井上 平太 先生の過去の回答履歴一覧|238ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
ソテツ植物の中でも猛毒と言われるものに入ります。沖縄では蘇鉄地獄と言う言葉があるくらい恐れられております。急性毒性では急性肝壊死を起こし死亡率がかなり高く、これを何とか乗り越えてもその後の発癌・子どもに対する催奇形性があり、解毒薬はありません。
治療法としては何はおいても肝臓の救済です。自力で食べられ肝細胞が再生するまで、長期間点滴や中心静脈栄養や胃カテーテルによる強制給餌で維持をするほかありません。自宅療養は難しいでしょう。
ソテツの実の中にはサイカシンという配糖体が含まれこれ自体も猛毒なため肝臓がフルに解毒をしホルムアルデヒドがその代謝産物として血中に増加します。しかしこのホルムアルデヒドも強い肝毒性があり急速に肝細胞が破壊され黄疸を起こすわけです。
食べたときには1分でも早く嘔吐させるか胃洗浄をする事が唯一の安全な治療法になります。
どうか治癒する事をお祈り申し上げます。2006/01/09 21:47 -
本来はチョコレートを食べてしまったらすぐに病院に行くべきだったのですが、今からでも是非診察を受けるようにしてください。チョコレートは中毒を起こします。治療が必要です。
2006/01/09 16:34 -
シーズーの場合、よく袋状の腫瘤で中身は泥粉状のものが詰まった物が出来ます。これであれば放置しても問題は無いのですが、12歳と言う年齢を考えると念のために動物病院で診てもらい、腫瘍の可能性が無いかどうか診断しておいた方が良いでしょう。
その後の治療計画は診断により異なります。良くご相談されると良いと思います。2006/01/09 16:28 -
本当にご心配な状況だと思います。 今は躊躇すべきではない一大事です。ここできちんとした検査をしませんと、それこそもっと大変な事になり、お金では取り返しの付かない事になりかねません。
状況から考えますと何らかの泌尿器系の感染症が疑えます。尿路結石に感染を伴うもの・単純な膀胱炎・腎炎・前立腺炎・あるいは膀胱癌も念のために疑わなくてはなりません。
検査としては、血液検査・レントゲン・尿検査・尿沈沙の細胞疹・細菌の感受性試験あるいは同定・などが必要になってくるでしょう。実際これらを全て一度に行なえばこの程度の費用がかかる可能性は十分ございます。
お金の問題は、かえって先生に率直にお話した方が良いでしょう。検査の優先順位やお支払いについてきっと相談に乗ってくれると思います。
どうかがんばって適切な治療を受けてください。2006/01/09 14:24 -
関節の問題・脊髄の問題・末梢神経の問題・感染症・糖尿病・筋肉や靭帯の問題・など症状だけでは、考えられる病気はかなりございます。
最低限レントゲン検査と血液検査は必要だと思います。病名によっては高齢でも十分治療に反応する疾患もございます。2006/01/08 14:22 -
乳腺腫瘍は、メス犬では一番多い腫瘍と言えます。予防法で一番効果的なのは避妊手術です。3歳からの避妊では発生率を下げる効果は無いといわれておりますが、ある程度転移や浸潤のスピードを抑えられると記述しているデーターを見る事もございます。発情に連動する過形成であれば確かに避妊で抑えられます。
乳腺腫瘍のうち約50%が悪性・残りの50%が良性と一般的には言われ、悪性のうち特に炎症性乳癌と言われる物は非常に厳しい状況になります。
8ヶ月間で3mmの変化ですと良性の可能性が高いとは思いますが、病理検査・外科的処置が一番だとは思います。乳腺腫瘍の場合たとえ良性でも結局は大きく成長するので最初から乳腺の一列全摘出を勧める場合もございます。その後の病理結果でさらに抗がん剤を選択するかを決めていく方法(通常と順番が逆になります)になります。どのように対処していきたいかは、主治医とよく相談して決めてい...2006/01/08 14:14 -
2~3メートルの距離で雌雄の犬を飼っておられるとの事ですね。オス犬にとっては、かなりストレスのある辛い状況だと思います。先ずは、虚勢手術を受けさせる事です。あるいは、メスの避妊をする・両方とも避妊虚勢をする・などの対処法があります。本能からの行動なので、しつけでコントロールできる問題ではないと思います。
2006/01/08 13:50 -
- 質問カテゴリ:
- 体重の異常 / 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
水胸とは病名ではなく、胸腔内にリンパ液などの液体がたまり呼吸が困難になる状態を言います。
原因としては、心臓病などによる循環不全・免疫介在性・中皮腫・リンパ腫・呼吸器感染症・肺がんによる癌性リンパ管症・乳がんの播種性転移に続発するもの・今はめったに無いですが肺吸虫症などがあります。
確定診断のためには胸腔穿刺を行い細胞疹を行なう必要があります。
治療可能なものと非常に困難な病状とがありますが、治療法は診断によりかなり異なってきます。
おそらく元旦の急患で、病院の方が精密検査に対応不可能だったのかもしれませんから、再度診察を受け、これからの治療計画をしっかり相談してみてください。2006/01/08 01:55 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
結膜炎・角膜炎あるいは角膜潰瘍を繰り返す場合は、何か原因がある場合が多いです。
①眼瞼の内反が無いかどうか
これがあると被毛が接触するために炎症を起こしやすい。
②瞼の内側から睫毛が生えていないかどうか
まつ毛により角膜潰瘍を起こしやすい。
③ドライアイ
涙が少ないとごみや細菌を洗い流せず、結膜炎を起こす。
④アレルギー性の疾患
目をこすりすぎ機械的に傷を付けてしまう。
⑤マイボーム腺腫
腫瘍による刺激で角膜潰瘍を起こす。
など、いろいろな原因が考えられます。場合によっては鎮静をかけて拡大して観察しないとわからないものもあります。もう一度よく相談されると良いでしょう。
少なくとも一箇所の動物病院ではドライアイの可能性が指摘されているわけです。これに関しては、人工涙液の滴下・コンドロイチン点眼等により乾燥を防ぐ方法・シクロスポリンの入った眼軟膏で治療する方法等...2006/01/08 01:39 -
かなり精神的ショックを受けたようで、一時的に人間不信になったのかもしれませんね。
どのような驚かし方をしたのか判らないので何とも言えませんが・・・。今後とも同じような事にはならないように、今回のような事はやめておいや方が良いと思いますが。
あまりに強い精神的ショックを受けた場合には、薬を使って対処する方法もあるので、獣医師の診察を受けてください。2006/01/07 19:45