蓮井 良太 先生の過去の回答履歴一覧|7ページ目
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miyumamaさん
六三郎ちゃんのリンパ腫の種類にもよりますが、リンパ腫は一般的に犬が遭遇する腫瘍疾患の中で最も抗癌剤(化学療法)に反応し易い腫瘍の一つです。
現段階での腫瘍のタイプやステージによっても異なりますが、上手くコントロールできれば年単位で延命可能な場合もあります。
ですから当院では、治療にかかる費用の問題と定期的に(まずは最低週に一度)来院が可能な方に関しては当然抗癌剤による治療をお薦めしています。
リンパ腫の抗癌剤による治療法はいくつもの方法(プロトコール)があって、獣医師にも好みがあるため使用する薬剤や回数も異なってきます。
質問にあった内服薬と抗癌剤の治療の違いについては使用する薬剤が分からない為なんともお答えしにくいですが、一般的にはしっかりとしたプロトコールに基づいて抗癌剤による治療をすることが、治療効果においては最も期待できると思います。
また抗癌剤治療には骨髄抑制...2007/09/07 09:36 -
白い雲青い空さん
まずゴン太ちゃんの腹水について、念のためフィラリア以外の原因がないかどうかをしっかり検査する必要があると思います。
具体的には溜まっている腹水の性状を調べる検査や、血液検査、胸腹部の超音波検査などです。
その上でやはりフィラリアによる腹水が強く疑われる場合、確かに心臓がかなり悪化した結果によるもので病態は深刻です。
現在食欲があるということですが、何の注射を打ってもらっているのでしょうか?
当院であれば、食欲がある場合は心臓のお薬の内服によって少しでも心臓の悪化を遅らせる治療をします。
残念ながら腹水が完全にたまらなくなることはまずありません。
ただし、少し溜まったから抜かなければいけないというものでもなく、腹水が溜まったことで状態が悪くなっている場合は抜いてあげます。
運動や興奮は病態を悪化させる可能性があります。
散歩などは排泄などの為に必要であれば最小限に済ま...2007/09/06 13:28 -
千客万来さん
斜視の原因には先天性斜視や動眼神経など異常または腫瘍性疾患などがあります。
パグちゃんの年齢で心配なのは水頭症などの疾患の有無だと思います。
他に発作や沈鬱など神経症状を疑うような症状はありませんか?
もし思い当たることがある場合はCTやMRIなどの断層写真撮影が必要になるかもしれませんが、思い当たることが無い場合はワクチン接種などの予防の際にかかりつけの先生に相談してみたらよいと思います。
外斜視を矯正することは難しいと思います。2007/09/04 15:52 -
nyaasu222さん
犬でも猫でも多くはネコノミです。
皮膚病の子が本当にノミが原因かどうかは分かりませんが、もしノミがいたのであれば、同居動物は全員予防すべきだと思います。
一般的には犬よりも猫の方がノミがつきやすいです。
猫にもノミがいるようなら、お腹に瓜実条虫がいる可能性もあるのでかかりつけの先生に相談してみてください。
完全室内飼育でもノミがいることは良くあります。2007/08/27 22:11 -
チロコさん
痙攣発作には様々な原因が考えられます。
チワワは水頭症という脳の病気の好発犬種ですし、また肝臓などの内臓の異常からも同様の症状が怒ることがあります。
検査を行っても異常が認められない場合は特発性のてんかん発作と診断しますが、この場合発作の頻度が2.3ヶ月に1回程度であれば治療はせずに経過を見ますが、月に何回も認められたり、その発作の時間が数分間も続くような場合は抗てんかん薬による治療を行います。
どちらにしてもまずは血液検査で内臓や代謝系に異常がないかを確認して、CTのある動物病院で脳に異常がないか確認した方が良いと思います。
愛媛県だと川之江市の宇野動物病院さんにCTがあります。2007/08/27 07:50 -
香織さん
マイルちゃんの症状についてですが、寝込んで動かなくなるという状態がどれほど悪いものかを判断するのが文面だけでは難しいです。
ただし現在は食欲があって、他に特別な症状が無ければ普通は今以上の検査は実施せずに経過観察していただくことが多いです。
血液検査は血球計算や生化学検査を行って、現在の症状と照らし合わせて異常がないかを判断していくものです。
どの程度分かるかと言う質問に関してもお答えしにくいです。
他に検査を行うとすれば、一般的には尿検査や胸腹部の画像診断などが考えられますし、チワワということで、もし今回の症状が神経疾患との関連が考えられればCTやMRなどの検査も必要かと思いますが、現在の状態ではそこまですることはまずありません。
マイルちゃんがどれほど太っているか分かりませんが、体調が落ち着いてくれば、適正な体重に戻してあげることが大切かもしれませんね。2007/08/21 08:04 -
nobunagaさん
チロちゃんの口内炎の症状がどの程度か分かりませんが、文面からかなり状態が悪化しているようでご心配だと思います。
たしかに猫には難治性口内炎があります。
特にエイズウイルスに感染している猫に良く認められます。
治療法は臼歯(奥歯)を全て抜歯することで痛みを軽減する方法やステロイドを使用して痛みをとる方法などがあります。
初期に抗生物質の治療と抜歯を併用し痛みを軽減させ、どうしても痛みのコントロールが難しくなるとステロイドに頼るというのが理想的な形とも思いますが、実際には抜歯をする機会は稀でステロイドで痛みをごまかしていくことが多いです。
とにかく現在かかられている動物病院で診察もしていただけないのであれば、セカンドオピニオンを求めて他の動物病院で診察していただくことをお薦めします。
チロちゃんが少しでも改善することを願っています。2007/08/11 16:06 -
miyumamaさん
口腔内の異常については病的な問題なのかどうかも判断することが難しいです。
目の異常については、具体的な病院名を挙げるのは良くないかもしれませんが、岡山県内だとタキモト動物病院さんが眼科に精通した獣医さんです。
一度受診されてみてはいかがでしょうか?2007/08/08 21:28 -
やっすんさん
指の間の毛の色が赤く変色しているのは痒くて舐めているからだと思います。
指の間や足の裏のパッドの間などに炎症が起こることは、この時期非常に多い症状です。
当院の場合は、念のためダニの寄生がないか、細菌や酵母用真菌が繁殖していないかを検査し、塗り薬やシャンプーによる治療を行います。
重症になると腫れがひどく、歩行にも支障をきたす場合もありますので、一度かかりつけの先生に診てもらってください。2007/08/03 21:15 -
ミルト さん
お尻の注射は恐らく筋肉注射だったと思うのですが、薬剤によっては痛みを伴うこともあります。
ほとんどの場合はしばらくすると気にしなくなりますが、一晩様子をみても改善しない場合は、かかりつけの先生に相談してください。
すぐに良くなった場合でも、次回の診察時に注射後に痛そうにしていたことはお伝えした方が良いと思います。2007/07/24 09:57