井上 平太 先生からの回答
肛門周囲腺腫は通常は良性の場合がほとんどですが、雌や去勢雄に発生した場合には要注意です。肛門周囲腺癌の場合がございます。
一定以上大きくなると手術をした後に排便困難になりやすいので、あまり成長しないうちに摘出することをおすすめいたします。
9歳は人間で言えばまだ50代です。術前検査で問題が無ければ全身麻酔のリスクが手術で得られる利益を上回るとは考え難いです。
ただ、早急に手術をしないと刻一刻と転移をしていく進行の早い腫瘍では無いので、よく家族で話し合って決めてください。かかりつけの先生にもう一度相談してみるのもよいでしょう。
お大事にしてください。
2018/09/27 23:39 参考になった! 0
投稿者 めりー0130 さん からの返答
ご回答 有難うございます。
ガンの可能性があるのであれば、少しでも早く摘出を、と考えておりました。
急ぐ必要は無いのですね…
歯石除去を検討しての来院で 肛門周囲腺腫と言われたもので、麻酔中に 歯石除去も出来るから どちらにしても 手術は無駄では無いのかな、とも考えておりました。
急ぐ必要は無くとも、いずれは 必ず摘出手術をするものなのであれば、まだ若いうちの方が 回復力もあっていいのかな?とも思いましたが どうなのでしょうか…?
2018/09/28 00:17
再び 井上 平太 先生 からの回答
「急ぐ必要は無い」の意味はここ数日で決めなければいけない緊急性のものでは無いという意味です。1ヶ月先延ばしにすると人間で言えば4ヶ月延期したことになります。
日本語は難しいですね。じっくり考えると言っても上記の範囲内で判断してください。
2018/09/28 22:59
投稿者 めりー0130 さん からの返答
すみません!
そういう事でしたか!
分かりました。
現在の 身体の状態が良好だという事を踏まえて 全身麻酔のリスクとしては 先延ばしにするよりは
今の方がいい、と判断しましたので 近々 手術の日程を組む事と致しました。
大変 ご丁寧な回答を頂きました事 感謝致します。
有難うございました!
2018/09/28 23:25
肛門周囲腺腫について
ミニチュアプードル9歳オス 去勢済み(生後8ヶ月に手術)です。
1年以上前に、肛門の粘膜部分に肌色のポツっとした出来物が出来、病院で診て頂いた所、大きくならない様であれば 様子を見ましょうとの事で 今日まで 特に何の処置もなく 過ごしておりました。
かかりつけの病院ではない病院に別の用件で行く機会があり、ついでに肛門の出来物を診て頂きましたら 肛門周囲腺腫?との事で 手術を勧められました。
去勢済みの犬が こういった出来物が肛門の周囲に出来るというのは あまり 良くない事だ、と。
見える部分に5ミリ程の出来物、その奥?中?にも小さなシコリがあるそうです。
とりあえず 血液検査やレントゲン、全身麻酔が可能かどうかの為の腎臓の検査等をしてまいりました。
必要とあらば 手術も考えてますが、全身麻酔に抵抗があります。
急いで手術をすべきなのでしょうか?
どうぞ 宜しくお願いします。