井上 平太 先生からの回答
心筋症に続発する後大動脈血栓塞栓症は肥満した中年期の雄猫にみられる事のある病態です。心筋症により乱流が出来たために左心房で作られた血栓が大動脈の流れに乗り、腹腔内の後大動脈が鞍状に二股に分かれたところに詰まってしまう状態です。このために後肢に血液が流れなくなり、歩けなくなります。
心臓自体は治す事が出来ませんので、血栓が出来なくする事が最大の再発防止となります。このためにアスピリンが利用されるのは人間でも猫でも非常に一般的なことでありファーストチョイスといって良い方法です。人間や犬の場合には毎日服用する薬ですが、猫の場合にはこの薬の代謝が悪く体に長く残留するので、72時間に1回服用させるのが一般的です。
ただし、胃粘膜の糜爛を起こしたり効きすぎて出血が止まらなくなる事もございますので、十分な注意が必要な薬でもあります。
私としては副作用の危険性よりも飲ませない危険性のほうが相当に高いと思います。慎重に服用すれば安全に維持のできる薬と考えられます。
どうかお大事にしてください。
2007/06/02 00:43 参考になった! 0
投稿者 みちひろ さん からの返答
アドバイスありがとうございました。これで、安心してくすりをあげることができます。それから、少しずつ元気と食欲もでてきました。ありがとうございました。
2007/06/09 12:43










退院後の食欲不振と元気の無さ
はじめまして。アドバイスを頂きたいと思いまして質問させていただきました。雑種猫オス、名前はコチ、完全室内飼い(マンション)、6才です。1年前に、血栓がつまり足が動かなくなり、あわてて動物病院で受診し、たまたま受診中に普通に歩きだしたんですが、念のために精密検査を受けたところ、肥大型心筋症と診断され、それ以来毎日、心臓の薬と利尿剤と血栓を蘭hするサプリメントを、ミックスして飲ませています。それからここ1年間は、元気で過ごしていたんですが、12日ほど前、長いこと洗ってなかったので、コチが嫌がる中、お風呂でシャンプーしたら、過度の興奮とストレスからか、呼吸困難(肺水腫)になり、あわてて病院に行き治療してもらい、助かったんですが、それから2日後の朝、起き上がらないので様子をみたら、両足が動かなくなっていました。その時すぐに、また血栓がつまったことがわかり、急いで病院に行ったら、即入院と言われ、血栓を溶かす薬と点滴をし、酸素室に入って3日間入院しました。正直もうだめかと思いました。なぜかというと、うちのコチは、ものすごくおくびょうで、ちょっとした興奮や、ストレスから呼吸困難(肺水腫)になりなりやすく、家にいてもしらない人が来たらものすごくおびえてかくれたり、ちょっとした病気で病院に行く道中でも、不安やストレスから、呼吸困難(肺水腫)になるので、気になる症状があってもコチを病院に連れて行かず、私が動物病院に行って先生と話をして今までやってきました。そんなコチが、家から離れてむりやり入院させること、おまけに点滴による水分補給が、肺水腫になりやすいことから、先生からは、このまま血栓がとれても肺水腫になる可能性が高く、危険な状態と言われていたのです。そういう危ない状況の中、両足も動くようになり、無事に退院できるようになりました。しかし家に連れて帰って1週間が経つと言うのに、体の動きはすこしづつ回復はしていってるようなんですが、食欲があまり無く、元気が全然ないんで悩んでいます。それから、今まで飲んでいた薬と新しくアスピリンという血栓の薬を3日に1回永久的に飲ませるように処方されたんですが、そうしたほうが良いんでしょうか?このアスピリンという薬は特別副作用とかはないんでしょうか?どうかアドバイスをよろしくおねがいします。