井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧｜240ページ目

　瞼の縁にはマイボーム腺という油っぽい涙を分泌する器官が上下とも１列に並んでおります。
　５歳前後からこの腺が腫瘍化する子が出てきますが、ほとんどの場合は良性です。しかし稀に感染を起こして急に大きくなったり・腺癌だったり・悪性黒色腫であったりする事もございますので、自宅では触らないで動物病院で見てもらうと良いでしょう。
　たいがいの場合は良性ですので簡単な手術できれいに治るはずです。ご安心下さい。ただし摘出した組織は念のために病理検査をする事をお勧めいたします。

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　一般的に室内犬でオスメスを同居させる場合には虚勢（避妊）手術を受けさせるべきであるといえます。
　ただし、心情的にどうしても受けさせたくない場合には、発情は年に２回だけですのでその期間だけ離しておく方法・メスにホルモン剤を皮下に埋め込む（又は注射する）方法等もあり、一考の余地があります。
　虚勢のメリットとしては、肛門周囲腺種や前立腺肥大や前立腺腫瘍の抑制・オス特有の問題行動が矯正できる可能性などがあります。
　デメリットとしてはあなたのかわいがっておられるワンちゃんの直系の子孫が残せない事・1万頭に1頭かもしれませんが麻酔薬や抗生物質や手術糸に特異的な反応を起こし軽い副作用あるいは致命的な状況が起きる危険性がゼロではない事・自然な状態ではないというきわめて日本的な（仏教的・神道的）な心の問題などが挙げられます。
　動物病院としては経験的に手術をお勧めいたしますが、飼い主の方が迷ってお...

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　今晩は。一番考えられる事は、偽妊娠による乳腺の発達です。これ事態は病的な事ではありません。しかし中には過剰に発達して炎症を起こし熱を持ち食欲が落ちてします子も居ります。
　念のために受診し、様子を見てよいのか、治療すべきかを相談されると良いと思います。
　治療不要な程度であっても、繰り返すようなら避妊手術も考慮した方が良いかもしれません。

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　ダックスは非常にアレルギー体質の子の割合が多いです。ただ、ワクチンのアレルギーから来る瞼の腫れは、左右両方である事が多いのと、時間的には、結構早いので、「最近」というと、ニュアンスが異なるような気もします。結膜炎や瞼の外傷や接触性のアレルギーなどが考えられます。
　食餌アレルギーの場合も左右対称に現れる事が多いです。
　以上のことは断言できませんので、お早めにワクチンを受けた動物病院に行ってください。

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　まずは、指示どおりに処方食だけにすべきです。他のものを食べてしまうと、改善されなかった場合にそれが食事のせいなのか、診断が違うのか、薬があわないのか判断がつきずらくなります。どちらにしても乳製品は避けておきましょう。
　また、改善しないときには、子犬の場合には特に、すぐ再診してください。おそらく、検査をいくつか追加されると思います。
　病院によっては、下痢程度ですと飼い主の方の負担を減らすために最初は一般的な胃腸薬と処方食で反応を見て、状況によってウィルス検査や細菌検査・虫卵検査をオプションして行くところも多いです。
　子犬の消化器症状は、甘く見てはいけません。しっかりと治療をしていってください。

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　開いている病院を見つけて受診してください。竹は消化しません。噛まないで飲み込んだ場合には、腸を穿孔し腹膜炎を起こしたり、胃から穿孔し横隔膜を貫通して心膜に達して心外膜炎などを起こす事があります。
　渋谷の忠犬ハチ公はこれにより亡くなったと聞いております。噛み砕いて小さくなっている可能性もありますが、念のためにレントゲン検査を受けてみた方がよいと思います。
　ネギも犬にとっては良くないのですが、今回は竹串の危険性のほうが高いので、まずこちらの方から治療していく事になるのでは、と思います。

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すぐに手術をした獣医師にご相談下さい。何か問題があるのかどうかはわかりません。単純に着せられている腹帯やエリザベスカラーなどがストレスになり、気分を害して寝ているだけだったり、シャイな子だと入院事態がストレスになり、どっと疲れが出ているだけなのかもしれませんが、理由にかかわらず、何時もと違うと飼い主の方が感じられるのであれば相談すべきです。
　麻酔法により異なりますが、通常では、翌日にはほぼいつもどおりになりますが、個体差があります。食欲半減がこれ以上続くときには、たまたま時を同じくして別の病気が発症した可能性もありますし、避妊手術・麻酔薬・その前後に使う抗生剤などの薬等に特別な反応を起こしている可能性もあります。
　では、お大事にしてください。

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病気である事は間違いないです。病名にはかかわらず、すぐにでも対症療法を行なわないとこれ以上症状が続くと脱水を起こし虚脱してしまう事もあります。休日診療を対応している病院に急ぎましょう。食欲不振・嘔吐・下痢の3大症状はあらゆる病気で発症しますので、病名の特定は診察検査を行なわないと困難です。申し訳ありません。
　では、急いで探しましょう。がんばれ。

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　生理ではない可能性があります。病院に行き診察を受けましょう。一番危険性が高いのは子宮蓄膿症です。
　この場合には飲水量や尿量が増える事が多く、吐き気や食欲不振も末期になると出てきます。生理の血と違い匂いが強く、にごった色をしている事が多いです。ただ、典型的な症状が出ない子も多いので必ず検査を受けましょう。
　お大事にしてください。

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　排便の度ごとに軟膏を付けて圧迫整復を続けていくとかなりの割合で治癒していきますのでご安心下さい。ただし、定期的に獣医師に診察してもらわないといけません。脱腸の具合によってはすぐに手術をするべきものもございますし、時機を見て手術を行なうもの、様子を見て、虚勢手術などのついでに手術を行なうものなどもあります。自己判断は禁物です。
　休み明けに早速診察してもらいましょう。

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