今道 昭一 先生の過去の回答履歴一覧|31ページ目
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まず、体のどの部位にアカラスがいるのか確認することが大切です。
1歳を超えても毛包虫による皮膚炎が見られる場合は毛包虫の殺虫を考える必要もあります。
しかし、まずは身体検査や血液、尿検査など必要な検査をして全身に問題がないかどうかを確認しましょう。
また、栄養状態もアカラス症を発症するかどうかに大きく関連しますので体重や体格を評価してもらいましょう。
身体検査やその他の検査で異常がなければ、毛包虫の殺虫を開始してみましょう。
現在は飲み薬や注射の治療がよくされていて、ともに効果はあると思います。
同時に皮膚の細菌感染もよく起こりますので、抗生物質も必要になることも多いです。
また、完治に見えても再発することもありますので、完治後もしっかりと定期検査を受けて下さい。2006/07/11 20:00 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / スタンダードダックスフンド(ロング) / 性別不明 / 年齢不明
まずは外部寄生虫について評価してもらいましょう。
疥癬やアカラスが感染していないかどうかを調べて、感染していれば治療をしましょう。
そして、何よりももし本州にお住まいであればノミについてしっかりと評価しなければいけません。
外部寄生虫に感染していないと考えられるときは、微生物の感染がないかを調べて下さい。
細菌、マラセチア、皮膚糸状菌はどのような湿疹があるか、あるいは簡単な検査で調べることができます。
そして、疑わしいときはまずは治療を試みるべきでしょう。
ここまできっちりと評価しても原因が見つからない場合はアレルギー性疾患を疑います。
まずは食物アレルギーを評価し、次にアトピー性皮膚炎を評価します。あるいはこの2つを評価する順番が逆になってもかまいません。
食物アレルギーであれば、アレルギーを起こさない食物を選ぶことで症状は改善するはずです。
アトピー性皮膚炎の治療はた...2006/07/11 19:48 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
ニキビダニや疥癬は検査で見つかりましたか?
検査で見つかっていれば、しっかりと治療をしてあげましょうね。
また、フケあるいはカサブタを伴う脱毛班から考えられる皮膚疾患はたくさんあります。
治療がうまくいかなかったときには次のことを参考にして下さい。
まずはニキビダニ、糸状菌、細菌感染による皮膚疾患について検討しましょう。
この中で最も多い疾患が細菌感染です。
これら3つの皮膚疾患が否定されたときは専門的な検査が必要になるかもしれません。
2006/06/30 20:30 -
尻尾に何か問題があるのでしょうね。
最初は見た目は正常に見えます。
そして、舐めすぎると悪化することがあります。
毛がほとんどなくなるというのはやはり問題になるほどの原因があるということでしょうね。
皮膚疾患や外傷あるいは痛みなども考えなければいけません。
一度診察を受けて下さい。
2006/06/26 01:58 -
食物アレルギーの診断を確実にしましょう。
この診断は数ヶ月間だけ、食事制限を実施するだけで確実に診断できるし、ほんとに食物アレルギーであれば試験中に症状は改善します。
文面からはひどい症状を示していると思われます。
何らかの治療は絶対に必要でしょう。お薬に対してアレルギー反応を示すなら、せめて無害と思われる食事による治療を確実にしてあげましょう。
そして、治療効果を出すためには診断が必要です。皮膚疾患はアレルギーだけではありません。
発疹の種類にもよりますが、アレルギー性疾患単独で発疹というのは珍しいと思います。ボロボロになるほど皮膚炎が激しいといのも二次感染を起こしていると思います。
2006/06/22 15:50 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常 / 皮膚の異常
- 対象ペット:
- 犬 / シェットランドシープドッグ / 性別不明 / 年齢不明
指間の皮膚炎は治療が難しいです。
確実に原因を見つけないと完治は困難です。
また、原因を見つけにくいというのも現状です。
塗り薬を舐めてしまうなら何らかの工夫が必要です。
塗り薬をつけてからしばらくは舐めないように何かをするか、どうしても舐めるなら、塗り薬を中止することも考えなければいけません。
診断の際は日中元気がない、お腹のただれなどと指間の皮膚炎が関連しないか評価しましょう。
足の痛みなども指間の皮膚炎や元気がないという原因になりえます。
一見すると皮膚疾患のように思えても、全く異なる原因があるかもしれません。
特に10歳ですから、血液検査やレントゲンなど必要な検査で全身状態をチェックしてもらいましょう。
2006/06/22 15:37 -
頬から首・肩にかけての脱毛と皮膚炎がどうして起こっているのか判明しましたか?
まずはここからでしょうね。
皮膚をこすらないように包帯で巻くというのは、不潔な傷を作ることになり、こまめに取り替えないと悪化させてしまいます。
まずは診断してもらい、治るものか治らないものかを確認して下さい。
治るものなら、それまで皮膚炎をどのようにカバーするかを、治らないものなら、自宅ケアの方法を実際に皮膚炎の状態を見れる担当の先生に相談しましょう。2006/06/22 15:29 -
耳を掻くときは、外耳炎について評価して下さい。
耳垢がたくさんあれば、診断はしやすいですが、耳の発赤や湿疹だけの外耳炎もありますので注意して下さい。
そして、外耳炎があれば、必ず治療をしてあげましょう。
カラーをつけてストレスが強くなると判断されたときは、カラーをつけるかどうかは担当の獣医師に相談しましょう。
かゆみは精神的な要因も大きく関与します。
しかし、引っかくと必ず皮膚炎が悪化します。
また、二次感染を防ぐ目的で抗生物質を使用するというのは慎重に考えましょう。
もちろん、実際に二次感染があるときと完治後数週間は抗生物質を使用しなければいけません。
顔や耳にかゆみがあるときは、
皮膚内にいるダニなどの外部寄生虫、皮膚外にいる外部寄生虫、微生物感染を評価して問題がないときはアレルギー性疾患について評価するという手順で診断を進めていくとよいかもしれません。2006/06/22 15:23 -
- 質問カテゴリ:
- 皮膚の異常 / その他
- 対象ペット:
- 犬 / ミニチュアダックスフンド / 性別不明 / 年齢不明
私は食物アレルギーとは、特定の食べ物を食べると、かゆみや湿疹が出たり、あるいは下痢や嘔吐を示すものと考えています。
食物アレルギーは血液検査では証明できません。
食物アレルギーの診断は除外食試験によって診断されます。
興味がありましたら、検査方法は当院HPで確認して下さい。
実際に当院でアレルギーのための血液検査をすると、食べ物についても調べてくれますが、実際にはアレルゲンと結果が出たものを食べても何も問題にならないこともあります。
しかし、フードを選ぶ際には一応検査結果を参考にしています。
アレルギーの理論から考えても食物アレルギーは血液検査あるいは皮内反応で診断するには無理があると考えています。
また、今後アレルゲンとなる食べ物が増えるということがあるかもしれません。
セレクトスキンケア、セレクトプロテインには今後アレルゲンとなりえる蛋白質が入っています。
アレルゲンに...2006/06/22 15:03 -
- 質問カテゴリ:
- 手・足の異常
- 対象ペット:
- 犬 / ウェルシュコーギーペンブローク / 性別不明 / 年齢不明
腫瘍があるところを舐めているなら、腫瘍による痛みやかゆみなどが原因かもしれません。
腫瘍があるところではないなら、腫瘍以外の原因がないかをまず調べる必要があります。
以前は舐めていなかったでしょうか?
最近舐め始めたなら、できるだけ早急に原因を見つけましょう。足を舐めるという問題は時間がたつと原因が非常にわかりづらくなります。2006/06/20 12:09