今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|32ページ目
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文面からは複雑な病態であると思います。
このようなケースでは手順を踏んでしっかりと診断を進めましょう。
ステロイドを長期間に渡って投与していると、副作用が出ることはよく知られています。しかし、それと同じくらい臨床の場で悩むのは、ステロイドを飲むことによって根底にどのような疾患があるのかが隠されてしまうことです。
まずは外部寄生虫のチェックをして下さい。
アカラスや疥癬など皮膚内に寄生するもの、ノミなど皮膚表面に寄生するもの全てを調べましょう。本州であれば、ノミの予防は非常に重要です。
また、お腹の寄生虫も検査をしておくとよいでしょうね。
次に微生物感染について評価しましょう。
細菌、マラセチア、皮膚糸状菌は必ず調べなければいけません。検査では見つからなくても、どのような発疹が見られるかという点から予測あるいは診断しなければいけません。
この2つのステップで問題が発見されるこ...2006/06/19 15:01 -
一見して問題なさそうな抜毛ですが、子犬では額(耳と目の間)に見られる薄毛は少し注意が必要です。
細菌感染、アカラス、糸状菌などはチェックしておくべきでしょうね。ボストンテリアということを考えるとアカラスは必ずチェックしておきましょう。2006/06/04 19:54 -
季節の変わり目に結膜炎やくしゃみあるいはまぶたが腫れるというのは明らかに何らかの原因があります。
点眼治療だけで済ませるのではなく、詳しく診察を受けて下さい。診断がついた後に必要であれば、点眼を継続しましょう。2006/05/30 20:01 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 猫 / ジャックラッセルテリア / 性別不明 / 年齢不明
耳に見られる皮膚疾患はたくさんあります。
耳の中がカサブタ様になっているのでしょうか?
あるいは耳介がカサブタ様になっているのでしょうか?
この2つで診断は全く違うものになるでしょう。
耳の疾患は、すぐに解決するものから、完治が困難なものまで様々です。
いずれにしても耳の疾患があるなら、早めに診察を受けましょうね。
2006/05/30 19:57 -
深刻な状態ですね。
アレルギーやアトピーも考えなくてはいけませんが、別の原因も十分に考えられるような気がします。
アトピー性皮膚炎を含めてアレルギー性皮膚炎はかゆみを伴うことがほとんどです。かゆみが弱い場合は他の皮膚疾患を検討する必要があります。
主体となる症状は脱毛とフケでしょうか?
それであれば、もう1度ツメダニについて評価して下さい。
他にも疥癬やアカラス、皮膚糸状菌、細菌感染、マラセチアなどは必ず調べなければいけません。
また、エチダンでシャンプーを週1,2回するとフケが減るのはフケを洗いながしていることによるのか、膿皮症が改善しているのかを評価しなければいけません。
ポメ特有とはポメラニアン特有ということでしょうか?
もし顔が脱毛するポメラニアンの脱毛症ということであれば、私の不勉強かもしれませんが、思い当たるものがありません。2006/05/30 19:52 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ラブラドールレトリーバー / 性別不明 / 年齢不明
まずはダニの種類を確認しましょう。
よく診断されるものにはアカラスと疥癬という種類のものがあります。
疥癬であれば、必ず治療しましょう。
しかし、アカラスに関しては治療は様々です。
注射や飲み薬による治療があります。
場合によっては治療が必要かどうかをしっかりと検討しなければいけません。
治療や予後についてしっかりと経過を観察できる担当医に相談しましょう。2006/05/30 19:35 -
私は季節性のある皮膚疾患からまず最初に考えるのはノミアレルギーとアトピー性皮膚炎です。
まずはこの2つについて検討するべきでしょう。
お腹や背中を痒がるのであれば、まずはノミ予防を実施してみるのも1つの方法です。方法は必ず獣医師に相談して下さいね。
また、健康なワンちゃんがステロイドを短期間に限って飲むのであれば問題は少ないと思います。しかし、診断がつかないうちに、たびたびステロイドを飲むのはあまりよくありません。2006/05/23 22:02 -
コッカースパニエルは皮膚疾患がよく発生します。
かゆみがあって耳炎があるというなら、この2つは共通する疾患から症状を表していることも十分に考えられます。
悪化してからだと、治療日数も随分と長くなります。
一度しっかりと診断してもらうことが大切です。
2006/05/23 21:54 -
毛が抜ける原因はたくさんあります。
原因によって治療が必要なもの、不要なものがあります。
皮膚疾患は悪化してから治療すると、治療期間は随分と長くなることが多いです。
また、人や他の動物にうつってしまう病気もあります。
忙しいとは思いますが、一緒にいる猫ちゃんのために一度診察を受けるようにしましょうね。2006/05/22 12:18 -
アカラスは完治しましたか?
アカラスが完治していないのであれば、まずはこれを治療しましょう。
特にアトピーのかゆみを抑えるためにステロイドを使用するときは注意が必要です。
原則的にアカラスがいるときはステロイドは使用できません。
細菌感染などもチェックして下さい。
細菌感染はかゆみを悪化させる大きな要因になります。
また、確かに季節によって症状の緩和や悪化が見られるのはアトピーの特徴かもしれませんね。
アトピーの治療の第1歩はアカラスなどの外部寄生虫症や細菌およびマラセチア感染症を完治させることです。丘疹や毛包炎などが見られるときはこのような状況を検討しなければいけません。
それが達成された後でも食事、シャンプー、抗ヒスタミン剤などで十分に改善されないようであれば、アトピーに対する専門治療が必要かもしれません。
2006/05/09 21:16