平片 修 先生の過去の回答履歴一覧|20ページ目
全209件中 191 ~ 200 件目を表示
-
緑膿菌の感染が成立する時点で、何らかの形で局所もしくは全身の免疫が低下している状態と考えられます。
仰られるように一年前からの慢性鼻炎による粘膜面の問題だけかもしれませんが、猫白血病や猫エイズの可能性や糖尿病の全身性もしくは歯根炎や歯槽骨炎などの局所的な基礎疾患がある可能性があります。
慢性の鼻炎の場合でもいわゆる「蓄膿」状態になっている可能性もあり、ただ単に抗生剤をむやみに投与する事は耐性菌をさらに作り出しテしまう可能性の方が高いと思われます。
昨今、猫も長寿化しており15~17歳ぐらいで元気に暮らしている子も多くいます。
ですからもう高齢だからと消極的な姿勢ではなく、一度獣医師の診察を受け、そこで全身状態・ウィルス検査・胸部レントゲン・血液検査等を行った上で、その子がもう「種々の処置に耐えられない体」だと判断してから対処療法を選択しても遅くはないと思います。
臨床検査技師の知人がいる...2006/02/19 19:43 -
>「頭に走っている2本の血管のうち、1本は流れて
いますが、もう1本は狭くなっているので、水頭症の
疑いはあります。
水頭症は「脳脊髄液の産生過剰もしくは排出障害からくる脳室の拡大を原因とする中枢性神経障害」です。
上記の検査が何を行い、何を示唆しているかは不明ですが、水頭症を血管分布で診断するという事は通常の診断方法ではありません。
確定診断をするのであれば、CT/MRIの画像診断です。
>発症はしていないとの話だったのですが
前述の「経験豊富な獣医さん」では発症ありといわれていますよね。(外斜視も神経症状の一つです)
眼と咳以外では症状はないのでしょうか?
「経験豊富な獣医さん」に行き、きちんと相談してみてはいかがでしょうか?
「ショップのかかりつけの獣医さん」へ行くにしても、ご自身でよく話を聞き、今後気をつける事など疑問に思うことをきちんと聞いてみてください。
2006/02/01 14:15 -
重症筋無力症という病気は、神経伝達物質であるアセチルコリンが働けなくなった結果、症状が発症します。
治療としてはコリンエステラーゼ阻害剤というものを使用し、状態がある程度改善され安定するのに4~6ヶ月かかる子もいます。
食道拡張症については、全身状態が改善されても完全に回復しない子もいます。
また、治療途中に誤嚥性肺炎でなくなってしまう例もあります。
症状の改善には、投薬だけではなく飼い主さんの看護が非常に重要になります。
(流動食をたべさせたり、食後胃に流れやすい体位にしたり、動くのが困難であれば体位を変換したり等々)
完治という言葉は「病気の原因および症状が除去された状態」をさしますが、その言葉から言うと完治する事は稀と思います。2006/02/01 12:02 -
>この方法では薬がきちんと効かない可能性があると言われました。
動物の薬はすべて体重1kgあたりの量が決まっており、それを計算して処方しているので、薬を全部のんでくれないと効果がでないかもしれないという事なのではないのでしょうか?
少量の餌に混ぜて薬をあげ、全部たべてから残りをあげる方法なら問題ないかと思います。
ただ錠剤は無理かと…。
(薬の種類によっては、食べ物と混ぜると効果が薄れるものもありますので、その辺の所をよく効いてみてはいかがでしょう?)
>何かいい投与法はないでしょうか…。
ペットショップで販売されている栄養補助用サプリメントでチューブに入ったペースト状のものがあります。粉であればこれに混ぜてあげてくださいと伝えています。
ちなみにこれらの中には犬用と書かれているものもありますが、基本的には食事がそれ中心だったり、それだけという事でなければあげることは可能です。
...2006/02/01 10:28 -
猫の場合痴呆症(認知障害症候群)の症状は、犬のようにははっきりしないケースが多いと思います。
また、後躯麻痺?というのは認知障害ではありません。
13歳の猫であればいろいろな事が考えられますので、まず診察を受けてほかに異常がなければ認知症を疑ってください。
後躯麻痺の原因
・大脳・小脳~脊髄神経の異常
・後肢にいく血管の異常 など2006/02/01 09:27 -
避妊手術の時には異常なかったのでしょうか?
避妊手術の内容にもよりますが子宮まで摘出している場合、子宮の断端に炎症が起きるケースがまれにあります。
まず獣医師に診ていただき、念のため外陰部~膣部に異常な分泌物がないか確認してもらってください。
分泌物が外陰部に付着していているのを犬が気にして舐めてしまい、ただれているのかもしれませんので。
単純に皮膚炎だけかもしれませんが、まずは診察を。2006/01/30 20:09 -
避妊手術により性ホルモンのバランスがくずれ、排尿障害(今回の場合「おねしょ」)が出るケースがまれに診られます。
一過性の場合もありますが、ホルモンの追加が必要になる事もありますので、診察を受けてください。2006/01/30 11:23 -
>目も痙攣を起こしたようにピクピクしていますし
眼球振盪とよばれる眼球の不随意運動を起こしているか、チックと呼ばれる神経症状の可能性があります。
眼球振盪は脳から直接でている神経により支配されており、その神経が何らかの形で障害されていると考えられます。
これらの症状の原因としては
大脳および小脳の炎症、腫瘍
内耳炎(鼓室におよぶ炎症)
腎不全
等があげられます。
家で様子をみて改善するものではなさそうです。
今の状態が悪化する事も考えられるので、病院が嫌いであっても動物病院で診察を受ける事をお勧めします。2006/01/28 20:00 -
- 質問カテゴリ:
- ケイレンをおこす
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
文面だけでは十分な判断ができませんが、痙攣となるといろいろな事が原因(頭蓋内以外にも、内臓・内分泌の病気でも)で起こす事があります。
まず、起こしていない状態でも動物病院に行って診察を受けてください。
小さいころから知っている子ではないようですし、健康診断をかねて全身の検査(身体検査・聴診・血液検査(できればレントゲンまで)など)をして、今後の事も含め獣医師とよく話し合ってください。
病院にかかるまでの間にまた起こすようであれば、
・持続時間(計ってみると短いかもしれません)
・粘膜の色(ピンク色なのか、白いか)
・意識状態を確認(声をかけず、周りの動きなどがわかるか)
・終わってからの状態(しばらくボーっとしているか、すぐもとにもどるか)
・できれば動画で撮影(状態の見方が違う場合があるので)
それをもって病院に行ってください。
2006/01/27 16:56 -
>気が付くと、ペニスと睾丸との中間のあたりがピンポン玉位の腫れができます。でも、排泄すると腫れもなくなります。
そのことは獣医師に質問したのでしょうか?
それ自体は「亀頭球」だと思います。
男の子のペニスの組織の一部で、本来交尾時に陰茎が外れないように働く組織ですが、興奮すると大きくなる子は多々います。
要は「勃起」です。
放っておいても破裂はしないと思います。
心配であれば腫れている状態を獣医師に確認してもらってはいかがでしょうか?
(画像を撮るなり、半日預けてみたりして)
>水を飲む量も多く、おしっこの回数も増えました。
こちらの方の原因を探って貰うべきでしょう。
追加
その「ピンポン玉ぐらいの腫れ」はどの位置にありますか?
また、それ自体の固さはどうですか?
水風船みたいに軟らかくさわれたり、ペニスから外れた位置であれば、伊東先生の仰るような病気も考えられま...2006/01/27 13:48