今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧｜29ページ目

　耳垢の原因として少なくとも微生物の感染、耳ダニなどはチェックしておきましょう。
これらの原因があると、やはり耳垢はなくなりません。

　また、原因は何であれ耳の中をきれいにするためには、病院で一度完全に耳垢を洗い落としてもらう必要があります。
この過程がされないときは、完治せずに悪化と改善を繰り返すような印象をオーナー様は受けるでしょう。
耳の構造を考えると、耳の奥は綿棒が届きません。
また、一度耳の中がきれいになったら、しばらくは常に耳の状態を見てあげて下さい。

　綿棒を使うときは気をつけて下さい。
特に外耳炎などがあるときは、綿棒で傷口をこするようなものですから治るまでに時間がかかることがあります。


　

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　痒みがあって、脱毛があるならその原因を確認してあげましょう。
皮膚の寄生虫、微生物感染などは評価してあげて、問題があれば治療が必要です。
また、これらの問題がないときは更なる検査に進むか、あるいは症状によっては定期的な検診で経過を見てあげるかなどの対処を考えてあげましょうね。

　5種混合、狂犬病予防接種あるいはフィラリア予防をすることに問題はないように思えますが、この点は実際に診察をしている担当医に確認して下さいね。

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　一般的に疥癬は適切に治療すると、徐々に痒みがおさまります。３週間も経過すると、痒みだけではなく皮膚炎が改善すると思います。

　痒みが治まらない、皮膚炎が改善しないとなれば、疥癬以外にも併発症があるかもしれません。
併発症が発見されればこちらの治療も開始してあげましょう。

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　何かがついて固まった、ケガをした場所が化膿している、あるいは皮膚疾患があるのかもしれません。

　前2つは診察で容易に診断できると思います。固まった毛も病院で治療することができます。
エブちゃんの場合、病院へ行くことで解決するような気がします。
時間を見つけてすぐに病院へいきましょう。

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　文面から考えられる要因は、ノミによる痒み、シャンプーに対する接触性アレルギー、フロントラインに対する反応などでしょうか？
まずは、この3点についてそれぞれ評価してあげましょうね。

　痒みを抑える治療は飲み薬と注射があります。
何も問題がなければ、長期間継続する注射もありますが、これを使用するには症状を見た獣医師の判断が必要です。
塗り薬は使ってみるのも良いですが、塗る範囲が広すぎるときや塗ると舐めてしまうようなときは勧められません。

　写真で見ると肌が真っ赤のような気がしますが、どうでしょうか？濡れているのは舐めているためでしょうか？
もし、常に舐めているなら舐めないようにカラーをしましょう。舐めているようであれば悪化してしまいます。

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　食物アレルギーを疑う場合は必ず除外食試験を実施しましょう。
　この試験は病院で扱うアレルギー食を与えて症状の改善が見られるかどうかを判断します。
最低2ヶ月間、このフードと水以外のごはんやおやつは食べれませんが、一度これを実施すると皮膚病と食物の関連がはっきりします。
何を食べても心配いらないのか、あるいはどのような食餌を与えると痒みが出るのかなどがわかります。

　私はこの除外食試験をよく実施しますが、試験後のオーナー様の食物に対する漠然とした不安がすっきり解消されるのをたくさん見ています。
ぜひとも一度実施して下さい。
しかし、他にも注意点がありますので、必ず獣医師の指導のもとで実施しましょうね。

　別の方法として、血液検査によって食物アレルギーを予測することもあります。
しかし、この検査結果は1つの基準であって、実際に食べても症状に変化がないケースもあります。
　1つ2つの食物に...

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　まずはどのような病気が疑われるかを診断してもらいましょう。
フケなどが見られる場合は、感染症などの評価もしましょう。
フロントラインによる副作用を考えるなら別のノミ予防薬にするのも1つですが、まず獣医師に副作用なのかどうか判断してもらいましょうね。ノミ予防は大切です。

　確かにG.レトリーバーはアトピー性皮膚炎になるワンちゃんが多いです。
アトピーが疑われる場合、シャンプー、食べ物、耳洗浄は非常に重要です。
　シャンプーは皮膚の状態に合わせて選択して下さい。
感染症があるなら、感染症に応じたシャンプーを、
乾燥肌のみであれば、保湿シャンプーをという風に簡単に選べばよいでしょう。
その後、シャンプーが適切であったかどうか症状を見て判断し、必要があれば変更していきます。
　食べ物はオーナー様が1週間前にワンちゃんが何を食べたか思い出せるようにしておくことは最低限必要です。
食物による皮膚炎...

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　肛門部や尾の付根は痒みがでやすい部位でもあります。
この部位に皮膚炎がないか、あるいは感染がないかを確認してもらいましょう。特にアレルギーが疑われる場合は気を付けて下さい。
それと同時に肛門嚢についてももう1度確認してもらいましょう。

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　外耳炎を起こすと耳垢がたくさんたまります。
外耳炎の原因はたくさんありますが、原因がよくわからないときは、次のようなことが原因となっているかもしれません。
　●耳の毛が多い
　●耳の中の分泌物が多い
　●アレルギ性疾患
　●角質層の問題
これらの原因があると、外耳炎が治りにくかったり再発を繰り返すことが多いです。
このようなケースでは自宅で耳洗浄液を使用して管理してあげる必要があります。

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　成長期のワンちゃんにサプリメントとしてカルシウムを与えるのは非常に有害です。
関節に問題が起こるという報告がされています。
バランスがとれた食事を与えていれば、カルシウムは十分足りますので補充する必要はありません。

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