栗尾雄三 先生の過去の回答履歴一覧|23ページ目
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獣医師の栗尾と申します。
避妊手術後で抜糸が終わった際に、しばらくして腫れが出たりすることは、ごくまれにあります。
私の経験では、皮膚の下で縫った糸が刺激となって腫れることが多いような気がしています。皮膚が薄い子でよく見受けられるようにも思えます。
炎症が治らずヘルニアとなった場合ですが、動物病院側に責任は無いとしか言えません。炎症が起きるかどうかは事前に判定ができないためです。もちろん、そうならないように抗菌薬を使用したりするわけですが、それでも細かい個体差までは補償できません。仮にですが、手術をした子が糸の成分に弱い子なのかどうかなどは、やってみないと分からないのです。ただ、そういうアレルギー体質のような子はまれにいるということは間違いありません。
よって、上記のような場合は、治療費は飼い主様負担となります。あくまで、個体差ということで手技による影響ではなさそうです。
例えば...2023/01/23 22:47 -
獣医師の栗尾と申します。
特発性免疫介在性多発性関節炎であったとした場合ですが、免疫が関与している疾病ですので、ステロイドがよく効くことが多いかと思います。反対にステロイドで改善しない場合は免疫介在性の疾患である可能性はやや低くなります。
関節炎の症状としては、「立ち上がるのが困難だが、立つことができれば歩行はそれなりにできる」というのがポイントになります。食欲不振で元気がないというだけでは、あらゆる病気が対象となりますので、関節炎と断定するには弱いような気がします。
ただ、高熱でCRP値が高い場合にステロイドを使用していくことは間違いではないと思います。まだ年齢も若いので、良くなってくれるとは思いますが、治療の反応を慎重にみていくべきですね。
また、免疫介在性の病気は長く薬を飲んでいく必要があることも多々あります。なので、一度良くなったとしても、薬をやめると再発するようなことが考...2023/01/23 22:27 -
獣医師の栗尾と申します。
状況を要約すると、
自己免疫介在性溶血性貧血の治療のため、プレドニンなどのステロイド剤を使用してコントロールしていたが、おそらくその副作用として、今は血栓症や糖尿病に苦しんでいる
とういことかと思います。
おそらく、このまま苦難が続くような治療を続けていくことが正解なのかどうか迷われているのではないでしょうか。
ただ、獣医師としては治療の選択肢を提案することしか基本的にはできません。
理想はプレドニンを完全に休薬して、免疫抑制剤に移行していくことが望まれます。プレドニンがある状態ではインスリンもなかなか効果が出ないと予測されます。今後は免疫抑制剤+インスリンの治療を続けていくことが生きていくために必要なのかもしれません。
プレドニンの投与によって糖尿病に陥る猫は確かにいます。なので、どうしても免疫抑制剤単独での治療に変えないと先が見えない状況です。...2023/01/21 21:52 -
ご連絡ありがとうございました。
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https://www.homemate-research-pet-clinic.com/dtl/10000000000000125018/2023/01/21 14:57 -
ご連絡ありがとうございました。
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獣医師の栗尾と申します。
トキソプラズマに関しては妊婦の方からよく質問があります。ただ、ここが難しいところなのですが、獣医師は産婦人科ではないので、どのようにしてあげればよいかは、実際のところあまりよくわかっていません。
抗体検査でとりあえずは良いかとは思います。PCR検査のようなものもありますが、抗体検査の方が感染の程度をみるには良いとは思います。
「うちの猫からトキソプラズマに感染することはない」というのは絶対の証明は困難かと思います。抗体検査でも100%というものではありません。婦人科でどのような説明があるのかよく分かりませんが、「そんなに心配なら猫を触らないように」とするしかないような気がします。
これでは良い回答ではないかもしれませんね。
獣医師は猫の健康を守るという認識はありますが、妊婦さんを守るというのは、やはり産婦人科の領域となります。どうすれば証明できるかは婦人科の...2023/01/21 11:19 -
獣医師の栗尾と申します。
どうしたら下痢が止まるかどうかは我々獣医師もすぐに判断はできません。原因が様々なのと、下痢自体が生体の防御反応で、生理的なものだからです。
例えばストレスで下痢をする子がいます。そのストレスが何が問題となっているかは判定ができません。
食べ過ぎで下痢になる子いますし、変なものを食べたり舐めたりで下痢になる場合もあります。
食欲があれば、とりあえず下痢止めや整腸剤などで対策していくしかありません。検便などをして寄生虫の確認をしたりすることも重要ですが、いろいろ試していくしかないかなとは思います。
あとは、たまにずっと下痢が治らないような子もいます。それでも食欲があれば大きな問題はありません。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・...2023/01/21 11:09 -
獣医師の栗尾と申します。
写真を拝見いたしました。
なんとなんくなのですが、膀胱壁の粘膜のようにみえます。
膀胱壁の粘膜は膀胱を刺激した際によく見受けられます。
圧迫排尿やカテで導尿しているということなので、粘膜がはがれてくることは十分にあり得る状況なのかなと思います。原因というのは、医原性のものという感じがします。医原性というのは、カテを入れたりする医療行為が原因ということになります。膀胱は物理的な刺激で簡単に傷つき、出血したり粘膜がはがれたりするものです。
排泄麻痺というのが現状も続いているのでしょうか?続いている場合はやむを得ないのかもしれませんが、自力排尿ができるのであれば、圧迫排尿やカテを入れる行為は控えた方がよいかとは思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗...2023/01/21 11:04 -
獣医師の栗尾と申します。
ミラタズ軟膏は国内販売されていないため、認知されていない獣医師は多くいらっしゃいます。海外から輸入することは可能です。
薬というのはなんでも副作用はあるので、不安になるのは分かるのですが、すべての薬に副作用はあると認識いただく必要がありそうです。血圧を変動させる作用があるので、腎臓病の子には悪くはない医薬品となります。
他の医薬品で食欲といえばステロイド剤が一番効果はあります。もしかしたらすでに処方があるのかもしれませんが、ステロイド剤以上に食欲も上げるものはないかもしれません。ただ、ステロイド剤も副作用はつきものです。でも食べない場合やリンパ腫ということであれば、必須になるかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
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konomi動物病院 獣医師 栗尾雄三
アドバイス・意見は...2023/01/21 10:57