だいじょうぶ?マイペット

慢性腎不全、嗅覚障害のある高齢猫の食事について。

質問カテゴリ:
鼻の異常 / 体重の異常 / 食事、栄養について

対象ペット:
/ ミックス / 性別不明 / 年齢不明

質問者:
宮崎県 / みやこ123さん

 
2014/07/13 02:28

はじめて質問させていただきます。どうぞ、よろしくお願いい たします。

雑種黒猫オス(去勢済)16才

一ヶ月前に、毛玉や胃液を毎日嘔吐。受診し、慢性腎不全と説明を受けました。(過去、血液検査を受けていたデータが残っていた)リンゲル液など皮下注しました。
このときは、食欲はやや落ちているものの、経口摂取は可能でした。

ほぼ同時期にヘルペス性鼻炎?の症状が出てきて、短期間に悪化し、鼻水くしゃみあり、インターフェロンや抗生物質の点鼻点眼しましたが、症状改善せず、イビキ様呼吸?大きな音を立てながら、全身で苦しそうに呼吸します。
そして、鼻づまりのせいか嗅覚がなくなり、ごはんを全く食べなくなりました。
鼻炎はレントゲンや聴診上、鼻腔の少し奥までの炎症に止まっているとのことです。(肺は問題ない)
慢性腎不全関連は、以下が血液検査結果です。
BUN 12
Ca 8.2
CREA 3.6 ㎎

HCT 28.6%
HGB 9.1g
Retics 0.9%

他の異常値は、
ALB 1.3g

現在まで発熱はありません。


7月に入ってからは、換毛期が終わったことも関連するのか、嘔吐しません。鼻炎はかわらず、相変わらずの呼吸で、食事を欲しがるそぶりを見せるものの、匂いを嗅いでにおいがしないのか、全く食べません。
シリンジによる口腔からの強制給餌で、主治医の先生が食べさすと上手に食べます。嘔吐もなし。
自宅では、飼い主の要領のなさで、全然食べてくれません。(二人ががりで、バスタオルに巻く両足で挟んでなど工夫して保定するのですが、死に物狂いで魔黷驍フです)

7月1日に3.95㎏ありましたが、11日は3.45㎏になりました。

腎不全が進行し、食欲不振になるのなら、ある程度の覚悟もしますが、まだ食欲はあるようなのです。
強制給餌で、毎日数回死に物狂いであばれ、結果1日計10cc程度の流動食しか食べられないのは、心身ともに大きな負担がかかります。

主治医の先生が、シリンジによる強制給餌が困難なら、経鼻給餌もあると説明されました。

長くなりましたが、ここでご相談です。

飼い主の独りよがりかもしれませんが、鼻炎が治まり嗅覚が戻れば、また普通に食べてくれるのではないか。それまでに飼い主の要領がよくなればいいが、現体重の推移ではそんな悠長なことは言ってられない。
経鼻栄養を施行するべきなのだろうか。
16才の、鼻炎の猫には負担が大きいので、やめた方がよいのだろうか。
非常に悩んでいます。
主治医の先生は、もう腎臓も悪いことだし~でも比較的簡単には施行できるし~、という言い方で、立場的には当たり前なのかもしれませんが、どちらがよいとはおっしゃいません。

とても悩んでいます。
ぜひ、ご意見をお聞かせください。よろしくお願いいたします。

はじめまして。

はっきりさせたほうがいいのは、「腎臓が悪い」から食べないのか、「鼻炎があるから」食べないのかです。

腎臓病はBUNやクレアチニンでその段階を評価します。クレアチニンは高いですがBUNは特別高くなく、これが最近の血液検査の結果であればそれのせいで食べないという数値ではなさそうです。もし「過去の」検査結果であれば、いまがどうなのかの検査を受けるべきです。また腎臓の数値が悪くて食べないのであれば、食べさせることも重要ですが腎臓の数値が改善するように点滴をするなどしてあげないと、「食べたくないのに無理やり食べさせられる」事になってしまいますし、嘔吐などの元になることもあります。

鼻炎が原因で食欲が無い場合(猫は嗅覚が食欲と密接に関係していますので、鼻づまりから食べなくなることは比較的多い印象があります)は鼻づまりを何とかする必要があります。鼻炎の原因は伝染性鼻気管炎や歯根の病気、鼻腔内の異物や腫瘍などといったことが多いため、その原因をある程度はっきりして取り除けるものを取り除くところから始まります。鼻炎の治療には抗生物質やネブライザー、点鼻薬、その他いろいろなものが用いられます。

体重が減るほど食べられないというのは猫にとって危機的状態です。経鼻栄養は(鼻炎の程度や原因によるでしょうが)、嫌がらずに食事を取らせて上げる方法としては私もよく行います。うまくやればそれほど嫌がらずに管が入れられますし(もちろん病院でなければ無理ですが)、エリザベスカラーは必要になりますが嫌がる猫を押さえつけて食事を与えるよりずっと楽に栄養補給が可能です。水分やお薬もその管から投与することができます。

腎臓が本当に悪かったり、鼻炎の原因がどうしても取り除けないものであったりするなら対症療法を考えなければなりません。経鼻栄養は人間からみると(花から管が出る状態で)異様かもしれませんが、猫はそんなこと気にしませんし、それよりも「死に物狂いで抵抗する猫を二人ががりで、バスタオルに巻く両足で挟んで」毎回毎回食事を与えるほうが猫にとっての負担も多いと重います(最悪家や人間を嫌いになってしまうこともあるでしょう)。

あくまで原因が取り除けるまでの、もしくは原因が取り除けなければ対症療法としての栄養補給としては悪くない選択だと私は思っています。

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