だいじょうぶ?マイペット

日々、心配でしかたありません

質問カテゴリ:
便・肛門の異常 / ケイレンをおこす

対象ペット:
/ チンチラペルシャ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員

 
2006/02/25 01:07

はじめまして。私は、(猫)チンチラ12歳を飼っているものです。ご相談内容は、去年の夏くらいから嘔吐し始め、1日1回はありました。酷い時は血が混じる事も多々ありました。急いで、病院に連れて行き検査をした所、腸の肥厚とコロナウィルス感染でした。ウィルスは過去に感染したもので、完全には完治しないと言われ、腸の肥厚も同じく直らないと言われました。今は、嘔吐は落ち着きましたが、毎日、下痢が酷く、1日に3回~4回します。最初は、柔らかい便ですが、回数を重ねると水状になってきています。それと、時々、下半身の痙攣も起しますし、日々、下半身も痩せ細ってきています。病院の話によれば、食事が合わない可能性があるかもしれないです。と言われました。痙攣は、栄養不足
との事ですが、日々、心配で他の病院に連れて行こうと、考えています。血液検査の結果は、白血球は22.9、赤血球は371、ヘモグロビンは4.7、Htは13.9、CREは0.4、血糖値は207が、通常より悪いそうです。どうしたらいいか教えてください。
よろしくお願いします。

 文章からの推定ですが、おそらく猫伝染性腹膜炎といわれるコロナウイルス感染症の一つの病態だと思われます。コロナウイルスに感染した猫が必ず発症するわけではないのですが、一度発症いたしますと多臓器にわたる炎症を起こしていきます。病変は中枢神経に及ぶ事もございます。
 この炎症はウイルスに対して免疫が過剰に働くアレルギーの状態ですので、治療の中心は免疫の抑制になります。
 免疫抑制剤を使いますと、他の感染症にかかりやすくなり、糖尿病や肝臓病も併発しやすくなります。そのあたりをいかにコントロールしていくかが重要になります。
 おそらくイヴちゃんもこの治療を受けておられ、病気と戦っておられるのだと思います。本当に辛い事だと思いますが、完治させる特効薬がございませんので、免疫抑制剤(ステロイド)の使用とその子その子で現れる多様な症状に対する対症療法しかないのが現実です。
 良い治療法がいまだ開発できないのは我々獣医師の責任として申し訳なく思っております。
 ただ、罹患している病気はコロナウイルス感染だけではなく他の疾患も併発しているのかもしれませんので、よく相談してみて必要な検査治療を受けてください。
 どうかお大事にしてください。イヴちゃんに少しでも長く安息が訪れるようお祈り申し上げます。

投稿者 さん からの返答

早速のご回答有難うございました。
井上先生のアドバイスを励みに、小さな一つの命を家族と共にこれからも大事にしたいと思います。
本当に、有難うございました。

コロナウイルスは、FIP(猫伝染性腹膜炎)のことでしょうか。それとも腸管型のコロナウイルスのことでしょうか?FIPを除くコロナウイルスは、通常の免疫力を持つ猫にとっては、ほとんど問題はないと思います。Ht値が13.9は危険な状態です。

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