山崎 洋 先生からの回答
まずはじめに本文中のALPはALT(GPT)の誤りではないでしょうか?
あと黄疸(T-Bil)や血液凝固系検査の結果はどうでしょう?
当初の数値からはクッシング症候群、糖尿病、子宮蓄膿症などが否定的であれば重症肝臓疾患を考えなければなりません。約一ヶ月間の一般的内科治療で改善傾向はあるものの以前として数値は高いですね。したがって純粋に獣医学的に考えるとやはり肝臓生検・試験開腹が必要なのではないでしょうか。一番心配されるのは腫瘍性病変の存在ですね。確定診断がない場合には現在の薬物療法を継続することになりますが、その場合にも「効奏しないで病勢が進行する」というリスクはありますので、よくご相談されることをお勧めします。
2006/09/03 11:47 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
ご回答ありがとうございます。ALTの間違いでした。TBILは7月27日<0.2、8月4日0.3、8月27日<0.1です。血液凝固系検査では、異常なところはないようです。クッシング症候群、糖尿病、子宮蓄膿症などという病名は否定的なのか一度も言われていません。レントゲン、超音波検査では、腫瘍はないようなのですが…。食欲があり下痢もなく嘔吐はなくなり、いい方向に向かっていると考えたかったのですが…。病勢が進行するというリスクを考え、肝臓生検を検討したいと思います。ありがとうございました。
2006/09/10 11:47
肝臓の細胞診
はじめまして。Mダックス♀9才です。6月頃から散歩をしてもあまり歩きたがらなくなり、暑くなってきたせいか年かなぁなどと思っていましたが、7月17日から1週間食べたものを吐いてしまう状態が続きました。食欲はあり、尿の色は少し濃い感じはありましたが、便の状態は悪くありませんでした。7月21日にかかりつけの病院に行き点滴をしていただきましたが、その日も嘔吐がありました。翌日も点滴をしていただきましたが、嘔吐がありました。その翌日も点滴をしていただき、嘔吐はなくなりました。念の為血液検査をしていただいたところ、肝臓が悪いと言われました。GPT(ALT)1000以上、GOT(AST)519、ALP2381、GGT29でした。レントゲンでは、形がおかしい、脾臓が大きいと言われ、腹水もみられました。超音波検査を薦められ、大学病院を紹介していただきました。
大学病院では、血液検査、レントゲン、超音波検査などをしました。レントゲン、超音波検査では、きれいで形などは問題ないということです。血液検査の結果は、7月27日ALKP846、ALP1116、AST255、GGT34、8月4日ALKP477、ALP578、AST120、GGT19、8月23日ALKP339、ALP865、AST145、GGT14です。総胆汁酸検査の結果は、7月27日食前37、食後200以上、8月23日食前8.7、食後109です。現在ウルソ、フラジール、パセトシンを服用しています。食欲はありますが、散歩は行きたがりません。
細胞診を薦められています。腹腔鏡検査ですが、メスを入れることや体の負担を考えると決断出来ずにいます。人でもそういう検査をするものなのでしょうか?病原をはっきりさせて、治療するべきでしょうか?今服用している薬では、良くならないのでしょうか?
また、最近体を痒がるようになりました。手足をカツカツ噛んだり、胸のあたりを痒がっています。胸の毛は黒いのですが、根元が茶色くなってきました。抜け毛も多くなりました。目の上のあたりは毛が薄くなり、皮膚が見えるようになってしまいました。薬の影響なのでしょうか?これも肝臓と関係があるのでしょうか?
それから、性器をよく舐めています。肝臓の数値が悪いのは、子宮の病気なども考えられるのでしょうか?
いろいろと気になることをたくさん質問してしまいましたが、宜しくお願い致します。
宜しくお願い致します。