今道 昭一 先生からの回答
やはり、少なくともT4(甲状腺ホルモン)は測定しておく方がよいと思います。
ちなみに私はFT4という甲状腺ホルモンと一緒に測定しています。
しかし、甲状腺機能低下症の診断はホルモン濃度だけでは確定しにくいと思っています。
というのも様々な原因で甲状腺ホルモン値が低くなり、甲状腺機能低下症の有無に関らず甲状腺ホルモンを投与すると症状が回復することがあります。
ですから、生命に関るような場合にはしませんが、確定診断のために私は一旦症状が消えた後に甲状腺ホルモンのお薬を中断しています。
そして、中断することで元の症状が再発した場合は甲状腺機能低下症と診断し、甲状腺ホルモンの投与が必要だと判断します。
逆に、ホルモン投与を中止しても悪化することがなければ、甲状腺ホルモンは中止できるかもしれませんね。
言えば簡単なように思えますが、症状の変化は微妙なものです。必ず獣医師に判断してもらいましょう。
2007/08/16 02:01 参考になった! 0
投稿者 母 さん からの返答
ご返答、ありがとうございます。
中止した症状をしっかり観察し、測定をおこないながら医師に判断をあおぎたいと思います。
ありがとうございました。
2007/08/23 02:01
甲状腺機能低下症
はじめまして。アドバイスをお願い致します。
アメリカンコッカスパニエル4歳の男の子が、元気がなく除脈であり、体温が冬場の朝で36.5度で寒がるため、診断をしていただいたところ、医師に甲状腺機能低下症の疑いがあると伝えられ、試しにホルモン剤少量を経口投与で2週間弱おこないました。徐々に前の元気な状態に戻りつつあり、ホルモン値を測定したところ、2.2とのことで、このまま飲ませても問題はないとの事だったのですが、
①やはり甲状腺機能確定診断をおこなった上で経口投与を継続するべきなのでしょうか?
②甲状腺機能確定診断とは、血液検査のみの診断なのでしょうか?
因みに、血液検査でのコレステロール等の数値は全て平常値です。
宜しくお願い致します。