北森 隆士 先生からの回答
>ステロイドの長期投薬は、どこからなのか、という部分。
いわゆるステロイドは、高用量では、免疫抑制作用を示し、
低用量では炎症をとめる作用があります。0.5mg/kg
付近ですと、後者の用量になります。
投与期間については、特殊な免疫病では半年ぐらい高用量
で投薬を続けることもありますし、アレルギー性皮膚炎など
では、一生お薬が必要な場合があります。
>カラーを外すを同時期にしても良いのかが、不安です。
難しい問題です。
ネコのこのような症状は、シバシバ出会いますが、
単一の原因ではなく、ストレス性のようなものも
加わると(多頭飼育に多い)、なかなか完治しない
場合もあります。先生と良くお話をして、じっくりと
なおしてあげてください。
2007/08/28 10:47 参考になった! 0
投稿者 hisuke さん からの返答
回答、ありがとうございます。
ステロイドの長期投与に関して、初めての事で、とても不安に思っていましたので、専門家の症例を教えていただけて、よくわかりました。
多頭飼いでの相性の悪い子がおり、また投薬を続けている子の生んだ猫も同居、カラーも続いているということで、ストレス性の要因が最も高いのではないかと思います。
担当獣医からは、一生続く可能性は、覚悟してくださいと言われております。
最良の方法を一緒に見つけたいと思います。
とても参考になりました。
ありがとうございました。
2007/09/04 10:47
ステロイドの投与について
以前にもご質問させていただきました。
再度、別の視点にてアドバイスが頂きたく、質問させていただきました。
雑種4歳の猫のことです。
当初、爪の真菌だということで、治療を受けていたのですが、回答いただき、別の動物病院でセカンドオピニオンを受け、培養検査など受けました。
そこで、真菌の可能性ではなく、免疫力が低いという結果になり、爪の皮膚(甘皮)部分を舐めて傷となり、繰り返していると診断されました。
傷を治療するためにステロイドを使い、量が多い時は問題ないのですが、抜けさせるために、少量ずつステロイドを減らしている状態です。ですが、必ずまた、傷になってしまうのです。舐めさせないように、ひどくなる前にカラーをつけたりもしています。
もちろんカラーをつければ、舐められないので、傷は治っていき、ステロイドの量も減りますが、続けた状態で、完全に傷が治った段階でカラーを外せば、また傷になる。。
これを繰り返して、もう4ヶ月近く、ステロイドの毎日または、2日1度の投薬が続いています。
心配なのは、ステロイドの長期投薬は、どこからなのか、という部分。
投薬量は、1日1mg?/体重1キロ?から今は2日に1度の0.5mgに減り、また、傷になったので、1日7mgになりました。
免疫力の低下により、ステロイドを使用しているのならば、完治しステロイドが抜けきるまで、ずっとカラーをつけ生活させた方が良いのではないかと思うのです。
副作用として免疫力を下げているのならば、ステロイドが抜けきらない限り、同じように傷になってしまう気がしていて、ステロイドの投薬とカラーを外すを同時期にしても良いのかが、不安です。
お手数ですが、是非、経験から教えてください。宜しくお願いします。