だいじょうぶ?マイペット

脾臓の位置が異常だとの事で手術を勧められたのですが迷っています

質問カテゴリ:
目の異常 / 尿の異常

対象ペット:
/ ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
兵庫県 / ibukinさん

 
2009/08/01 22:28

はじめまして
何年も嘔吐で悩む黒ラブ8才(♀)の事でご質問します

4年ほど前から嘔吐しはじめ、獣医に聞いた処、犬猫によくある空腹時の
嘔吐であろうと言われ、多分胃酸過多気味な子だと判断されて様子を見て下さいと胃薬を頂きました

しかし飲ませても大きな変化はなく、吐く回数も1ヶ月に2~3回程だったので胃酸過多気味で仕方がないかなぁと首を傾げながらも放置

その後すぐに体臭から血液っぽい臭いがすると言う事からエコーをとり
子宮蓄膿症の疑いがあると言われ即摘出の手術を受けました(19年2月末です)
*この時の検査もそうですが総体的にGPTの数値がいつも高めです

しかし嘔吐は治まる事もなく同じ位のサイクルで吐く事は変わりがないまま
今度は膀胱炎を繰り返しその都度抗生物質で治していました(今は1年以上罹患していません)
PHコントロールのロイヤルカナンの処方食を与えています

そして今年の6月にマダニからのバベシア症を発症
6/2日に多分そうだろうと血液検査した時のHb数値が12.2 RBC520で、血液を外部に臨床検査
だしているのでバベシアと判明した時点で治療を行うと言われていたのですが、翌日には
立つ事もしなくなり夜間緊急につれていって再検査

Hbが8.1 PCVも36.8%から25%に落ちていてそのまま入院 6/6日Hb7.9でガナゼックを注射する
治療に入りました(RBC3.47・PCV24.2・Plat51)

ガナゼックを3本打ってなんとか治療に成功し6/8日に検査後退院(RBC4.53・PCV33.6・Plat254)
しかし、その後食欲が全くなくバベシアの治療後に2k減 食べない事が続いて又1ヶ月の間に
2.5k減、2ヶ月後の今21k程になり肋骨が丸見え状態になっています

病院で購入している高カロリーのペースト状缶詰を無理矢理口に入れますが
1回に1缶195gを食べきるのがやっとで、こじ開けて入れるのでこぼす分量
とかを差し引いて150g程しか食べない状態でした

長々と経緯を書いてしまいましたが、実は今日あまりにも食べないのと夜間に目が見えにくいのか
溝にはまったりフェンスに気づかず激突したり、階段をふみはずしたりもあったのとで
再度今度は違う病院へつれていってみました(ひょっとすると脳に腫瘍があるかもしれないと言われ)

今まで全身麻酔をしないとレントゲンは撮れないものだと思っていたのが、そこでは事情を説明後
麻酔なしにてレントゲンをすぐに撮って下さり、写真結果から脾臓の位置と胃の形がおかしいとの
所見を言われました。

詳しく調べるにはCTを撮るなり胃カメラを飲むなりでじっくりと診ていかないとわからないだろうと、
でもレントゲンから見た限り、胃の形は変だし脾臓がここにある事もおかしい、又腸内にかなりガスが
溜まっているとの事、そして同じ全身麻酔をしてあれこれ診ていくのなら開腹して腫瘍なり
癒着なりがあったとすれば手術で取り除いた方がこの子にとっては楽ではないかと診断結果を
言い渡されました

果たして手術に耐える事ができる状態なのか?と聞きましたが、それを言ってる場合じゃないかもとの事
このまま様子見で益々衰弱させるのか(今の食事量ではかなり厳しいだろうと言われる)

それとも検査するにあたっての麻酔をかけるのならば、そのまま開腹して負担を少なく原因をはっきり
させる事とするかは、飼い主の判断だと言われ非常に悩んでいます

脾臓を摘出する事によっての弊害と、元気を取り戻せる度合いなど、もし今までの凡例から
助言頂けるのならばとここに書き込みを致しました。

手術するのなら早い方がいいとの事でしたが、今現在迷っています 宜しくお願いします
(食欲はないですが食べたいって意識はあります 食べられる物はないかと色々鼻先に持っていくと
 臭いは嗅いで舌なめずりはしますが、食べません。 便は変化はありません 水はあまり飲まない方です
 通常よりGPTは高い目かもしれません・・今日の検査結果は161でした。RBC6.41 Ht=PCVなのかわか
 りませんが42.9%でした))


バベシア症の診断が間違いなく、
それが治療できた状態ならば、
脾臓摘出は致命的な状態になると思います。

バベシア症は脾臓摘出で高確率で再発します。
脾臓以外の部分に原因があり、
脾臓が押されて正常位置を外れているのでしたら、
手術による治療が功を奏すでしょうが、
脾臓の摘出は(特に全摘出)避けるべきでしょう。

投稿者 ibukin さん からの返答

お返事ありがとうございました

実は迷っている間にどんどん厳しい状態になってしまい
病院に電話の上、手術を決心 月曜に開腹手術を行ってもらいました

しかし残念ながら、胃の中は勿論(触診と胃カメラで)肝臓に至る迄
腫瘍が巻き付き手の施しようがない状態だとの事で何も手つかずで
お腹を閉めたそうです

撮影された写真からも脾臓が大きく腫れ上がり腫瘍に押されて
定位置から大きくずれていたと見せてもらいました

バベシアの再発に関してはキャリア持ちとの事で獣医に質問しましたが
自分の知る範囲では今まで症例はないと言い切られました

何を信じていいのか、吐く苦しみが頻繁になってから色々と聞いたりしたのですが
このバベシアに罹患してからもステロイドでどうなるかの検証もできないと言われ
悶々としていたのを、開けて診るのが一番早いし、この子の為にも早い決断がいる
と言われ踏み切ったのですが・・

もっと早くにレントゲンとかで診て貰っていたら腫瘍が小さいうちに
なんとかなったのかとか考えていますが、これもこの子の寿命かと
思う様にしています

昨日トイレに歩いたとの事で連れて帰って良いと言われ、自宅で寝ていますが
術後もあるのかぐったり状態で見ているのもつらい位になっています

今では、手術が良かったのかどうかと言うよりMRIとかCTとか全身麻酔でないと
できないと思いこんでいたレントゲン撮影が、こんなに簡単にできる事への
知識を得られなかった事が非常に悔しいです

ともかく麻酔・開腹・縫合に体力を使った事が今後どう影響を与えるか
見守るしかないと思っています

なんとか食べてさえくれれば、余命全うする迄食いしん坊だったこの子に
身体に悪いからと制御していたものも美味しいと思うものなんでも食べて
いいよで食べる楽しみで補ってやりたいんですけどね(飼い主の気休めですが・・)

本当にありがとうございました
腫瘍だらけの内臓ですが、こんな事もいいかもしれませんよの情報があれば
又ご指示下さいます様宜しくお願い致します

長々のメールでの質問にご丁寧にお答え頂き本当にありがとうございました
どうぞお身体にお気をつけて頑張って下さいませ

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