今瀬 覚 先生からの回答
こんにちは。先天的な疾患を持つ子の場合、確かに判断は、難しいと思いますので、個人的な見解としてお聞きください。私ならば、開腹手術での避妊と、可能なら同時に横隔膜の整復手術を選択すると思います。理由としては、猫ちゃんの場合、発情を抑制する薬もけして安全とは言えないからです。肝臓に負担がかかる場合があります。そして、将来的には、卵巣や子宮の病気になる可能性もあるからです。これらを考えると、若くて体力のある時期に、手術を選択した方が良いと考えます。もちろん、血液検査等の術前検査は、必要です。
2006/10/11 15:10 参考になった! 0
投稿者 さん からの返答
早々のご回答ありがとうございます。発情を抑える薬にもリスクがある事は知らなかったので、勉強になりました。開腹手術をする決心がつきそうです。先生からのアドバイスを参考に家族で最終的な決断をしようと思います。おそらく1ヵ月後位にまた発情が起きそうなので、その後の経過をまたご報告いたします。
2006/10/18 03:10
避妊手術について
はじめまして。アドバイスをお願いしたくメールをしました。うちのりんちゃん(雑種・メス・猫2歳)の避妊手術についてです。
生後8ヶ月頃に避妊手術を受けようとかかりつけの病院に行きましたが、以前から呼吸が少し荒い事が気になっていたので、その旨を獣医さんに相談した結果、レントゲンを撮ってから手術を行うか否かを決めることにしました。
レントゲンの結果、胸の辺りの肋骨が狭い(漏斗胸/ろうときょう??)事と、おそらく横隔膜に穴が開いている為、空気が漏れているとの事でした。
(横隔膜の穴は先天的なものではなく、生後3ヶ月位の時にTVの上から落ちた事が原因ではないかと私が勝手に思っています)
おなかを開くと気圧の差で肺が縮まり死んでしまう可能性があるとの事で、そのときは獣医さんが首に発情を抑える薬を入れる方法をしてくれました。
それから約1年くらい経ち薬の効果もそろそろ無くなってくるので、再度避妊手術を受けなくてはならないのですが、首に薬を注入する方法と、おなかを切る方法とどちらが良いのか迷っています。
かかりつけの獣医さんは、一年経ってちゃんと大きく成長しているし、おなかを切る方法を薦めています。
私としても、これから一年に一回くらいのペースで麻酔をかけ首に薬を入れる方の手術をするのはその度に麻酔のリスクを背負う事になるので、成功する確率が高いのであれば、一回で済むおなかを切る方法にしたいのですが・・。
手術をして、もしも・・の事があったら・・と思うとどちらを選択すべきなのか悩んでいます。
肺が縮まらないようにチューブを入れて手術をするとの説明を受けましたがこういう場合の手術は通常の場合と比べてどれくらいのリスクがあるのでしょうか?
うちの猫のような場合チューブを入れていても死んでしまう可能性は高いでしょうか?
手術前は血液検査などを行ってから手術をした方がよいですか?
以前飼っていたオス猫は7歳位から発情して鳴くことは無かったのですが、メス猫は何歳位まで発情するのですか?
発情するのが長い期間でなければ麻酔をかける回数も減るので、おなかを切る手術の危険性が高ければ、首の方の手術を選択しようかと思っています。
先生でしたら、どのような方法をとるのが一番良いかと思われますか?
長くなってしまいましたが、アドバイス宜しくお願いいたします。