今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|30ページ目
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- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
アカラス、細菌やマラセチアなどの感染症のチェックはした方がよいと思われます。
また、糸状菌の検査も簡単にできますので同時に実施しておくとよいでしょうね。
しかし、検査で何もわからない場合、細菌感染の診断は効果のある抗生物質への反応を見ることが重要です。
口唇周辺の痒みでは皮膚粘膜に起こる細菌感染を考えて治療する必要があると思います。
この部位の細菌感染は非常に完治しにくいのも確かです。
これらの感染症がない場合はアレルギー性疾患なども検討していくと原因がわかるかもしれません。2006/07/25 20:37 -
アレルギー検査の結果でコットンが出た場合は必ず本当にアレルギー反応が起こるかどうかを確認するべきだと思います。
というのも、私の経験ではコットンに対するアレルギーは非常に稀だと思われるからです。
コットンはどこにでもあるものです。
ですから、血液検査だけで判断するよりも、実際に皮膚症状が悪化するかどうかを確認しなければいけません。
一度確認することで本当にタオルなどに気をつける必要があるのかがはっきりするはずです。
ほんとに一生タオルに気をつけなければいけないかどうかを調べてあげて下さい。
2006/07/25 20:33 -
足の裏を舐める原因はトゲやケガ、外部寄生虫、微生物感染、アレルギー、脂漏症などよくある原因はいくつかのカテゴリに分けられます。
まずはどのカテゴリに当てはまるかを確認しなければいけません。
特にトゲやケガ、微生物感染やアレルギー性疾患の評価は重要ですので診察で確認してもらいましょう。2006/07/24 17:54 -
足の裏を舐める原因はトゲやケガ、外部寄生虫、微生物感染、アレルギー、脂漏症などよくある原因はいくつかのカテゴリに分けられます。
まずはどのカテゴリに当てはまるかを確認しなければいけません。
特にトゲやケガ、微生物感染やアレルギー性疾患の評価は重要です。
これらの病的な問題がなければ心理的な原因があるのではと考えます。
ワンちゃんが指を舐めるのは原因があります。
おそらく先生が言いたかったのは、自分の欲求の提示、常同症や分離不安など行動学的な問題から足や肉球を執拗に咬むというこということだと思います。
この場合、行動学的な問題として捕らえて治療をすると改善することは珍しくありません。
しかし、私達もこの指を舐めることに対して治療を実施していますが、長期にわたることも少なくありません。2006/07/24 17:52 -
口唇周辺の痒みでは皮膚粘膜に起こる細菌感染を考えて治療する必要があると思います。
この場合の治療は抗生物質で行います。
この部位の細菌感染は非常に完治しにくいのも確かです。
このようなケースではより強い抗生物質を使用すると数週間で改善することも少なくありません。
写真を見るとまずはアカラス、細菌やマラセチアなどの感染症のチェックはした方がよいと思われます。
また、糸状菌の検査も簡単にできますので同時に実施しておくとよいでしょうね。
細菌感染の診断は効果のある抗生物質への反応を見ることが重要です。
これらの感染症がなくアレルギー検査でアトピー性皮膚炎と診断されているときは、痒みをいかに抑えるかに焦点を当てて治療することになるのではないでしょうか?
抗アレルギー剤にもたくさんの種類と組み合わせがあります。脂肪酸製剤の組み合わせも良いでしょう。
さらにシャンプー、外耳炎の管理、食...2006/07/24 17:41 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
ワンちゃんがたくさんいると糸状菌を完治させるのは大変かもしれません。
糸状菌はカビの一種ですから、環境中に広がらないようにしなければいけません。
環境中に残ると再感染が起こってしまいます。
部屋やタオル類はこまめな消毒と洗濯が必要になるでしょうね。
消毒薬はハイターなどを10~100倍希釈して使用するといいのですが、これでは刺激が強いこともありますので、一度獣医師と相談して下さい。
また、かわいそうですが、ワンちゃんがいる部屋は1つに決めておきましょう。
また、抗真菌性シャンプーも取り入れるとよいでしょう。
しかし、シャンプー後の乾燥にドライヤーを使うと毛に付着した糸状菌を散布させる結果となります。
しかし、最も必要なことは全身の毛をできる限り短くすることです。やはり、たくさんのワンちゃんがいると糸状菌をなかなか根絶できません。
また、感染源がない限り糸状菌症は起こりません...2006/07/21 12:56 -
写真は慢性の皮膚炎を示しています。
ここを舐めたり、掻いたりはしていませんか?
ここに起こっている微生物感染症について評価しましょう。
それによって必要な治療法が見つかると思います。
もしかすると、アカラスなどの外部寄生虫の評価も必要かもしれません。
その他にも耳や指先を含めて全身に皮膚炎や皮膚の色の変化などがないかを調べましょう。
その結果から必要な追加検査と治療法が選択できると思います。2006/07/21 12:34 -
猫のカイセンは一般的に検査で見つかります。
また、カイセン以外に全身性の病気がなければ、適切なカイセンの治療で皮膚症状は改善すると考えられます。
カイセンに対してしっかりと検査と治療を再度してもらって下さい。
糸状菌症を疑う場合に糸状菌の培養も有効な検査になりますが、写真のようなひどい症状を示していれば、顕微鏡検査でも十分に見つかると思います。
検査を重ねてもあるいは治療をしてもカイセンや糸状菌とは異なる結果が出ているなら、次なる検査を実施するべきかもしれません。
食欲、元気がなく、命にかかわるような状態であれば、なおさら早急に確定診断が求められます。
カイセン、糸状菌の再検査はもちろん、全身の皮膚症状のチェック、耳ダニ、血液検査を必ず実施して下さい。
また、私は写真で見るだけなので勝手な予測になりますが、診察の結果、自己免疫性疾患などが疑われるなら、皮膚のバイオプシー検...2006/07/21 12:15 -
夏のみのに見られる皮膚疾患というのは診断に役立つ情報です。少なくともノミとアトピー性皮膚炎は評価しましょう。
これらを手がかりにまずは診断を進めて下さい。
細菌性皮膚炎に最も効果のある治療は抗生物質の内服です。
抗生物質の効果がないなら、投与している抗生物質を再評価するか、その他の皮膚疾患を考える必要があります。2006/07/11 20:13 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリバー / 性別不明 / 年齢不明
まずは外部寄生虫について評価してもらいましょう。
疥癬、アカラスあるいは本州にお住まいであればノミについてしっかりと評価しなければいけません。
外部寄生虫に感染していないとなると、微生物の感染がないかを調べます。
細菌、マラセチア、皮膚糸状菌について症状や検査から診断をします。
ここまできっちりと評価しても原因が見つからない場合はアレルギー性疾患を疑います。
まずは食物アレルギーを評価し、次にアトピー性皮膚炎を評価します。
また。食物アレルギーの診断は注意が必要です。
第一に食物アレルギーのみによって見られる皮膚疾患はかなり少ないということ、第二に血液検査では正確な評価はできないことに注意して下さい。
食物アレルギーを正確に評価するには除去食試験を実施することです。方法は当院HPを参考にして下さい。
食物アレルギーであれば、アレルギーを起こさない食物を選ぶことで症状は改善す...2006/07/11 20:07