是松 壮一郎 先生の過去の回答履歴一覧|71ページ目
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こんにちは、チコちゃんの飼主さん。
さて、乳腺腫瘍ですが、良性悪性に限らず、今回のように腫瘍から分泌物が出てきており、大きさも大きくなってきているようなら手術をお勧めしています。
赤血球増多症(多血症)ということで、術中、術後の血栓等も心配ですが、Htや、赤血球数の具体的な数字によっては、特に心配するほどの事も無いのかもしれません。
ただ、もう一つ気になるのは、腫瘍の場所が胸のところだけに呼吸困難になり死ぬかもしれないとの発言なのですが、そういわれてしまうと、飼主さんとしてはとても悩まれると思います。
腫瘍の現在の大きさ、癒着の具合等、診察していない立場でははっきりは言えないのですが、通常乳腺由来の良性の腫瘍であれば、それほど癒着も無いのではないかなと思いました。
もしよろしければ、手術に踏み切られる前に、セカンドオピニオンとして今回の手術、どのくらいのリスクを伴うものか、他の病院で...2007/04/19 11:42 -
- 質問カテゴリ:
- 食欲の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、アゲハさん。
キャディちゃん、苦しそうで、見ているアゲハさんもおつらいこととお察しします。
いくつか不明な点、文章からだけでは判断出来ない点もあるのですが、出来るだけ回答させていただきます。
1.まず、今回の病気ですが、腎不全から多臓器不全になってしまったのだと思います。当初の退院時のクレアチニンや、BUNの結果を見ても、まだまだ慎重に腎不全に対して対処すべきだったというのがわかります。肺炎は、おそらく当初は発症していなかったと思われます。ただ、全身状態が悪くなっていく過程で肺炎を起こしてしまったのでしょうね。また、クレアチニン濃度の急激な上昇は、重篤な腎不全が一気に進んでしまったことを現しています。腎不全が進んで血中クレアチニンの排泄がうまくいかなくなると、このように急激な上昇が見られます。何らかの原因で腎臓のほとんどがうまく機能しなくなったのでしょうが、その原因というのは...2007/04/19 11:13 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、なっなさん
さっそくですが、ALP(アルカリフォスファターゼ)は肝臓をはじめ、小腸、腎臓、骨等の様々な臓器に広く分布する酵素で、それらの臓器に障害が出たりした場合に、ALPが血液中に放出されます。
ALP単体で特定の臓器の異常を見つけることは難しく、人間の場合には、ALP分画といってさらにALPの分析を細かくして、ある程度のALPの分類が出来るので、由来臓器の特定も出来るようになっていますが、動物では臨床レベルでそれらの分画はあまり一般的ではないと思います。
そのかわり、他の検査項目との組み合わせで、どの臓器由来のものか考察していきます。
今回、肝臓を中心に調べてもらっているようですが、その他にも、骨の病気や、副腎皮質機能亢進や、甲状腺機能亢進等でも上昇が見られます。次回の再検査の際には、出来れば甲状腺ホルモンの濃度も調べてもらうと良いかもしれません。体重減少など、甲状腺機能亢進に伴う症状...2007/04/19 10:11 -
こんにちは、jiru325さん。
ジルくんの具合、良くないようでとても心配だと思います。
さて、早速ですが、てんかんの治療薬として抗生物質を使うことはありませんので、なにか別の薬の説明と混同されたのでは無いかと思いますが、いかがでしょうか。
てんかん様の発作を起こす病気はいくつかあり、その中でも突発性てんかん(真性てんかん)の場合には、抗痙攣薬を使って、てんかんのコントロールをすることがメインになります。また、突発性てんかんではない可能性や、その他の原因が考えられる場合にもまずは抗痙攣薬を使って、発作がでないようにしながら、それらの原因を探って、他の病気との鑑別をすることになります。
いずれにせよ、抗痙攣薬を使って発作のコントロールをしてあげることが大切になります。
>>しかし、抗生物質を投与すると内臓機能に障害が起こる可能性が
>>あるとも言われ注射と普通の薬で治療してきたのですが週に2.3...2007/04/19 09:49 -
こんにちは、mikkoさん
ジョッシュくんとの折角のドッグラン、よだれだらけになってしまうのは残念ですね。
さて、個体差はあるのですが、緊張するとよだれを大量に出してしまう犬がいます。よだれの他にも、口をもぐもぐ動かしたり舌をぺろぺろと動かしたりする子もいるようです。
緊張のきっかけは、車に乗るとか、病院に来るとか、知らないところに預けられた時などの場合が多いようですが、ジョッシュくんにとっては、そのきっかけがドッグランなのかもしれませんね。
散歩の最中は問題なく他の犬との接触も出来ているようですし、ドッグランでも他の犬に対して攻撃的になるというわけでもなさそうですので、社会性に問題のある子と言うわけでも無いと思いますが、多くの犬と合うことが緊張を伴い、そのうち、ドッグランそのものに対しての緊張につながっている可能性があると思います。
少しずつでも慣れてもらうか、それとも無理にドッグ...2007/04/18 10:04 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、はるきち3さん
ももちゃんの耳と鼻の周りの異常ですが、脂漏性の皮膚炎を起こしている可能性があります。
鼻や、耳は比較的皮膚の病気が出やすい部分ですので、早めに診察を受けて、皮膚病の鑑別をしてもらった方がいいと思います。
皮膚病は早めに治療を始めると、治療の経過もいいのですが、様子を見ながら症状が進むと慢性化して治りにくくなります。
脂漏性皮膚炎の他にも、アレルギーや、ホルモン性の皮膚病なども考えられますので、まずは病院で診察を受けてあげてくださいね。
どうぞお大事になさってください
2007/04/18 09:25 -
こんにちは、かなさん。
先日アドバイスさせていただいた時に皮膚炎がひどいので、アレルギーを抑える薬も使った方が良いと言わせていただいたのですが、それらの薬の処方は受けられましたか?
どうも、薬をやめただけで経過を見られてしまったようで、そのため発疹性皮膚炎を伴う化膿巣が出来てしまったようですね。
我々がここで出来るのはアドバイスであって、診察ではありませんので、前回も薬の投薬を見直した場合が良いとは言えるのですが、そのかわりの薬を処方することが出来ません。そのため今後の獣医師の取るであろう処置の説明をさせていただいたのです。
こういう質問の場で、できる限り分かりやすく説明はさせていただいているのですが、どうしても実際に治療に当たれないので、最終的には担当した獣医師の判断にまかせることになります。
基本的には、アドバイスを参考に診察を受けていただくというスタイルが一番大切な事だと思っ...2007/04/17 17:53 -
こんにちは、えみり♪さん
今回のような、皮膚の下に空気が溜まっているような感じといわれて最初に思い浮かぶのは皮下気腫という病気です。これは気道や肺等の空気が怪我等に伴い皮膚と筋肉との間に漏れでてしまう病気なのですが、主に胸部や、頚部(のどの部分)が多く、頭部でそれらが認められるのはまれです。さわった時にプツプツという音がするのが特徴ですので、今回えみりさんが触ってみてのプクプクとつぶれるように空気が移動している感覚というのが、どうもそれに近いような気がします。
小屋で暴れた時や、お風呂に入れた時に強く持ちすぎたなどの原因で気道に小さな穴が開いて、空気が皮膚と筋肉の間に入ってしまった可能性がありますね。
皮下気腫は、小さなものであれば特に治療せずとも治る場合がほとんどですので、小さくて広がることが無ければ様子を見ていただいてもいいと思いますが、今回のように範囲が広い場合や、その範囲が広...2007/04/17 17:24 -
- 質問カテゴリ:
- 鼻の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、としなつさん。
ダックスフンドも、鼻腔内の蓄膿症は比較的多い犬種です。ただ、通常の鼻炎などでも細菌感染の種類によって黄色い鼻汁が出ます。また腫瘍などの異常があっても鼻汁がくしゃみとともに出ることもあります。いずれにせよ慢性化すると蓄膿症に移行する場合がありますので、早めに獣医師の診察を受けていただき、必要に応じて頭部のレントゲンを撮って、診断してもらってください。
どうぞお大事になさってください
2007/04/17 16:54 -
- 質問カテゴリ:
- その他
- 対象ペット:
- 猫 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
こんにちは、marirariraさん
インシュリンによる血糖値コントロールがうまくいっているようで、何よりですね。
今回安定している事からインシュリン量を減らすという事ですが、インシュリン量を減らすと、低血糖発作は起こりにくくなりますので、今回の投与量の見直しは時期的にもふさわしいものではないかと思われます。
正確には、やはり診察に当たられている獣医師のデータが必要になりますし、必要に応じて投与前の血糖値や、経時的な血糖値の変化を測定する事もよくあります。
82という数字も、上昇中の82なのか、安定している82なのかによって、全く評価は異なりますよね。
そのためわれわれが、投与7時間後の血糖値82を評価する事は無理なのです。ご理解くださいね。
さて、もう一方の低血糖の発作ですが、低血糖の発作は、インシュリン注射後にインシュリンによる過剰反応が起きて意識喪失や、てんかん様発作などを呈します。心...2007/04/15 18:35