だいじょうぶ?マイペット

シュウ酸カルシウム結石による尿道閉塞

対象ペット:
/ シーズー / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
埼玉県 / はなぺちゃ犬さん (この方の過去の質問 6件)

 
2009/11/19 13:27

はじめまして。シーズーオス9歳です。
持病で心臓弁膜症があり、手術には耐えられないと言われています。

最初はストルバイト結石でした。その後シュウ酸カルシウムも発見されてから半年になります。
レントゲンによる石も見ました。結晶は一度ずつ見る事が出来ました。

この半年の間に3回尿道に詰まり、ワンコが苦しみました。しかしいずれも比較的簡単に生理食塩水を用いた膀胱に石を押し戻す処置で事なきを得ています。しかし・・この間一週間しか経たずしてまた詰まりました。医師に相談するとこればかりは半年後に詰まるか翌日詰まるか・・なんていうのは運しかないので・・と言われました。本当に「運」なのでしょうか?こんなに頻繁に詰まるなんて・・。
石がひっかかるメカニズムが知りたいです。
何か予防に飼い主ができることはありますか?(水はたくさん飲ませています、トイレは完全外派なのでだいたい6時間~8時間おきに外に連れ出し、強制トイレタイムにしています。食事はロイヤルカナンのPHコントロールです。抗生物質による細菌を抑える薬と心臓の薬を欠かさず飲んでます。)
トイレタイムの度に尿が出るか本当にドキドキです。石が詰まると費用もかかりますから・・何か妙案はないでしょうか?

 今晩は。まことに申し上げにくいのですが、かかりつけの獣医師のおっしゃる通りでございます。
 カテーテルと水圧で尿道内の結石を膀胱に押し戻しても、その日のうちにまた流れ出てしまう事もありえます。
 シュウ酸カルシウム結石は処方食や内服薬で溶かすことができません。そのため手術ができない場合には、この処置を繰り返す他には画期的な治療法は今のところありません。処方食は結石の成長を抑制できるだけです。

 手術ができるのかどうかは未知数であります。実際に我々も心臓病を患っている動物の手術は危険ですよと、よくお話しいたします。しかし何%のリスクがあると数式で出るわけではございません。
 もう少し詳しく心臓の状態を評価してほかに合併症がないかどうか詳細に検査を行い、再度手術の可能性を検討してみてはいかがでしょうか。
 まだ9歳ですので、これから先あまり閉塞と処置を繰り返していると、何年か後には機械的刺激から尿道の内壁に肥厚や変形が起きて押し戻せなくなり、緊急手術の必要性が出ることも予想されます。少しでも若いうちに手術で摘出する利点と手術の危険性の欠点を天秤にかけて慎重に判断しなければなりません。
 非常に酷なことを言うことになりますが、最終的には飼い主の方が決定しなければいけないでしょう。決定のための色々なデーターは我々獣医師が説明する義務がございます。しかし最終的な判断は飼い主の方が下しませんと、後悔することになると思います。
 お大事にしてください。

投稿者 はなぺちゃ犬 さん からの返答

早々にご回答頂きましてありがとうございます。説明もわかりやすく、感謝しております。かかりつけ獣医さんと今後も話しあっていきたいと思います。
お忙しい中、ありがとうございました。

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