井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|234ページ目
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脱腸の症例の大部分は尻尾の短い犬種・メスです。また、下痢が続いたり・便秘が続いたり・出産で起こる事もございます。
最初は通常ご体験されたような保存療法を行ないますが数回行なっても再発するようであれば、ほかに持病がなければ手術が適応だと思います。1回だけで癖にならない子も沢山いますのであまり先を読みすぎて心配なさらないようにしてください。
ただ、詳しい事は拝見しておりませんので、是非主治医に質問をぶつけましょう。きっと聞いて貰いたがってますよ。2006/01/31 22:47 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
ゴールデンで12歳ですとかなり高齢と考えられます。正常な老化現象として腎不全や肝不全や心不全などが進行している可能性が考えられますが、まだまだ症状が抑えられる病態なのかもしれません。あるいはただの一過性の病気なのかもしれません。
一度きちんと診察を受けレントゲン検査や血液検査など、獣医師とよく相談し御自身が納得のいく範囲内で検査を受けてみるとよいでしょう。
案外取り越し苦労で、そんなに嫌がらないかもしれません。治療に関しても診断が付いてからいろいろと選択肢を提示していただくとよいでしょう 飼主やワンちゃんの希望が、あえて積極的な治療を受けない事であれば、それもアリなのですから。
あなたが後悔しない方法を良く考えて、ご自身のお気持ちを良く伝え、獣医師とコミュニケーションをとってください。飼主がしてあげたいと思われる範囲内で獣医師が手を差し伸べる医療のあり方もございます。
お大事...2006/01/31 22:37 -
染色体と言う遺伝子の束は両親からもらった1本ずつのものが寄り添って2本で一本になっています。片方に異常があっても、もう片方が問題なければ障害は発現しません。しかし両親が血縁だと同じところに異常のある組み合わせが出来る危険性があり、障害を持つ子供が生まれる可能性が出てきます。
今、障害という負のイメージのある言葉を使ってしまいましたが、実際には平均的なものからかけ離れると言う意味であって、それがよい方向に働く事もあります。天才が生まれることや、健康で美しいスーパーチワワが生まれる可能性もあるわけです。しかし、これは危険な賭けなのでお勧めできません。2006/01/31 22:13 -
あなたの飼っておられる猫セサちゃんは、白血病ウィルスが体内に入っただけで、白血病になったわけではありません!。
確かに発症いたしますと8割近い猫ちゃんが3年以内に死亡するというデーターはございますが、生涯発病しない子もおります。そもそも感染しても、自然治癒してしまう猫たちも沢山います。先ずはセカンドオピニオンよりも、免疫力を最高にととのえておくために、ストレスをかけない・バランスの良い食事・麻酔などをかけない・インターフェロンを使用してみる・などが推奨されます。アガリスクやプロポリスなどの利用も特に問題は無いでしょうが、あまり嫌がることはしないほうが免疫力のためには良いでしょう。今はのんびりと気持ちよく過ごさせる事を最優先して下さい。
とにかく1~2ヶ月の間隔をとって再検査をして持続感染なのか一時的なものだったのかを判定する必要があります。それまでは、悪い事は考えない事です。
感...2006/01/31 01:15 -
椎間板ヘルニアを起こした場合、特にオスの場合には、膀胱から尿道にかけてがうまく広がらず、圧迫排尿が困難な場合があります。その場合には飼主が無理をすると膀胱破裂を起こすことがあります。主治医の先生はそれを心配なさっておられるのではないでしょうか。
しばらくの間は通っていただき病院で圧迫排尿させたりカテーテル導尿して、ころあいを見計らって指導していくつもりなのかもしれません。どうかその辺をよく聞いてみて下さい。それからでも遅くは無いと思いますよ。
ネットでお教えするには、とても微妙なことだと思います。2006/01/31 00:45 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
骨折が本当に起きてしまったのですね。同情申し上げます。これからが大変ですが、がんばって治療を受けていきましょう。
病理検査と細菌検査の両方を受けた方が良いでしょう。病理検査により以前申し上げた腫瘍の可能性が無いかどうかを判断します。細菌検査により骨髄炎だとしたらその原因菌を特定し、さらに一番効果的な抗生物質を決定することが出来ます。
腫瘍ではなく、単純な骨髄炎であれば完治も望めます。骨も短縮しますがプレートなどの使用で癒合させられる可能性があると思いますが、レントゲンを見ないとなんともいえません。
病理検査の結果骨肉腫や血管肉腫などが判明した場合には可能性は低いと思いますが断脚を治療の手段として選ばざるを得ない事もありえます。
単純な骨髄炎で細菌が同定され効果的な抗菌剤が確定できる事をお祈り申し上げます。どうかお大事にして下さい。2006/01/31 00:37 -
原因究明に向けて更なる検査を受けるべきだと思います。何かの基礎疾患があるのかもしれませんが、それに付随してさらに膵炎や播種性血管内凝固(DIC)が起こっている可能性があります。拝見しておりませんので推測ですが、このまま様子を見てはいけない病態と思われます。
2006/01/31 00:23 -
- 質問カテゴリ:
- 体重の異常 / 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明
おそらく肺門リンパ節が腫脹しているのですね。胸腔内の感染症かリンパ腫が疑われると思います。白血球数を測定するとおおよそ感染症で増多する範囲内か、腫瘍を疑う量なのかが分かることが多いです。その場合にはさらに抹消血の細胞診を行い異常白血球が出現していないかどうかを見るとより確定診断に近づきます。サリーちゃんの場合にはカルシウム値が高めなので、残念ながらリンパ腫などの可能性が高いと言えましょうが、念のために細胞診を受ける事をお勧めいたします。
リスクのある治療は飼主にも戦っていこうとする意欲が必要ですし、そのためには出来れば敵の名前が分かった方がより決意が高まる事と思います。
リンパ腫などの白血病が確定した場合には、よりしっかりした抗がん剤の使用方法がデザインでき、延命率も高まり、場合によっては「寛解」と言う完治に近い状況にまで持っていける可能性のある腫瘍です。
ただし中皮腫や肺がん...2006/01/30 23:59 -
細菌感染による指間炎や真菌症が疑われます。ワンちゃんが良く舐めていると被毛に枯草菌(無害)が繁殖して赤茶色に染まります。一度診察を受けた方が良いでしょう。
2006/01/25 20:22 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
細菌感染による骨髄炎は適切な抗生物質を用いれば完治いたしますが、耐性菌の出現により治療が困難な場合があります。また、骨の吸収が強く骨折を起こしてしまうと後遺症を残す事があります。安静にしましょう。
ただし稀な例ですが、血管肉腫や骨肉腫などの腫瘍が原因で同じような病態が起こる事もあります。病理検査をされておられるので心配は少ないとは思いますが、採取した中にたまたま腫瘍細胞が含まれない事もありますので、引き続き抗生物質のきき方やレントゲン検査・細胞診などをモニターしておいた方が良いでしょう。
通常の骨髄炎であれば治りますので、がんばって治療を続けてください。2006/01/25 20:19