできる処方量を決定するのにはある程度の日数をいただかなくてはなりません。抗てんかん薬も数種類ございますので、クウちゃんに合う薬をじっくりと見つけていくことになるのだと思います。 
     ただし、気になるのは、「てんかん」が確定しているかどうかです。当院を含めほとんどの病院で、診察と飼主からのお話で便宜的にてんかんと推定いたします。しかし治療の過程で他の疾患を疑い始めて、大学病院などでMRIなどの画像診断を受けていただく事になる症例も多数ございます。
     今はまだしっかりと状況を観察し、主治医に正確に報告する事が肝要です。症状をしっかり説明できるように記録をして病院に持って行くとよいかもしれません。診察時に出現しない症状があるのであれば動画を記録して診察時に見ていただくのも診断の助けになるかもしれません。
     認...

     2006/02/06 01:25

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  • 肛門の周りが赤く腫れています

    質問カテゴリ:
    便・肛門の異常

    対象ペット:
    / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明

     肛門の左右には肛門周囲腺(あるいは肛門嚢)と言われる臭いを分泌する袋があります。おそらく臭いの液がうまく排泄できずに炎症を起こしていると思われますので、診察を受けた方が良いと思います。
     治療しても再発を繰り返す場合には、肛門嚢を摘出する方法や、虚勢手術により腺の発達を抑える方法がございます。
     単純に肛門嚢液が出にくいだけであれば定期的に絞ってもらうか、絞り方を教わり自宅で行なうだけですむ場合もございます。
     ほかに似た症状を出すものとしては脱肛・直腸ポリープ・裂肛・肛門周囲の湿疹などもございますので、素人判断は禁物です。

     2006/02/06 01:03

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  • 避妊手術をさせたくないです

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

    避妊手術を受けたくない場合には、ホルモンの除放剤(インプラント)を皮膚の下に埋め込む方法がございます。
     ただし継続的に使用できるかと言うとある程度制限がございます。それと、発症率は不明ですが乳癌や子宮蓄膿症との因果関係も示唆されております。
     私の病院ではこのインプラント手術は、重篤な副作用が発生する可能性を飼主に十分理解していただいた上で、一定期間のみ避妊が必要な方にだけ施用いたします。
     安全性は避妊手術のほうがかなり高いと思われますので、もう一度慎重にお考え頂き、主治医の先生にも相談されると良いと思います。

     2006/02/06 00:53

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  • おねしょ

    質問カテゴリ:
    尿の異常

    対象ペット:
    / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明

     おねしょが頻発するのですね。神経支配の異常を考える前に疑っておくべき病気がいくつかございます。
     ①糖尿病や副腎皮質機能亢進症や腎不全など、多飲多尿になる病気は大丈夫でしょうか?。
     ②膀胱炎など膀胱の伸縮性が悪化し夜間の排尿の我慢が出来なくなってはいませんか?。尿中の細菌は試験紙だけでは検出できない事もあります。
     ③発症の少し前に虚勢手術をしていませんか?。ごく稀ですが、中年期に虚勢手術をした場合に尿失禁が起こる事がございます。この場合は、αアドレナリン作動薬やホルモン補充療法が効きます。
     ④先天的異常でも起こりますが、今回の場合は5歳になってからの発症ですから心配は無いと思います。
     ⑤膀胱の腫瘍が発生した場合にも尿失禁が起こる事がございます。膀胱造影レントゲン検査や尿中の細胞診も場合によっては受けた方がよいのかもしれません。
     以上、かなり杞憂と言うべき事まで話してしまいましたが...

     2006/02/05 01:18

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  •  健康診断の項目は獣医師任せにしてはいけません。動物病院の診察室に入る飼主は一番良くペットのことを観察している方でなくてはいけません。
     獣医師と言葉のキャッチボールをしながら検査項目を広げて行き、そして絞っていきましょう。これは獣医師と飼主の共同作業です。
     私もちょっとした飼主の一言から重大な特殊検査を思いつき、外部検査センターに血清を提出し、それがヒットして診断に結びつく事もあります。
     それから、ワクチンのことです。ミニチュアダックスは比較的ワクチンのアナフィラキシーショックを起こしやすい犬種です。特に5種から8種に増やすときは慎重に検討して下さい。
     その地域によって必要なワクチンは異なりますので、ワクチンの危険性と病気を予防できる安全性は簡単には天秤にはかけられません。主治医の先生とよく相談の上で決めてください。

     2006/02/04 01:47

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  • 人間の喘息の発作のようなものがあり、心配です。

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / ミックス / 性別不明 / 年齢不明

    ワンちゃんにとって咳はかなり重要な症状です。人間のように風邪や喘息で咳が出ることよりも、高齢では特に心臓病・胸腔内腫瘍等、重度な病気の存在を疑わなくてはなりません。
     発作が起きたときの対処法や普段気をつけることをお尋ねのようですが、先ず一刻も早く診断を確定させる事が先決です。
     はやとちゃんは、まだまだ若いですから積極的に検査を受けていただいた方がよいと思います。
     お大事にして下さい。

     2006/02/04 01:29

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  • 友だちの飼っている犬ですが・・・。

    質問カテゴリ:
    その他

    対象ペット:
    / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明

     不治の病との告知でかなり辛い思いをされている事と思います。しかし、不治の病と言う単語から飼い主の方が連想される事と獣医師の考え方の間に若干の隔たりがあるように思われます。
     不治とは完治しないと言う事であり、病気と共に生きていく・あるいは病気をコントロールしながら生きていくと考えてください。考え様によっては人間の花粉症やアトピー性皮膚炎も不治の病といえます。
     その病態専用の処方食もございますし症状を緩和するお薬も色々ございますので、是非悲観せずに治療を続けてください。
     お大事にしてください。どうか前向きに受け止めてください。

     2006/02/01 18:04

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  • 安静にしていても苦しそうです

    質問カテゴリ:

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

    りゅうのすけちゃんはかなり苦しい状態と戦っているのだと思います。心臓病に関しては診断が付いたときから治療薬は内服していたのでしょうか?。
     通常の当院での治療法は、先ずACE阻害薬という(エナカルド・エースワーカー・フォルテコール等)血液循環を改善する薬を使い、その後症状の進行に合わせ気管拡張剤・ジギタリスなどの強心剤・ラシックス等の利尿剤・場合によってはステロイドを順次使っていきます。それでもコントロール困難な場合には点滴によるドーパなどの静脈注射を行なったり酸素テントに入院させたり致します。
     しかし、どのような内科的治療法を行なってもいずれは病気の進行が薬効を凌駕してしまい、治療が不可能になってしまいます。内服を続けていても文章の状況に進行しているとすると自宅療法はかなり困難な状態だと思われます。
     少しでも楽に呼吸をさせたいとのことであれば酸素テントへの入院又は酸素テントのリース...

     2006/02/01 17:55

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  • 歯が割れた

    質問カテゴリ:
    歯・舌・口の異常

    対象ペット:
    / その他(犬) / 性別不明 / 年齢不明

    どちらも乳歯が欠けたか折れたかで、それほど心配は無いと思われますが、歯根が残っていると歯髄に感染を起こし治療に時間がかかる事もあります。万が一永久歯だといけないのでかならず受診しましょう。
     歯根が残っている場合には麻酔をして抜歯する事もございます。

     2006/01/31 23:04

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  • ダイエットについて

    質問カテゴリ:
    手・足の異常 / その他

    対象ペット:
    / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明

     この年齢で急に食事を変えることは、内臓疾患用でなければお勧めいたしません。ダイエット用は穀類のカラなど消化できない繊維質が多く胃腸に負担が出る事もあります。きちんとカロリー計算をして頂き老齢犬用を今より少々控えめに与えるのがよいでしょう。
     運動で痩せさせようとは思わないでくださいね。関節に負担がかかりますから。

     2006/01/31 22:53

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