井上 平太 先生からの回答
1,
関節の曲げ伸ばしやマッサージである程度トレーニングできる可能性はございますが、懐疑的な意見も多いです。ネットで方法を説明するのは難しいですが、効果的ではないのであまりお奨めできません。
使いやすい方の足を使ってバランスをとりますので患肢の筋肉量が減るのはやむを得ないことです。
2,
アンチノールはサプリメントですので、薬事法上コメントは出来ませんが非常に期待の出来る製品というのが率直な感想です。
さらに併用できる内科療法としてはカルトロフェンベットの週一回の注射療法がございます。
これは単なる痛み止めでは無く関節軟骨の修復やヒアルロン酸の合成促進や血流の改善を行い関節の炎症性の疾患を修復いたします。
膝蓋骨脱臼でも症状緩和が認められますので週一回で数回注射を受ける価値があると思います。
患肢を使わせて筋肉量を戻す方法としては鎮痛剤やステロイドを使い発症している足を使わせる方法もございます。主治医の先生と相談して慎重にご検討下さい。
環境としては階段を使わせない・ジャンプをさせない・ボール遊びをしない・フローリングを避ける等でしょう。
足の裏毛をカットして滑らないように気を付けることも大事です。
お大事にして下さい。
2021/03/04 01:59 参考になった! 0
投稿者 sora さん からの返答
井上先生
頂きましたご回答拝見させて頂きました。
非常に参考になりました。
お忙しい中ご回答頂き有り難うございました。
2021/03/04 04:07
膝蓋骨脱臼への対応について
相談タイトル
膝蓋骨脱臼への対応について(その2)
相談の本文
以前「膝蓋骨脱臼への対応について」の表題にてご相談させて頂きました。今回はその後の状況に関し、以下について皆様の知見をご教示頂ければと思い相談させて頂きました。
■現在の状況
右脚のパテラについてはアンチノールを服用したおかげか状態は改善してる様に見られます。
しかし元々患っていた左脚の状態が芳しくありません。そのせいか左右の筋肉バランスが良くありません。(左脚を庇っているせいか右脚の筋肉の方が発達しています)
■確認事項
1.左右の筋肉バランスをとる為のトレーニング方法
2.重複しますが外科的な施術を施さずに状態を改善させる方法(環境、躾、内服治療等)
以上、お忙しい所を恐縮ですがご教示頂けましたら幸いです。