浅川雅清 先生からの回答
こんばんは。
リンパ腫ということで、とても心配ですね。
さて、状況から察するに「鼻腔内リンパ腫」なのかなと思いますので、その前提で回答させて頂きます。
結論から言うと、リンパ腫は抗がん剤がよく効く腫瘍ですので、8割9割寛解すると思って良いでしょう。
ただ、鼻腔内は腺癌などの他の腫瘍も発生することがあり、元々の診断が違っていたり、まれに元々抗がん剤抵抗性をもつリンパ腫だったりすると、寛解せず亡くなることは有り得ます。
ご参考になれば幸いです。
2023/12/07 22:37 参考になった! 0
投稿者 のりにゃんこ さん からの返答
浅川先生
お忙しい中、詳しいご回答と温かいお言葉ありがとうございます。
やはり抗がん剤はかなり効果があるのですね。
最初は扁平上皮を疑っていたため、検査結果を知り主治医もむしろこっちの方が・・のように思った感じでした。
私も鼻腔だと思うのですが、皮膚と言われました。それなら鼻腔と二か所ではないかと思い、もう手遅れではと感じております。
決めるのは自身でありますが、抗がん剤を却下される飼い主は少ないのでしょうか?
多頭飼いで保護活動で残った高齢猫が他にも5匹います。
昨年も亡くなり入退院でかなりかかり、通院、療養食、自宅と通院の点滴の子も多く、10日前にも亡くなり、この質問の子も先日抜歯手術をしました。
費用がかなり苦しく、でも我が子同様に育てていたので見殺しにはできません。
事情は猫たちには関係なく命ですし。
治療をしない選択をされる方は実際どれくらいいるのでしょうか?
追加質問は難しいようでしたらどうかスルーしてください。
ありがとうございました。
2023/12/07 23:13
再び 浅川雅清 先生 からの回答
追加のご質問ありがとうございます。
抗がん剤を選択されない方は、感覚的には四人に一人くらいはいらっしゃる気がします。
例えばリンパ腫なら、ステロール単体でも緩和効果がありますので、そちらを選択される方もいらっしゃいます。
ご参考になれば幸いです。
2023/12/08 07:42
投稿者 のりにゃんこ さん からの返答
浅川先生
何度もありがとうございます。
抗がん剤を始める気持ちに傾き通院したら、追加の検査ではリンパ腫を確定できないと連絡があったらしく、予想外の展開で決めれずに帰宅しました。
主治医としてはこれまでの症状からリンパ腫と考えて良いと仰っていますが、帰宅してからまたいろんな疑問が浮上し迷ったままです。
明日までには返答をすることにしています。
あまりリスクの説明をされてなく、同室で過ごす他の猫3匹と幼児の子供がいるため被ばくの心配と、そのために抱っこもできず大好きな添い寝もできないのか、それでもし寛解途中で亡くなるのは辛い治療で高額な出費の上、最期を一緒に過ごすことも不憫になるのもどうかと迷っています。
2023/12/10 02:34
再び 浅川雅清 先生 からの回答
追加のご質問ありがとうございます。
心配な状況が続いているようですね。
確かに抗がん剤の多くが、代謝産物が便や尿に排泄されます。
ですので、抗がん剤投与後3日程は、排泄物を手袋で処理することが推奨されています。
が、それ以外は基本普通に暮らして問題はないでしょう。
抗がん剤は概ね最初は週一回での投与ですが、寛解後は三週間に一回とかになります。
また、もし抗がん剤の使用を躊躇われる場合は、放射線治療も選択肢としてあります。
費用は高額ですが、顔面のリンパ腫を始め、その他の顔面の腫瘍でも用いられます。
放射線は浴びる本人のみの副作用のみになるので、他の子の心配はなくなるでしょう。
ご参考になれば幸いです。
2023/12/10 07:35
リンパ腫の抗がん剤治療について
唇と歯茎の境目に穴があり、頬に膨らみと顔半分の変形でリンパ腫と診断されました。
2カ月ほど前には膿のような鼻水と鼻血があり食欲も自力で食べることはほぼなく給餌です。
さらに詳しい検査を今追加で出していることですが、抗がん剤を始めるか費用の面で迷っています。
治療を始めたものの、寛解することなく途中で亡くなることはありましか?
よろしくお願いいたします。