井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|230ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 性器の異常 / 熱が出る
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
色の薄い軟便で、酸味のある臭気の強い排便だったと言う事でしょうか?。その場合に考えなくてはいけない事は膵外分泌不全が無いかどうかです。また、腸内細菌のバランスによっても体臭が強くなることもあります。
膵臓からは消化酵素が腸内に分泌されるのですが、生まれつきあるいは後天的にこの酵素の分泌が少ない子がおります。その場合には飼い主の方が訴えていらっしゃるように体臭自体も酸敗臭が強くなります。血液検査(TLI)でスクリーニングする事も出来ますので、主治医の先生に一度相談してみてください。
腸内細菌のバランスによる腸内異常発酵が原因の体臭の場合には、乳酸菌製剤を服用させたり、オリゴ糖などを強化した消化の良い食事を与えると改善していきます。
ただし、体臭は飼い主の方の取り越し苦労かもしれません。先ずは、かかりつけの獣医師に率直に他の同犬種と比較してどうなのか聞いてみてはいかがでしょうか。
最...2006/02/23 00:44 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
猫の乳腺腫瘍は犬の場合と異なり徐々に大きくなり最終的に潰瘍になる可能性が高いと考えられます。手術が出来るのであれば可能な限り受けるべきだとは思います。ただし、危険性はどんなときでもゼロではないのですから、リスクについてよく話し合って下さい。今の獣医療では抗がん剤はあまり期待できません。鎮痛・消炎・二次感染防止が主な治療になっていくと思います。
手術を受ける危険性と手術を受けない場合に起こりえる事柄をよく聞き、それを天秤にかけて最終的に判断するのは飼主の責任です。
どうかがんばってください。2006/02/22 21:04 -
今のピノちゃんの症状からすると何か疾患がある可能性が否定できません。どこまでの血液検査を受けたのでしょうか。
肝門脈シャントも想定した検査を受けていらっしゃるのでしょうか。私はもう少し全身状態を把握してからでも遅くはないと思います。
ただし特に異常がなければ今後の歯列の健全のためには乳歯の抜歯は受けられた方がよいと思います。二重に生えたところには歯石が付きやすく若いうちに歯根膿瘍により歯を失う確立が高くなります。
入院に関しては病院により考え方が異なりますので何とも言えませんが、全身麻酔をかけますので慎重に入院させて状態を見る病院と、覚醒次第当日帰宅させる病院とがあります。これに関しては主治医の先生と良く話し合ってください。2006/02/22 20:49 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常 / 鼻の異常 / 頭、胸、腹を痛がる
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
是非、すぐに手術をしていただいた病院に状況を診せに連れて行ってください。通常の術後に起こる範囲内の状況なのか、腫瘍自体の問題なのか、術後の合併症なのか、全く別の病気が発症したのか、いずれも考えられます。
術後ですので、飼主だけの判断や診察をしていない獣医師の判断は禁物です。どうかお大事にしてください。2006/02/22 20:36 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
今何か投薬は受けていらっしゃるのでしょうか。最初の内は鎮痛消炎のためにステロイドが必要かもしれませんし、ラクトフェリの投与により徐々に痛みや炎症を抑えられる事もあります。
ただ、あまりにも食事量が少ないと体が維持できませんので、外来での皮下補液による補給も考えないといけませんね。
最後にこういうときの食事ですが、ペースト状のものを好む猫と、かえってこういうときほど固形のものを好む猫とがおります。色々と試してみてください。動物病院には液状・ペースト状などの栄養剤も置いているはずですので、主治医の先生に相談してみてください。
お大事にしてください。2006/02/22 20:31 -
骨肉腫は比較的若いうちに発症する腫瘍なので、飼い主の方の苦しみは本当に筆舌し難いことだと思います。
まだ診断されたわけではないので、一般的な骨肉腫に対する知識と受け止めてください。
私たち獣医領域では、骨肉腫が発見された場合、ほとんどの事例で既に遠隔転移が発生しております。早期発見と考えられる場合には出来るだけ腫瘍から離れた位置で切除する事が必要になりますが、四肢に発症した場合には通常断脚を実施する事になるでしょう。
しかし私は、今までの経験から、それでもかなりの確立で体幹部に肉腫の発生を体験し、また、抗がん剤の効果もかなり低いので、手術を勧めておりません。
痛みのコントロールが治療の主をなすものと私は考えます。私は山田さんの考え方に賛成いたします。診断結果がもしも骨肉腫であれば、その時点で獣医師とよく相談してご自身の希望する治療法をきちんと提示し今後の方針を打ち出していかれた...2006/02/22 20:23 -
- 質問カテゴリ:
- のどの異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
首のところには左右対称に色々な器官がございます。文章だけではあまりにも沢山の事が推測されてしまいます。ただ可能性の高い順に列記しますとかえって飼い主の方を不安に陥れてしまいますので控えさせていただきます。
ただし、様子を見るのではなく、必ず早めに病院に行ってください。血液検査やレントゲン検査や細胞診(又は病理検査)を提案されるかもしれません。2006/02/21 01:24 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
今晩は。ルナちゃんはおそらく特発性肥大型心筋症を疑われているのだと思います。この心臓病は中年齢期のオス猫に好発すると言われておりますが、文献的には稀に数ヶ月の子猫にも発症した例もございます。
ただし、レントゲンで心臓の大きさを見ただけでは、通常は診断は付きません(バレンタインハート型から診断付く事もありますが、必ずこの型になるわけではありません)。
可能性は低いのですが念のためにと言うつもりでの発言だったのではないでしょうか。主治医の先生もおそらく様子を見て体格と心臓の大きさの割合を見ていくつもりではないでしょうか。もしご心配でしたら心エコー検査や心電図検査も併用するとより確実な事が言えると思いますが、症状が無いのであれば少し様子を見ても良いのではと思います。
この病気は一度発症しますと進行していく病気です。症状の有無・心房内の血栓の有無・不整脈の発生などにより治療が異なります。...2006/02/21 01:17 -
- 質問カテゴリ:
- 尿の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウエストハイランドホワイトテリア / 性別不明 / 年齢不明
乳腺の部位に出来る腫瘍には色々なタイプがございます。中には乳腺腫瘍ではなく他の腫瘍である場合もございます。乳腺腫瘍に限って申しますと悪性と良性の割合は50:50で特に悪性のものを乳癌と呼びます。
通常は触診だけでは判断は付きづらいものです。しかし、経験をつみますと病理検査をする前にある程度見当が付くようです。しかしこれとて、実際に診断名を告知するのは細胞診等の病理検査のあとになります。おそらく飼い主の方に分かりやすい言葉と言う事で広い意味で乳がんと説明されたのだと思います。
実際の状況を見ていないのでなんともいえませんが、病理検査に先んじて手術を行なう理由も考えられますので、主治医と良く話し合ってください。その上で、検査をお望みであれば率直にその希望を伝えると良いと思います。
悪性が考えられる場合には乳腺を1~5乳頭と周囲皮膚・所属リンパ節全てを含めて全摘出する事が勧められるかもしれ...2006/02/16 00:14 -
- 質問カテゴリ:
- 鼻の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
飼い主の方は説明のしかたを深く考えなくても大丈夫です。獣医師の方で尋ねた事を答えていただき、その言葉のキャッチボールにより必要な検査を考えて生きます。心配せずに受診してください。
呼吸器系の病気や循環器系の病気も数種類考えられますが、年齢から考えると鼻腔内の腫瘍も疑っておかなくてはいけません。
動物病院で検査を受けてみてください。2006/02/15 02:05