中津 賞 先生の過去の回答履歴一覧|64ページ目
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鼻腔の腫瘍の可能性があります。今何が起こっているのかの診断が大切です。例えば腫瘍に抗生物質を与えても何ら症状の改善は期待できません。手術をしないまでも、薬物で治療をするにしても、今、何が起こっているかの知るための、正確の診断は症状の改善のためにも絶対に必要です。
2006/08/25 11:03 -
- 質問カテゴリ:
- 吐き気
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
イヌはかなり自由に嘔吐出来る動物で、何か今までと違ったものを飲まされたときも自分の意志で吐出してしまいます。こうしたイヌ特有の嘔吐か、それとも薬物の副作用で吐くのか、それとも他に吐く原因が有るのかを鑑別する必要が有ります。イヌを連れて動物病院へ行く際には、嘔吐が有った時間や食餌を与えた時間を記録して、また吐物も持参して、獣医師ともう一度相談して下さい。
2006/08/25 10:51 -
まず、こういうイヌには、
1あなた方の行動を常時監視できない様なところにケージを設置し直して下さい。ふすまの陰とか、別の部屋のタンスの陰とかです。
2そして着替えや靴を履きだす等、外出の準備をしているところは見せないで下さい。そしていつの間にか居なくなっている状況にします。
3生活騒音を残しておいて下さい。例えばテレビやラジオをつけたままにしておいてください。
4お帰りになったときも、真っ先にイヌのところにいかないで、ます着替えをし、あなたの用事をして、いつの間にか帰っているようにイヌに思わせることが大切です。
5以上を必ず実行してください。この行動療法で多くのイヌはうまく行きます。それでも何らかの不都合が生じるときは獣医師による分離不安の治療を受けてくでさい。
2006/08/25 10:44 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
皮膚病かどうか診察が必要です。抜けた毛も持参して、獣医師の診察を受けて下さい。
2006/08/25 10:32 -
歯突起とは第2頸椎の頭側にある関節を安定させるための骨の飛び出したものです。第1頸椎(環椎)と第2頸椎(軸椎)はこの歯突起以外にもたくさんの靭帯で結合しており、ほとんど不動の関節です。遺伝的に歯突起欠損が起こりますと、第1頸椎(環椎)と第2頸椎(軸椎)の関節が不安定となります、この状態を環軸亜脱臼といいます。中を走行している脊髄を圧迫して激しい痛みと、前足に歩様不安定や麻痺が出ます。遺伝的要素が大きいと考えられます。子犬が入手できる2ヶ月令くらいでは頸椎の発達が十分でなく、単純な管状の骨として写ってしまいますので、レントゲンによる診断は骨が完成する10ヶ月令くらいまで待つ必要が有ります。外科手術で1頸椎(環椎)と第2頸椎(軸椎)を固定します。かなり難度の高い、技術を要する手術になります。
2006/08/24 19:20 -
叱っても怯えるだけでと有りますが、イヌのしつけは叱ることはいっさいせずに、褒めてしつけをします。おすわり、待て、等が出来れば立派な服従行動です。絶対に叱ってはいけません。叱らないといけない様な場面を作らないことが大切です。出来ればもう一度投稿されて、どういった時に叱るのかを具体的にたくさんの例を出して記述して下さい。お答えします。
2006/08/24 18:29 -
骨格が小さく改良されても、脳を含め、内臓は大きいままですから、こういったことが起こります。神経的な症状がなければ、打撲に注意するくらいで良いでしょう。
2006/08/24 18:22 -
慢性の関節炎の症状がでます。
1歩き始めに数歩跛行する。
2その後はうまく歩ける。
重症例では跛行が消失せず、筋肉が衰えて、痛い方の足の筋肉量が明らかに減少します。また、股関節を出来るだけ動かさない様な歩き方になり、腰を振っていわゆるモンローウオークになります。
程度によて、いろいろの予防策が有りますので、股関節のレントゲン写真から判定します。片親に股関節形成不全が有る等の、遺伝的な素質が有る場合には、発症する前からチェックを受けておくと良いでしょう。2006/08/24 18:15 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
「全身麻酔の最悪の事態があるので、100%安全ですとは、言い切れませんので・・・。」と主治医に言われました。・・・・・・・
同じことですが、あなたの犬が明日生きているという保証は100%では有りません。生命は微妙なバランスの上に立って維持されています。現在社会では、インフォームドコンセント(説明と同意)が大変重要な要素になっています。それで、必ず上記の様な説明がなされます。でも我々獣医師と動物看護技師は万に一つの間違いが起こらないように細心の注意と、最大の準備ををして、手術にのぞみます。術前には血液検査、心電図検査、完全な身体検査を行い、また手術中は心電図、呼吸ガス(酸素/二酸化炭素)濃度、血液酸素飽和度、血圧、麻酔薬濃度、体温等のたくさんのモニターで動物を監視しています。
生後2ヶ月のときにケンネルコフにかかり完治はしましたが、それが去勢手術に影響等はありますでしょうか?・・・・・
...2006/08/22 19:22 -
- 質問カテゴリ:
- 体重の異常 / 吐き気 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
リンパ腫はいろいろのタイプがあります。単発で例えば脾臓だけに発生しているもの。すべてのリンパ節が激しく腫脹しているもの。骨髄がおかされて、貧血を伴っているもの。消化管/縦隔洞(胸部)/脊髄に発生している場合等が有ります。単発なら手術が適応されますし、多発型なら抗がん剤療法が選択されます。現在ではリンパ腫はこの薬物療法でより良い生活の質を維持できる病気になりました。東京ですと、麻布大学付属動物病院に腫瘍科が有りますので、専門的な治療が受けられます。その他一般の動物病院でも、多い病気ですので、特別な技術としてではなく、普通に抗がん剤療法を行っています。
2006/08/22 19:07