山下 拡(かく) 先生の過去の回答履歴一覧|4ページ目
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はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
黄疸と肝酵素の上昇、嘔吐の症状があったようですが、胆管の閉塞がないのであれば、ウルソが原因ということは考えにくいと思います。もし閉塞があれば内科治療でこんなに早くよくなることはないでしょうし。
この状態であれば、ウルソはメインの治療になってくると思います。今後もウルソの投薬は必要だと考えます。
かかりつけの先生がおっしゃるように②と④はあまり関係ないでしょう。
主に肝臓の酵素が上昇する場合、食事は大きく関係していることが多く、③は可能性があります。ただカフェの食事の質に問題があるというより、普段食べないかわったものを食べたことに問題があるのかもしれません。
今後の食生活について、またかかりつけの先生とよく相談したほうがいいと思います。
早くよくなってよかったですね。お大事に。2012/12/10 10:47 -
はじめまして。京都のかく動物病院山下かくです。
高齢ですのでいろいろ考えられます。
吐いて元気もないようですから、動物病院で診察を受けたほうがいいと思います。
お大事になさってください。2012/12/08 12:27 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
意識もあり、痙攣もなく、力が入らずに倒れるということですが、発作の種類によっては意識を失わずに立てないなどのものもあります。その状態になる前に前駆症状のような様子もあり、一番疑わしいのはてんかん様発作ではないかと思います。
もちろん肝臓などの内臓に問題がある、また心臓に問題がある場合も発作の症状がでることもありますので、一度まずMRIなどの検査の前に診てもらった方がいいと思います。
次回そのような症状がでたときは、携帯などの動画で撮影しておいて、診察時に確認してもらうといいでしょう。2012/12/03 12:19 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
お腹の張りがあるとのことですが、いろいろ考えられますね。
腹水が貯まっている場合や、年齢的にも腫瘍がある場合、またクッシング症候群でも腹囲膨満がでることもあります。
元気もなくなっているようですから、早く病院で診てもらうことをおすすめします。
お大事になさってください。2012/11/29 09:49 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
フレンチブルドッグの耳のカサカサと脱毛ということですが、もともと耳は皮膚が薄く、血流も悪い場所であり、そういったトラブルの多い部分です。
検査によりカビやダニなどの原因が除外されているのであれば、脂の分泌により角質がはがれやすい状態になっていることが多いです。
また色素沈着があり皮膚自体黒くなっているのであれば、血流の低下により虚血が起きている可能性もあります。
前者であればスキンケアが重要になりますし、後者であれば血流をよくするような軟膏(アクトシン軟膏など)が効果があることがありますが、どちらにせよ比較的治りにくい症状ではありますので、長期的に治療が必要です。
またビクタスクリームはステロイド剤が入っておりますので、あまり長期に使用することはおすすめしません。2012/11/05 10:43 -
はじめまして。京都のかく動物病院の山下かくです。
食欲がなくなり、お腹の中にできものがあるとのことで、ご心配の事と思います。
ご質問の食欲に関してですが、まず腫瘤のせいで食欲があるということは考えにくいと思います。治療により状態が少し良くなったので食欲があがっているか、またステロイドには食欲を増加させる効果もありますので、ステロイド剤の作用ではないでしょうか。
腫瘤がどういったものであるかということですが、治療に対する反応をみるかぎり、リンパ腫である可能性は高いと思いますが、もちろん今後の問題もありますので、確定しておく必要はあると思います。
大きさによっては開腹しなくても、超音波ガイド下で針生検を行って診断することも可能ですので、かかりつけの先生と相談してみてください。
状況にもよりますが、確定診断を行わずに抗がん剤を投与することはおすすめしません。抗がん剤は副作用もありますし、腫瘍...2012/11/02 11:02 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
風邪と皮膚の症状があるということですが、猫の風邪の原因はヘルペスウイルスやカリシウイルスなどのウイルス感染であることが多く、経過が長くなると、慢性感染してしまい治らなくなることもあります。また子猫の場合は命に関わるような状態になることもあります。
皮膚がどの程度の症状かにもよりますが、シャンプーすることによって弱ってしまい、食欲まで落ちるのであればあまりよくないですね。ウンチはもしかすると食べてない影響かもしれません。
それでもシャンプーが必要かどうか、もう一度かかりつけの先生に相談されてはどうでしょうか。
早くよくなるといいですね。2012/10/17 09:26 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
心臓の弁膜症があれば、必ずしも手術ができないわけではありません。もちろん麻酔のリスクはあがりますが…。
関東には大学病院が多くありますので、実際に手術が必要なのか、また必要であれば手術が可能な心臓の状態なのか確認してもらうといいのではないでしょうか。
かかりつけの先生に相談してみてください。2012/10/10 11:08 -
はじめまして。京都のかく動物病院、山下かくです。
申し訳ありませんが、これだけの情報ではなんとも判断してあげられません。
少なくとも今回の治療で反応がないのであれば、感染による炎症ではないと思われます。
立てないのが神経症状なのか、辛くて立てないのかにもよりますが、神経症状なのであれば脳炎なども考慮したほうがいいんでしょうが…。CPK5800は異常ですね。
もし原因がはっきりしないのであれば、大学病院など紹介してもらうのもいいと思います。
関東であれば幸いいくつも大学病院がありますから。
早く原因がわかるといいですね。2012/10/10 10:27 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアシュナウザー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは。京都のかく動物病院、山下かくです。
黄疸も落ち着いてきたんですね。よかったですね。一度黄疸がでると下がるのには結構時間がかかりますし、ビリルビン自体が食欲低下や嘔吐の原因にもなります。
今回のご質問ですが、基本的に肝臓の治療は継続したほうがいいでしょう。胆嚢は胆汁を貯めておく臓器であり、胆汁の鬱滞の問題は肝生検の結果にもあるように肝臓で起こっています。そのためウルソ、スパカールは継続したほうがいいでしょう。それ以外にもサプリメントなど肝臓の酸化や線維化を抑えるものがありますので、追加してもいいと思います(シルマリンやビタミンE、ベジタブルサポートなど)。シュナウザーは高トリグリセリド、コレステロール血症が好発しますし、肝硬変のリスクも高い犬種ですから。
抗生剤に関しても胆汁鬱滞など胆道に問題があると腸から胆管や肝臓実質で感染を起こすことがありますから、飲ませておいたほうがいい...2012/10/10 10:14