是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|70ページ目
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こんにちは、福島の桃さん。
さて、空くんの目の異常ですが、白目の部分ということは、結膜の部分だと思いますが、この部分で、大きくなる黒い斑点というと、まず考えられるのは眼球結膜メラノーマ(黒色腫)です。結膜メラノーマはそのほとんどが良性で、悪性の場合はまれと言われています。
通常はメラノーマは組織の盛り上がりが見えるのが普通ですが、結膜メラノーマでは、その盛り上がりがはっきりわからない事もよくあります。
担当の先生のおっしゃるように、大きくなるようであれば、悪性の可能性も捨て切れなくなりますので、切除後病理検査にまわす事も考慮すべきだと思いますし、5ミリくらいでその後特に大きさが変わらなければ、結膜メラノーマの悪性の可能性自体がかなり低いことから、様子を見ても良いような気がします。
また、色素沈着という判断だとすれば、特に心配はいらないと思います。単純な色素沈着で悪性というものはありま...2007/04/22 10:23 -
こんにちは、まゆむくさん。
さて、ラテックス(天然ゴム)製のおもちゃの誤飲ですが、サイズが4センチ四方で、大きいので、詰まることを考えると、基本的に開腹して取り出すことが望ましいと思います。
ただ、ラテックスは、消化されることもなく、毒性も無いので、胃の中に残ったまま様子を見る選択をするケースもあるかもしれません。
緊急の開腹を要するほどではないが、腸管を通過する可能性は低いので、手術をしないのであれば、注意が必要であるといったところでしょうか。
最終的な判断は飼主さんがされるしかないと思いますが、これからの年齢や、さまざまな事を考えると、わたしであれば手術をお勧めします。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください
2007/04/21 11:38 -
こんにちは、MARUさん
neneちゃんの乳腺種についてのご質問ですが、16歳ということで、いろいろと手術にも心配なことが多いことと思います。
肝機能、腎機能に特に問題が無いということですので、手術自体は特に問題は無いかもしれませんが、それでも、前庭疾患の再発の可能性が高いこと、また、術後の腫瘍病巣の転移を考えると判断の難しいところだと思います。
我々が手術をするかどうか検討する際、手術することのメリットと手術のリスクとを比べます。
今、すぐ手術をしないと明日にでも命が危ない場合は、少々のリスクをおかしてでも手術にて対応しますし、高齢の子で命に関わるようなことのない腫瘍であれば、手術はしないという事にもなります。
今回の場合、他の腫瘍病巣が前回の手術時に悪性の判定を受けていること、乳腺炎後に自壊していることなどを考えると、乳腺腫瘍も悪性の可能性が高いと思いますし、また腫瘍細胞も分散している可...2007/04/21 10:14 -
- 質問カテゴリ:
- その他 / 食事、栄養について
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、mar345さん
2歳8ヶ月のジャンガリアンのひまわりちゃん、長生きしてくれていますね。冬も越してくれたようで、上手に育てていらっしゃるのだと思います。
さて、ヒマワリなども剥くことが難しくなっているようですし、体重も随分落ちているということですので、そろそろ栄養剤等で身体を助けてあげるといいと思います。
病院でも処方してくれると思いますが、今は通信販売や大きめのペットショップなどでも手に入りますので、それらを使っていただければいいと思います。
(ただし、消費期限などには良く注意してください)
あげすぎには気をつけて、これからもひまわりちゃんを可愛がってあげてくださいね。
どうぞお大事になさってください
2007/04/21 09:34 -
こんにちは、小二郎さん
さて、ペトちゃんの尿失禁の状態、大変だと思います。
残念ながら、尿失禁の原因というのは、開腹してもほとんどわからないと思います。
尿失禁の犬の場合は、まず膀胱の大きさや、避妊手術の有無、これまでの病歴等から、少しずつ鑑別をすすめていきます。
神経障害によるもの、ホルモン反応性尿失禁、炎症性疾患由来のもの、尿道や、膀胱の筋肉の不適切な緊張や弛緩、ざっと挙げて、今回の尿失禁の原因としてはこれらのものが考えられますが、まずは、これらの鑑別を進めて行くことが必要だと思います。
また、尿失禁の鑑別では、診断的治療といって、エストロゲンや、α-アドレナリン作動薬などの薬を使いながら、その反応を見て診察するといった手法も良くとられます。
いずれにせよ、そういった鑑別を出来る獣医師に診察を受けることが大切だと思います。
どうぞお大事になさってください
2007/04/20 11:21 -
こんにちは、ゆっきぃさん
早速ですが、最初の興奮状態での血糖値の446については、たしかに一時的な上昇の可能性があるので、慎重に評価しなくてはいけないと思いますし、この段階でインシュリンを使用してしまったことは、ある意味危険な行為だったと思います。
ただ、多飲多尿の症状、その後の6日間の検査の結果が200~300の間であったこと、尿にも糖が出ていることなどからも、糖尿病の診断には間違いないと思われます。
今後は、血糖値をモニターしながらインシュリンの注射単位を決め、おうちでもそれらの注射をしていただくことになると思いますが、問題は、ポンちゃんが病院をとても怖がること、そして飼主であるゆっきぃさんご自身が現在の病院に対して不安を感じていらっしゃることです。
お話をお伺いすると、何人かの獣医師がいらっしゃる大きな病院の様ですが、その獣医師の間での連絡や方針の徹底がなされていないようですね。そういっ...2007/04/20 10:52 -
- 質問カテゴリ:
- 目の異常 / 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ゴールデンレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、mamoruさん
さて、エイミーちゃんの目の中心の白い点ですが、眼球の表面に点がある感じでしょうか?よく見ると眼球の表面がへこんだりしていませんか?眼球の表面、角膜というところに小さい傷がつくと、白く点状に見えることがあります。
その他にも、角膜ジストロフィーなどでも、白い点状の異常が認められることがあります。
また、眼球の表面ではなく、目の内側、瞳の中(瞳孔の部分)が白く濁っているということであれば、白内障の可能性が高くなります。
白内障であれ、角膜の異常であれ、一度診察を受けていただいて、薬を処方していただいた方がいいと思います。
皮膚に関してですが、青カビの様な発疹というのが、具体的にどのような感じのものかわかりませんが、真菌(かび)の感染性皮膚炎というのはあります。
ただ、真菌の感染性皮膚炎は他の皮膚病を併発しているケースも多く、治療によって真菌がいなくなっても、...2007/04/20 10:17 -
こんにちは、taremomoさん。
早速ですが、凛太郎くんの皮膚病について、具体的な診断名は告げられたでしょうか。
遺伝性疾患である、カラーダイリューションもしくはカラーミュータントはたしかに予後が悪いのですが、それでも治療法が無いわけではありません。ケースによっては、被毛状態がかなり改善されます。
また、時折クッシング症候群や、甲状腺機能低下による皮膚病をそれらの皮膚病と混同されるケースもあるようです。
どの程度の検査の結果もしくは、検査的治療(薬を使いながら、その薬に対する反応を見る治療法)の結果の診断かは不明ですが、皮膚病というのは、見た目や、顕微鏡の検査だけで、原因不明の脱毛という一言で片づけられるものではありません。
東京にお住まいであれば、皮膚病の得意な先生も多くいらっしゃると思いますので、一度そういった病院で診察を受けていただくことをお勧めします。
参考になれば幸い...2007/04/20 10:00 -
こんにちは、xxminorixxさん
さて、キョロちゃんですが、お腹がかなり膨らんでいるということですが、まずは膨らみの原因が何なのかを調べないといけません。
腹水なのか、子宮蓄膿症なのか、それとも腫瘍なのか、まずはその診断をするためにもエコーの検査を受けていただくことが必要だと思います。
病院に連れて行くのも大変かもしれませんが、おそらく往診では必要なエコー検査などが難しいと思いますので、頑張って診察を受けてあげてください。
歩かせるのが難しいようであれば、大きめのタオルや毛布を担架代わりに使って、運んであげてください。
参考になれば幸いです。
どうぞお大事になさってください。
2007/04/19 18:55 -
こんにちは、chi-bouさん、
坊ちゃんの今後心配される後遺症や予後についてのご質問ですが、確かに脳神経系の異常は代償機能が働き、思いがけない回復を見せることもありますし、逆に思ったような回復を見せてくれず、悪い状態が続いてしまうこともあります。
けれど、これらについて、レントゲンも、MRIのデータも診察さえもしていない我々が述べることは出来ないのです。
お話だけで、可能性として(あくまで可能性として)梗塞が広がって突然呼吸が止まる可能性がありますとか、代償機能によって少しずつ回復が見られていきますとか言えるとしても、実際には大ざっぱな可能性の話ばかりであまり役には立たないアドバイスになってしまいます。
申し訳ありませんが、今後の状況については、飼主さんであるchi-bouさんが、担当の獣医師と良く話をして見守っていただいてくださいとしか申し上げられません。
坊ちゃんの生きる力、素晴らしいと思いま...2007/04/19 18:46