だいじょうぶ?マイペット

手術後、皮膚炎発症、一週間後に鼻づまりで呼吸が苦しそうです

質問カテゴリ:
鼻の異常 / 歯・舌・口の異常 / 皮膚の異常

対象ペット:
/ マルチーズ / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
--- / 非公開中の会員 (この方の過去の質問 6件)

 
2008/06/12 17:13

先日質問させて頂いたのですが、またアドバイスを頂きたくお願い致します。

<状況>
5月22日に肛門のう腺破裂の為、手術をしました。手術後は抗生剤の飲み薬を飲んでいました。今回の抗生剤は初めて飲む種類の物でした。

その4日後、右足付け根あたりのお腹を舐めて直径5~6cm位脱毛してしまいました。
脱毛した皮膚は薄皮が破れてしまった様な状態で血がにじみ出ていました。

すぐ病院に行き診て頂いた所、何らかの原因による皮膚炎とういう診断で『ドルバロン』を塗りましたが、二日後の皮膚の状態は悪化し真っ赤になってしまいました。治療を注射に切換え(ホルモンと他2本の計3本)、1週間、毎日注射をしてカサブタになり、良い方向に向かいました。ただ、カサブタは脱毛した部分だけではなく、体の右半分に厚みのある大きなものや、すり傷のようなカサブタが沢山できていました。(脱毛した部分のカサブタは厚みがあり、指先で叩いたらコンコンと音がしそうなくらい硬いです)
注射を終了し、『ブロトニン』と抗生剤の飲み薬に変更しました。
エリザベスカラーをしていますが、私が家にいる間は外してあげても体を痒がってなめるような事は全くありません。トイレ後と寝る前の毛づくろいも比較的短時間です。

元々、目薬が常備薬で、鼻は鼻水をたらさないまでも時々、鼻の穴の周りに固まった鼻水を拭いてあげていて、つまってしまうのではと心配でした。
今年の花粉症の時期に、鼻水がひどかったので受診しましたが、薬で症状が軽くなっても完治はしないでしょう、と言われていました。

6月に入ってから、鼻水が出始め、鼻息が荒くなる事があって気になったので先生に伝えたところ、肺の音はとてもキレイなので少し様子を見ましょうということで3日後に再度、受診。やはり良くならず、以前より薬も飲みにくそう、と伝えたところ、歯石がひどいので、そのせいで鼻水がひどく呼吸がつらいのかもしれない とういことでした。(歯石は今年に入って歯石除去をしたかったのですが、GOTが110だった為病院にすすめないと言われ見送りました。手術時の血液検査ではGOTは35でした)

抗生剤の種類を別なものに変えて、しばらく様子を・・・ということで3日経ちましたが、薬が効いている様には見えず、口呼吸のようにしてることが見られるようになりました。食欲は旺盛ですし、水もよく飲みます(薬の副作用かと)。その分、トイレもしっかりしています。クシャミも時々します。呼吸が苦しいせいか、動き回る時間は短いです。

<質問です>
今、一番心配なのが、呼吸を苦しそうにしていることです。
原因が特定できていないので、このままの状態であれば暫く様子を見るしかないのでしょうか?窒息してしまはないかと心配です。

検査をして鼻水の原因(呼吸)を調べる方法はありますか?

歯石がひどくついていると、鼻水がひどくなり、呼吸が苦しくなってしまうことはありますか?

口内洗浄をしてあげたら少しは良いかと思い、”マキシガードの液体はみがき”を朝1回してあげてますが、やめたほうが良いでしょうか?弊害がありますか?

歯石があることで、どんな病気になるのでしょうか?

皮膚炎になった原因は推測で、老猫+アレルギー体質+手術による麻酔では、ということなのですが、鼻水がひどくなる原因とは結びつかないものですか?

歯石が原因であれば、早目に歯石除去をしましょうと担当の先生はおっしゃってますが、皮膚がまだ治っていない状態で麻酔を使って大丈夫でしょうか?再び皮膚炎になったりはしないのでしょうか?期間をあけずに麻酔をすることは体にかなりの負担と思うのですが。

前回同様、沢山質問して申し訳ございません。
苦しそうにしている猫を一刻も早く、快適にしてあげたいと思っています。宜しくお願致します。

んー、問題点が多いのでまずは整理して考えましょう。

皮膚のかさぶた
鼻水
歯石
くしゃみ

といったところでしょうか?

 まず、皮膚に関しては舐めて脱毛し、表皮が剥がれて状態を想像しました。
猫ちゃんが少しでも長く舐めてしまうと、簡単にこのような病変ができ、数日するとかさぶたができてしまいます。
 ですから、猫ちゃんの場合は少しでも舐めている可能性があるときは注意が必要です。また、局所的な皮膚炎には外用薬が有効ですが、塗り薬を塗ったところを舐めないかどうかは絶対に注意してみてあげましょう。
もちろん、舐めるようであれば外用薬の使用を考え直す必要があるかもしれません。
アレルギーであれば、おそらくもっと以前からかゆみの症状がでているはずですが、
ここは情報が少ないので、これ以上のアドバイスはちょっと難しいです。
あと、手術が原因の皮膚炎というのは猫ちゃんでは聞かないです。

次に鼻水、くしゃみ。
歯石があると、歯茎や歯根さらには鼻へ炎症が広がることがあります。
このようなことは実際に非常に稀なものではなく、見かけることがあります。
この点は実際の外観、レントゲンなどで十分に診断できます。
また、鼻水とくしゃみの原因として慢性鼻炎、蓄膿症や腫瘍も考えなければいけません。
絶対にないとはいえませんが、私が花粉症によるくしゃみだな、と思えたことはないかもしれません。
もし花粉症であれば、おそらくステロイドがとても効果的だと思います。
 一方で慢性鼻炎、蓄膿症、腫瘍は抗生剤で症状が和らぐものの、簡単に完治する病気ではありません。また、慢性鼻炎、蓄膿症は、よっぽどのことがない限り食欲に問題は起こしません。
歯石が原因の鼻水やくしゃみであれば、抗生剤で一時的に改善し、中止によって再発するのが常です。
これを治療するには歯石を取らないと、完治は望めないでしょう。
マキシガードに弊害はないと思っていますが、今ある歯石を取ることはできませんので、注意してください。

 最後に連続した麻酔は良いものと言うことはできませんが、必要となれば実施することもあります。
歯石が症状の大きな原因と判断されれば、麻酔をかけるかもしれません。
逆に、それほど重要と思わなかったら、少し時間を置いてから麻酔をかけるかもしれませんね。
 
まずは診断して、治療には何が大切かをしっかりさせてください。
こんなところに気を配って治療してみるといい結果になるかもしれません。

投稿者 さん からの返答

今道先生、お忙しい中ご回答いただき本当にありがとうございました。今週に入ってから鼻のほうは落ち着き、呼吸をスムーズにしているので、私自身の気持ちも少し落ち着きました。回答頂いたことで、どのように治療をして頂いたら良いかがわかり、不安がなくなりました。本当にありがとうございました。薄いカサブタが少しずつ剥がれ始めましたが、まだ分厚いカサブタがびっしりとついていますので完治するまでには時間がかかると思いますが、皮膚炎を治してから歯石をどうするか担当の先生と相談しながら治療を進めていけたらいいなぁ、思っています。ありがとうございました。

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