井上 平太 先生からの回答
お話を肺水腫に特定致しますと、獣医師が聴診した上で有り得ないと言う事であれば信用して良いと思います。ただし、わかる事は聴診した時点では肺水腫が無いという事だけです。ご自宅で何らかのストレスを起こした時に発症している可能性はございます。
次に、肺水腫からいったん離れてみます。肺水腫以外にもそのような症状を起こす病気はたくさんございます。
聴診でわかる事は限られております。肺真菌症・心拡張・肺の腫瘍・中皮腫・胸水・気管虚脱・軟口蓋過長・・・なども考えられます。10歳という年齢ですから、一度健康診断の意味も含めて胸部のレントゲン撮影等を受けてみても良いのではと思います。
私も飼い主の方の訴えている事を真摯に受け止めて詳細な検査を進め、そこで初めて重大疾病の早期発見につながった経験がございます。私の恩師の故 竹内啓教授 は、飼い主は一番の看護師だとおっしゃっておられました。
私はいつもその事を思い出しては飼い主の話に耳を傾けます。
動物病院は飼い主の方の心配を解決する場です。安心のための検査を受けてみてはどうでしょうか。
お大事にしてください。
2010/01/04 23:48 参考になった! 0
投稿者 はなぺちゃ犬 さん からの返答
お忙しいところ、ご回答頂きましてありがとうございます。
オスワリのまま震えて眠れない・・という症状は皮膚の改善に使い始めたエリザベスカラーのストレスと判明しました。この器具が邪魔して床に着けられなかったようです。
気になって獣医さんを訪ね聞いてみてよかったです。快く教えて下さいました。
2010/01/11 11:48
この症状はなんでしょうか?肺水腫ではないのでしょうか?
いつもお世話になっております。
愛犬シーズー10歳がおなかを付けずにオスワリの状態のままよくうつら、うつらしています。目を細め体は震えています。
最近はお散歩を嫌がり、声をかけてやっと動き出します。
食欲はあるようです。水も飲みに行きます。
家族はおなかの部分の皮膚が今荒れているから床に付けたくないんだよ。
皮膚が治ればまた元に戻るよ、と言ってあまり心配していません。
しかし、家で愛犬をよく観察する私から見れば皮膚でこんなつらそうになるのか?と疑問です。獣医も皮膚のせいだといいますが・・。
私なりに調べてみたら肺水腫の症状の子に似ています。獣医は咳も出ていない肺水腫はありえないと言います。聴診器もあてて見ているので信用してもいいのでしょうか?この苦痛そうな顔とリラックスして寝れない愛犬をみるのが辛いです。獣医のいう通りこのまま様子を見ているしかないのでしょうか?苦痛を和らげる方法はないのでしょうか?