平片 修 先生の過去の回答履歴一覧|21ページ目
全209件中 201 ~ 209 件目を表示
-
診断名は何でしょうか?「てんかん」なのですか?
それによって薬の内容も変わります。
診断名・投薬している薬の内容がわからないとコメントも難しいです。
>気圧に影響をうけたのではと
たしかに頭蓋内疾患もしくは特発性てんかんの動物で「気圧の変化」により症状が現れる子もいますが、すべてではありません。
クルクルまわるのも発作の前兆なのかもしれませんが、それ自体が「症状」の可能性もあります。
(というより現在はこちらのほうが主症状ではないのですか?)
>今まで悪い膝がよけいに悪化したようでふらふらし腰が抜けたようになったりします。
これも膝が原因なのか、中枢神経障害からくるものなのかも現在の所は判断がついてない様子です。
まだ2歳との事なので、必要に応じMRI・CTなどの画像診断や脳脊髄液の検査等をして診断を下した上で治療を行う方がよろしいかと思います。
頭蓋骨頂点の泉門が開放し...2006/01/27 13:17 -
Legg-Calve-Perthes病(LCPD)は、骨の虚血性壊死をともなう大腿骨頭および骨頚部の変形であり、基本的に外科的に手術してあげたほうが予後がよいとあります。
ほとんどが片側のみの発生であり両側に発生する子は10数%です。
(ちなみに股関節形成不全とは違う病気ですので)
>手術は必要なく軟骨を補う薬の内服で大丈夫と言われました。
リマダイル錠→鎮痛消炎剤
アモキシシリン細粒→抗生物質
LCPD自体は感染症ではないので抗生物質の投与はあまり効果は期待できないのではないでしょう。
鎮痛消炎剤はその場の痛みは止めますが、軟骨の再生を補う物ではありませんし、比較的安全な薬ですが長期で飲ませる薬ではないと私は思います。
そのほかにサプリメントを貰ったのではないのでしょうか?
またこの病気自体が骨の血行障害がみとめられる疾病なのでサプリメントの投与で軟骨の再生にどのくらい効果があるのかも私は疑問に感じ...2006/01/25 20:07 -
膵炎の疑いとの事ですが、膵炎の治療としては「絶食を含む食事制限」も治療の上で必要になると考えますが、そのような指示はあるのでしょうか?
ただ猫の膵炎の場合「嘔吐」が主症状になる事は少ないのですが…。
食事制限をすると口から入る水分では体が維持できないためその水分補給の為に静脈もしくは皮下注射から点滴をします。
その際、体液が薄まるので過剰な輸液量になると血液のたんぱく質の濃度は下がります。(アルブミンも蛋白です)
治療の面では補液のみを考えた場合、皮下注射と静脈注射の違いはどちらが有効に血管の中に入るかの違いです。
皮下注射は皮下組織の毛細血管から吸収され血管の中に入ります。脱水状態がひどい場合は毛細血管も収縮し、皮下補液を行っても吸収する事ができません。
静脈注射のほうが直接血管の中にいれるので少量でも有効に血管の中に入りますし、皮下注射や経口投与で使用することので...2006/01/25 19:05 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
>頭の位置を下のほうに下げてあげるといいと聞いたのですがどのように傾斜をつけてあげたら吐きやすくなるのでしょうか
肩甲骨の前の部分から後方をタオル(何重かにして)で段差を付けてあげ、喉の部分に吐いた物が溜まらないようにしてあげてください。
問題になるのは喉に物(液体・吐物)がたまり、それを吸い込んでしまったり、それが邪魔になり呼吸が苦しくなる事ですので。
>吐き気があっても水や食事は与えないとだめでしょうか?
基本的には吐いている時にはあげない方がよいと思います。
吐くことでさらに体の水分が消耗します。
食べさせて吐いてしまうようであれば、口以外の経路で補液(皮下もしくは静脈から)をして脱水をカバーしないと腎臓にはさらなる悪影響がでます。
嘔吐が抗がん剤からくるものなのか、腎不全からくるものなのかは、実際に診察している獣医師に判断を仰ぐべきです。
かかりつけの動物...2006/01/25 10:35 -
目脂はいつからなのでしょうか?
急にでているのなら角膜炎など眼の異常かもしれません。
以前から涙や目脂がでていたのなら、ついている部分が皮膚炎を起こしているかもしれません。
病院につれていって診察を受けてください2006/01/25 10:24 -
過去に同様の症状が2回あったとの事なので、一過性のものではないように思えます。
ただ「痙攣」という症状の程度・状態によりますのでこの場では判断することは不可能でしょう。
まずは動物病院に行き、現在他の神経症状が出てはいないか確認し、またその症状を相談しましょう。
再度同じ症状が短期間に再発するようであれば、血液検査、画像診断などの詳しい検査をすることになるでしょう。
一応、考えられる病気の一つである「てんかん」のお話を書いておきます。
癲癇発作の範疇に「部分発作」というものがあります。
大脳皮質のある一部分だけが異常な刺激を発し、その部分が支配している場所(たとえば背中の皮膚の筋肉のみ、片方の足のみなど)に痙攣症状を起こすものです。
しかしながら、動物ではそれほどはっきり見られる事が多くはありません。
また、部分発作でも刺激が繰り返されることで全身性の発作に発展す...2006/01/23 09:36 -
>一年ほど前に猫を追いかけて行った時、パタンと倒れたことがありました
>以前から咳きと同時期に水のような下痢と嘔吐をしていた
文面からは、心臓疾患を疑ってしまいます。
心臓に帰ってくる血液を心臓自体が処理できなければ、うっ血性肝障害・下痢(腸管のうっ血による)もみられます。
>注射の薬は通常どれくらいで効き目があるのでしょうか??
通常の薬であれば2時間ぐらいで効果が見られると思います。
ただ下痢の場合、消化管の動きを止めても原因がなくならないと症状は続くか悪化する事があります。
処方されている薬は
・バクトラミン
→抗生剤(ST合剤)
・Enacard
→血管拡張薬 (心臓の負担を楽にさせるため)
初期に投与すると心臓の筋肉の変性を抑える効果があります
・ゼンラーゼP
→ビール酵母・活性納豆菌配合の健康補助食品
腸内細菌のバランスを整える
>再度病院に連れて行くか悩んでいます。
...2006/01/22 11:25 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
症状の出ている部位が右側に集中している点からすると、やはり左の大脳症状として考えてしまいます。
(実際に診てみないと判りませんが)
また以前から乳腺腫瘍があるとの事ですから、その転移というのも考えます。(猫の乳腺腫瘍は90%悪性の癌ですから)
腫瘍性疾患であれば徐々に症状が進行すると思います。
また、進行に伴い痙攣発作など他の症状も出てくるかもしれません。
16歳と高齢な事から現実的ではないかもしれませんが、理想論としては麻酔をかけてMRIで画像診断をして原因を確認して、予後の判定となります。それにより投薬する薬も決まってきます。
(もちろん、麻酔をかける前に血液検査をします。)
他にも神経症状を伴う病気には
猫伝染性腹膜炎 水頭症 化膿性脳脊髄炎 脳梗塞 など
が挙げられます。
また、高齢な猫の場合腎不全から来る高血圧で眼底出血を起こし、失明・対光反射の消失が見られることがあります。
眼...2006/01/20 16:05 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常 / 尿の異常 / 便・肛門の異常
- 対象ペット:
- 犬 / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。かなり行き詰っているようなのでコメントさせて頂きます。
>PLT、WBC、GRANS、L/Mは測定不能
とありますが、多くて測定不能なのか、少なくて測定不能なのかでは状態や評価が違ってきます。
>HCTは32.5%と低く
慢性的な出血や慢性的に白血球が非常に増加していても貧血が見られる事があります。
>エコーで見たところ腹水がたまっていて
腹水の検査はしましたか?
検査をする事により、現状よりは多くの情報を得ることができると思います。
保定をすると暴れてしまうようであれば難しいかもしれませんが。
腹水の出る原因として
・心疾患(フィラリア症を含む)・腹部の腫瘍性疾患または感染症・腹膜炎・肝不全・低アルブミン症など
フィラリアに関しては、きちんと飲ませているつもりでもうまく入っていなかったり、後でその子が吐き出していたりすることもありますので、テンちゃんの現状からみると完全な除外をするためにも血液に...2006/01/20 15:09