山下 拡(かく) 先生の過去の回答履歴一覧|2ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
現在行っていただいている抗がん剤療法はリンパ腫に効くプロトコールになりますので、それ以外の腫瘍にはあまり効果はありません。そのため抗がん剤治療中でも他の腫瘍が発症することはあり得ます。
実際に診察したわけではありませんので、はっきりしたことは言えませんが、今回傷をなめて、急激に腫れたとのことですから、どちらかといえば炎症による可能性の方が高いのではないでしょうか。
まずはかかりつけの先生がおっしゃるように、指間炎の治療をやって腫れが引くのか確認することが重要です。それまでは過剰に心配することはないと思います。2013/07/30 09:50 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
甲状腺機能低下症や副腎皮質機能亢進症を疑っておられるとのことですが、確かに教科書的にはどちらの疾患も皮膚に症状がみられると記載があります。
これらの内分泌疾患において、皮膚症状がでてくるのは、比較的経過が長くなってからであり、初期は見られないことが多いです。
最近は血液検査や、超音波検査などの検査により、より早期に発見されることが多くなり、皮膚症状がないことも多くあります。
したがって皮膚症状がないから内分泌疾患ではないとは言えません。
また甲状腺ホルモン値は副腎皮質機能亢進症でも低下傾向を示しますので、できれば副腎皮質機能亢進症がないのかも検査しておいたほうがいいと思います。ホルモン検査以外にも超音波検査で副腎のサイズを見ることにより、疑いがあるのかどうかわかることもあります。2013/07/23 09:34 -
- 質問カテゴリ:
- 歯・舌・口の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
目の下が腫れているということですが、ご心配なことと思います。
実際に診察させていただいたわけではありませんので、歯肉炎によるものなのか、それ以外の病気なのかはわかりませんが、目の下が腫れる場合、一般的には歯肉炎が多く、骨腫瘍や鼻腔腫瘍はまれな病気です。
ただ心配であればレントゲンの撮影をかかりつけの先生に希望されてはどうでしょうか。
実際に鼻腔腫瘍や骨腫瘍でないと確定するにはCT検査や細胞の検査が必要になってきますが、レントゲンでもその可能性がありうるのかは確認することはできます。2013/07/17 11:58 -
ヘルニアが疑われる。ステロイド注射。錠剤二日分。CTは、2桁の金額がかかる。
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
椎間板ヘルニアの疑いということですが、身体検査でヘルニアの可能性が高く、内科治療に反応がいい場合は、価格的な問題もありますが、それ以上に全身麻酔が必要であり、麻酔のリスクの問題があるといった理由からCT検査やMRI検査などの追加検査は行わないことが多いです。
手術が必要な場合は場所を決定するために、CT検査やMRI検査を行います。
費用的には病院によって違いますので、価格に関してはここではお答えできません。
今はCTではなくMRI検査のほうが、確実な診断ができる検査となっており、MRI検査を行うことが多いと思います。価格は一般的にCTよりMRIの方が高いです。
飼い主さんが希望すれば、撮影することもあります。
ステロイドの内服ですが、適切な方法で内服することが重要ですので、個人の判断で中止するのは、あまりおすすめしません。
もう一度しっかりかかりつけの先生と相...2013/07/17 11:52 -
- 質問カテゴリ:
- 性器の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
避妊済のオリモノということですが、繰り返す場合はやはり子宮断端(手術で切った部分)に問題がある場合が多いです。
液体の貯留がないか超音波検査で確認してもらうといいでしょう。2013/06/19 10:56 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
初期の腎不全ということですが、確かに微妙な値ですね。
BUN、CREが腎臓の機能の低下により上がっているのか確認する場合、まず簡単な方法として尿検査があります。何度か尿の比重を測って尿の濃縮力が落ちていれば、腎機能が落ちている可能性があります。
ただ尿比重に問題がなくても、必ず腎臓に問題がないとは言えません。
確定診断にはイオヘキソールクリアランスという検査を行います。
イオヘキソールという薬剤を注射し、血中の濃度を何回か測るといった検査です。尿検査よりは手間と費用がかかります。
まずは尿検査からおこなってみてはどうでしょうか。一度かかりつけの先生に相談してみてください。2013/06/15 09:26 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
確かに中性脂肪がかなり高いですね。より詳しく体にどういったことが起こっているのか調べることができる、『リポテスト』というものがあります。
これを行うことにより、なぜ中性脂肪が高いのか、わかる場合がありますので、それによって治療が必要なものであるのか、もう少しはっきりするかもしれません。一度かかりつけの先生に聞いてみてください。
薬を飲まないでいいかどうかは、我々には判断できませんので、かかりつけの先生に相談してください。2013/06/06 09:36 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
今回の症状で病院へは罹られたのでしょうか。まずはかかりつけの先生を受診するか、行けないのであれば、かかりつけの先生に相談してからのほうがいいと思います。2013/04/03 16:51 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
お腹にできものがあるとのことですが、ご心配の事と思います。
今後の方針ですが、超音波下での針生検をまずやってもらうのが
いいと思います。
痛みや危険性はほとんどない検査ですし、小さくてももし何か炎症や腫瘍を疑う細胞がとれれば、今後どうするべきかもう少しはっきりするでしょう。ただ実際7mmのできものから細胞をとってくるのはかかりつけの先生がおっしゃるように確実にできるわけではありませんが。
CT検査はそこに何かあることとその大きさははっきりしますが、それが何かはわからないのであまりおすすめしません。
開腹手術により何か確認するのはそれからでもいいのではないでしょうか。
とくに問題になるものでなければいいですね。お大事になさってください。2013/04/03 16:46 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
後足に力が入らずよろけるといった症状ですが、脳神経系の異常以外にも、心臓に問題があっても同じような症状が起こることもあります。
心臓の超音波検査や心電図検査も含めて精査してもらった方がいいと思います。
検査の結果、やはり脳神経系が疑わしいということであれば、MRI検査や脳波検査などが必要になりますので、大学病院などの二次診療施設に紹介してもらうことになるでしょう。
かかりつけの先生に長時間の移動を避けたい旨をお伝えし、一番近い病院を探してもらうといいのではないでしょうか。
そこからなら東京大学ならあまり遠くないかもしれないですね。2013/03/14 09:44